この体高!この鰭!この面構え!この美しさ! 2007年8月11日(土)・8月12日(日) Reported by Michiaki Suzuki | |
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ね、眠い・・・。このまま寝てようか・・・。
2007年8月11日(土)
目覚し時計の音で朝4時に目覚めるも、前日の飲み会(社内の報告会+その後飲み会という月イチの恒例行事)&今週の超激務の余韻で 決意がふらつくこと30分。
力づくで支度をして車に乗り込んだ。
目的地のOVまでは1時間ちょっとだが、睡魔に襲われること数知れず。なんとかたどり着く。
薄明かりの中、鏡のような水面にライズが・・・まったくない。湖面を波立てるのは、カモだかアヒルだかそんなやつらだけ。
おっ!ライズ!? 鵜だ・・・。
雰囲気ないなー、と思いつつもウエーディングで沖の消波堤に向かう。
状況がいいときは岸と消波堤の間でも釣れるらしいが、今日は目もくれず沖へ。
普通、トラウトというと虫系のフライを使いたいが、ここのは明らかにフィッシュイーターのようなので、前回もアタックのあった小型の チューブミノーをキャスト。
消波堤の沖側はわりと急に落ち込んだバンクになっているので、少しずつ移動しながら、消波堤に沿うようにキャストしていく。
うーん、それにしても静かだ。てか、他に釣り人がいない。日本では考えられないことだ。
日本の感覚だと「釣れないから誰もいないんじゃないの?」って思うかも。
などと考えながら、チョチョチョチョチョ・・・と引っ張るミノーにいきなり「ガバッ!」
デターーー(゚∀゚)ーーーー!!!!フックアップ!!!
が、ハンドリトリーブで寄ってくるぞ!? 小さいのか?と思うのもつかの間、火を噴くランが始まった!
「ちょっ・・・まっ・・・おい!」と手元のライン処理にもたつきつつも、なんとかリールファイトに持ち込む。
ギィィィィィィィィィィィィィーーーーーーーーーーーー!!!!す、素晴らしいファイト!
こういう時、渓流しか経験していないフライマンは結構パニクって強引なやりとりでラインレイクに至ることも多いらしいけど、 冷静に引きを堪能できるのは、今までの経験の賜物だな。
ラインクラスを意識した釣りがこんなところで役立つとは。
数回目のランでバッキングまで出されつつも、慎重にファイト。
幸い根ズレするようなものはないため、ゆっくりと時間をかけてファイトを堪能する。
なんとか足元まで寄ってきたところで魚体が見えた。お!まあまあいいサイズじゃん!
ここでランディングネットがないことを悔やみつつ、浅場ずりあげ&両足堤防作戦でランディング。
やったーーーーー!!オレンジ星の初レインボー!記念すべき第1号は全長53センチ!
記念撮影の後、元気に湖にお戻りになりました。
で、この後、3回出るも乗らず・・・。フライが悪いのか、リーダーが太いのか、邪念がフライに伝わっているのか。
何かが悪いはずだけど、今後トライ&エラーしていく楽しみが残ったといい解釈をしておこう。
いやー、改めて考えてみてもやっぱり Oostvoorne Meer はすごかった!
何がすごいって、このサイズのレインボーがトップに出ちゃうんだよ!
この体高!この鰭!この面構え!この美しさ!
ほとんどネイティブと言えるこのサイズのレインボーなんて、日本ではそうそうお目にかかれません!
前回の釣行では目の前で「ざっばーーーーん!」て出たけど乗らず。心臓だけがバクバク。
今回はそのリベンジができて、なんとか心の平穏を取り戻すことができました。
次の目標は60センチだな。
ちなみに暑い寒いが気にならなければ、この釣りは1年中できるので、チャレンジしたい方はぜひどうぞ!
で、その翌日。
前日の釣果に味をしめ、頭に乗って2匹目のドジョウを狙ったら…。
いました!ドジョウならぬビッグレインボウが。
しかも昨日以上に寝坊なのに(爆)
開拓のつもりで昨日とは違う消波堤に乗ったら、これがよかったのか、それともどこでも釣れるのか…。
記録更新の57センチでした。
片道110キロも近いもんだ。
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