修善寺に行ってきました

 修善寺までは、わが家から134号線〜西湘バイパスを疾走して、箱根を越えれば、もうすぐそこ。2時間30分くらいです。初めて訪れましたが、思ったよりこぢんまりした温泉街でした。


修禅寺
地名にもなっている修禅寺は、平安初期の大同2年(807年)弘法大師が開山した名刹で、伊豆八十八ヵ 所霊場巡りの祈願の礼所です。源頼家が幽閉され悲しい最期をとげた場所でもある。

指月殿
 修善寺に対面した鹿山の麓にある。尼将軍と呼ばれた北条政子が息子頼家の冥福を祈り菩提所として建立したものです。18歳で鎌倉幕府の二代将軍となった頼家は、やがて政争に巻き込まれ、修禅寺に幽閉された後、北条時政の手によりわずか23歳で殺害されてしまいました。 お墓は、指月殿のすぐ横にあり、石段を上ると正面に大きな石碑があります。

修善寺梅林
修禅寺の脇から伸びる急な坂道を延々と登ること20分。たどり着いたのは修禅寺の梅林公園。数千本の紅白梅が迎えてくれました。見頃は2月中旬らしく、ほころびはじめの白梅をマクロで撮影しました。高台からは、富士山が見えます。

桂川のほとり
修善寺温泉郷は、桂川のとっこの湯がその始まり。桂川のほとりには、老舗の温泉旅館が建ち並び、古くから知られる温泉であることが実感できます。

渡月荘金龍〜中庭
   
私どもがお世話になった渡月荘金龍さんの中庭。金色夜叉で有名な尾崎紅葉が定宿としていたことを知ったのは、宿の仲居さんからうかがったときが初めて。温泉街のほぼ中心にあり、落ち着いた風情のあるお宿です。

●修善寺リンク
修善寺温泉旅館協同組合
渡月荘金龍