Holland での人気ターゲット「パイク」 こいつを FLY で釣ってやるー! 2007年11月某日 Reported by Michiaki Suzuki | |
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事前情報では、こっちの釣りはコイツがメインターゲットになるはずであった。
そう、パイク。
冷水性の淡水魚で、性質は至って獰猛。運河や湖はもちろん、水さえあればこの辺ではどこにでもいる、という触れ込みであったのだが・・・。
過去2回、フライで挑戦するもあえなく玉砕。ポイントか?時期か?時間帯か?はたまた腕か?
とにかく右も左もわからないところに、分の悪いフライではドツボにはまる可能性もあるため、まずはルアーで魚がいるかどうかの確認をする という方向に作戦変更。
で、ウエブで調べたポルダー(社会の時間に勉強しましたね!爆)のド真ん中、田中川に毛が生えた程度の幅の川を、ヘチと真ん中の深みを メインに探るも反応なし。
ラン&ガンで攻めつつ、ちょっと木が茂って影っぽいところをルアーが通過したところで、念願のヒット!
タックルがヘビーということもあり、あっさりと寄ってくる。
クネクネと身をよじらせ、ランディングの体制になったところで残念ながらバラシ。
60センチくらいかな。まあ、なんとなくこんな川にもいるんだってことがわかって、ちょっと安心してその日は終了。
しばらくしていつものフライ屋で、パイクポイントを教えてもらう。
で、ポイントと同時に教えてもらったキーワードは Frost。つまり、冷え込んだ日がいいらしい。
うぅ・・・苦手じゃん・・・。でもそんなことは言っていられない!幸い昼間の釣りだしな。
で、翌週の日曜日。見事に霜が降りてました (ToT)
朝飯をたいらげて、いざ出陣。早起きしなくていいから楽だわ。
教えてもらったポイントに行くと、何やら数名の釣り人が。おお!フライマンだ!OV以外で初めてフライマンを目撃してちょっと感激!
で、何釣ってるのかな?うーん、あんまり引っ張ってないねぇ。フナっぽい魚でも狙っているのかな?
ん?いや違う!あのラインの先に付いているでっかいフライはまさにパイクフライだ!
どうやらポイントは間違っていないらしい。(って教えてもらったんだから当たり前か)
それにしてももうちょっと引っ張って動かさないと、ただのゴミだろー!?虫食ってる魚ならまだしも、超フィッシュイーターだぜ!?
おれはガンガン引っ張るからな!と心に誓いつつ、人見知りなおいらは、ちょっと離れたところで開始。
このパイク君、基本的には待ち伏せ型で、自分のテリトリーに入ってきた魚をパクリとやるらしい。
なので、回遊待ちではなく、こっちから積極的に移動することが必要。
のはずなのだが、先のフライマンたちはあまり動きがありませんな。
しばらくキャスト&リトリーブしていたら、おぉぉー!フライの後にパイクがついてきてるー!ってかもう足元じゃん!
おい、食え!てか、ほぼ8の字メソッド&サビキ!(爆)
く、食わんー!
意を決して一旦ピックアップ。軽くキャストして近づけてきたら、身をひるがえしてバイト!食ったー!
例によってクネクネファイトだが、そこはフライタックル。
レインボーのようなスピードはないけど、重い引きをしっかりと堪能。
初の Pike on Fly は60センチ。うーん、異国の地を実感した瞬間でした。
引き続きフライを投げると、今度はブラインドでヒット!意表を突かれてアワセが甘く、速攻でバラシ・・・。
でも今日はアタリが多いぞ。やっぱり冷え込んだからか?
しばらくして、またブラインドでヒット!
今度はしっかりとアワセも決まり、さっきの魚より引きも弱かったため、難なくランディング。50センチ。
このサイズはまだ幼魚なのだろうか?さっきの魚にあった体表面のまだら模様があまりなく、顔もなんだかガキっぽい。
うーん、もっともっと大きいのを釣らねば!
と思いつつも、アタリが遠のきこの日の釣りは終了ー。
確かにこんな雰囲気のポイントはそこら中にあるから、開拓のし甲斐がありますな。
冬の間の楽しみが増えました!
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