そのいきさつ:この大会は正棋会の武本義雄さんの発案であるが、実現に
       こぎつけるまでにはさまざまな苦労があった。

結果と棋譜:平成18年 ▲秋山太郎(東京)×−○今泉健司(兵庫)
       (アマ竜王の今泉さんが二冠達成の快挙。214手の大激戦)

       平成17年 ▲吉田正和(富山)○−×細川大市郎(東京)
       (平成13年度の組み合わせ再現。吉田さんが右玉を押さえ込んで完勝。)

       平成16年 ▲渡辺憲司(神奈川)×−○ △鈴木貴幸(東京)
       (急戦矢倉の大接戦。3年連続で学生名人の優勝。)

       平成15年 ▲清水上徹(東京)○−× △加藤幸男(滋賀)
       (昨年と今年の学生名人決戦。清水上さんが急戦で圧倒。)

       平成14年 ▲加藤幸男(滋賀)○−× △瀬川晶司(神奈川)
       (流行の8五飛車戦法。立命館3年の加藤さんが競り勝つ。)

       平成13年 ▲細川大市郎(東京)○−× △吉田正和(埼玉)
       (右玉の力戦型で自分の庭に引きずり込んだ細川さんが二度目の優勝)

       平成12年 ▲遠藤正樹(埼玉)○−× △渡辺健弥(神奈川)
       (穴熊に急戦で臨んだ渡辺さんだが遠藤さんの強烈な捌きをくらう)

       平成11年 ▲藤本壮太郎(福岡)○−× △新井田基信(北海道)
       (新井田さん序盤で失着したが猛烈な追い込み。最後は指運。)

       平成10年 石井豊(千葉)○−× △細川大市郎(東京)
       (細川さん強気の攻め。最後は石井さんが大トン死。)

       平成9年 ▲鈴木純一(神奈川)○−× △藤井真司(島根)
       (鈴木さん意表の攻め合いを制す。二度目の優勝。)

       平成8年 ▲松本 誠(神奈川)○−× △遠藤正樹(埼玉)
       (大逆転!遠藤さん2度目の優勝ならず)

       平成7年 ▲中村千尋(東京) ×−○ △古賀一郎(埼玉)
       (古賀さん振り飛車で逆転勝ち。二度目の優勝。)

       平成6年 ▲神辺忠宏(岐阜) ×−○ △遠藤正樹(埼玉)
       (遠藤さん、穴熊のさばきがさえて快勝)

       平成5年 ▲鈴木純一(神奈川)○−× △松田一彦(東京)
       (鈴木さん、さすがの圧勝。このあとすぐアマ名人に)

        平成4年 ▲楠本誠二(大阪) ×−○ △加部康晴(宮城)
       (大逆転!楠本氏、思わず天をあおぐ)

       平成3年 ▲西山 実(神奈川)×−○ △辻 清治(兵庫)
       (辻さん独特の柔らかい差し回しで快勝)

        平成2年 ▲前川尚三(石川) 千日手 △古賀一郎(佐賀)
       (激闘の終盤!149手で千日手。両者優勝とする)

       平成元年 ▲中村千尋(東京) ×−○ △中村知義(京都)
       (中村知義さん、究極の四間飛車で完勝)