仕事仕事の毎日で、溜まってしまう精神的疲労…。
そんな疲労に効く特効薬は？「そうだ、京都へ…じゃなくて、久米島に行こう！」
ってな訳で、私の第２の故郷？になりつつある久米島へ、心のリフレッシュも兼ねた釣行に出発！

■■■ 初日 ■■■
朝、セントレア空港を出発し、お昼前に中継地である那覇空港が眼下に見えてきた。ここまでは順調そのもの。
が、しか〜し、滑走路に後輪が着いてやれやれ到着って思った瞬間、飛行機が急加速し、再浮上してしまった。
タッチアンドゴーである。何だぁ〜？空軍機かぁぁ？？
そんなに俺を島に行かせたくないのかよ〜と心に言い聞かせてみる。（内心は何があったんだろうと不安がいっぱい）
周りの乗客もざわざわしている中、機長よりアナウンス…。
「当機は着陸姿勢が不安定であった為、着陸をやり直します」「10分ほど到着時間が遅れる見込みです…」とのこと。
オイオイッ、勘弁してよ〜。
毎回のことだけど、すんなり島までは到着しなくなってしまったね…。
プチ？ハプニングの後は、那覇発のプロペラ機にて定刻どおり久米島に到着。

島到着後、毎回お世話になってる宿泊先でもあるバードアイランドさんにご挨拶＆遅ーい昼食を済ませ、いざ出陣！
まずは、レンタカーで釣り道具店に情報収集。
「真謝港にイワシが入ってきてるよー、ガーラも入ってると思うよー」と店長談。
早速、その足で島の東側にある真謝漁港へ向かってみる。
漁港内にはイワシ？（見た感じサッパのようだったけど、後に「ミズン」というニシン科の魚と判明）をサビキで釣っている地元民がちらほら…。
ん〜、確かにベイトは群れているけど、肝心のフィッシュイーター君達が確認できず、島内をうろうろすることに。
「あの場所は？」「あそこかな？」な〜んてしている内に夕刻となり、日没が迫ってきたため、クロダイ狙いで浦地川河口
（松乃屋さんの隣に流れている川）に入る。
しかし、釣れたのは手のひら大のロウニンアジのメッキ１匹のみで終了。
釣り終了後、兼城港に立ち寄り、これまた毎回お世話になっている宇江原船長にご挨拶＆明日以降の乗船打ち合わせを済ませて宿に着く。


■■■ ２日目 ■■■
この日は、終日ショアフィッシングの予定を組んでいたが、翌日以降の天候を考え急遽、由奈丸さんに乗船。
早朝出船後、２番、４番パヤオでトップウォータープラグのみで頑張り続けるも、結果は小メバチ１本のみ…。
船長はと言うと、厳しい状況の中、ムロ餌のパラシュート仕掛けで40キロのキハダ１本、その後、２回のラインブレイク…。
水深 200ｍ 近辺には大きい奴がいたみたい。
夕刻になり、場所を空港前の 90ｍ 前後の根に変えて、ジギングを試みることに。
１流し目、ハイスピードジャークにて底から 15ｍ の所で「ドスン」と強烈な手ごたえ！
硬〜いと思っていたロッドが、リールシートの上からひん曲がり、ちょっと驚き。
ファーストランはさほどたいしたものではなく、「これは獲れる」とニンマリ。
しかしそれもつかの間、イソマグロであろう強烈なセカンドランであえなく、さ　よ　う　な　ら…。
ラインがジージーと言うより、ギャーーと出ると言ったほうが正しいかな？あーぁ、悔しいーぃ。
その後は、バラシたのがいけなかったのか…まったく音沙汰なしで終了〜。

■■■ ３日目 ■■■（釣りは最終日）
昨日のバラシショック？が後を引き、目覚めは遅くなってしまった。そそくさと支度を済ませショアから小物退治に出陣！
お昼過ぎ干潮になった銭田川河口（久米アイランド近くの川）のリーフ周りに立ちこみキャスティング開始！
ポッパーでリーフエッジをポッピングしていると、ポッパーの背後から黒い物体がバシャーンと派手にバイト！
「よっしゃー」と小声で叫びつつフッキングさせると、魚は根に向かって一直線に走り出す。
リールドラグはジージー♪と心地よい音を刻んでいる。
昨日とは魚の大きさが極端に違うものの、このやりとりは魚の大小に関わらず興奮して楽しい！（本当は根ズレが心配だったけど）
根ズレに注意し、慎重かつ安全にランディング可能な場所へと魚を誘導させ、キャッチしたのは、生涯初となる 30cm ほどのオニヒラアジ。
（７月の“はての浜リベンジ”なったかな？）


気分を良くしてキャストを続けていると、その後はこれまた初対面のイケカツオ、オニヒラアジのメッキを追加して場所を移動。
（写真右は「イラブ〜」だよ）


夕刻になり真謝漁港に行く。
チビミノーでまたまた初物となるブルーな尾鰭がチャーミングなカスミアジのメッキ、アオヤガラを追加して癒しの釣りは終了へ。


今回の釣行では様々な？魚達に出会うことができ とても楽しめ、癒され、充電完了。
久米島で釣り…と尋ねれば、パヤオでのマグロ釣りが有名だけど、それだけではない。
それ以外に、イソマグロやカンパチ、ＧＴ等の大物も狙えるし、今回のようにショアからでも楽しめる、とても魅力的なアイランドかな。
（未開拓な場所が多数あるしね）
最近では釣船にイカ釣り用の照明装置を装備し、根回りでのナイトジギングや、ナイトツナフィッシングが可能となったそうな。
釣りの選択肢が増えてきたのもチョー嬉しい！まさにフィッシングパラダイスだね。
自分のスタイルに合わせて思いっきり楽しまなくちゃ！
また、釣りだけではなく、温かーく迎えてくれる島の方々との交流や出会いにもとても癒されちゃいま〜す！
ホント、心をリフレッシュするには最高の島だ〜ね。

最後に、今回お世話になった皆さんに心から感謝します。ありがとうございました。
また来年！！

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