Page-Lydia Feile  

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・・・リディア・フェイル・・・
名前・性別 リディア フェイル(Lydia Feile) 女性 
年齢 西暦647698年生まれ 見かけは21歳
出身 地球(太陽系第三惑星)
職業 この星の管理チームの一人
資産 −−−−
性格 けっこう仕事熱心
種族 イグゾールド
リアルサイズ 187cm(全長) 55k(羽を広げると20m程度になる 
趣味  生命工学 盆栽 庭造り
特技 医学(精神のカウンセリングも・・・
飛び上がるとき左手または右足で最後のステップを行う
長所/短所
タブー あ さて・・・
イメージ 髪の毛の色はローズピンク 
背中にエネルギーの塊まりである3つ折りの大きな翼があり外見はさて・・・ 
全体的に小柄で細目である 翼は付け根側の間接部分付近のみ鴇色 
備考
 

 

ある原因により背中に大きな翼がついている 骨は中空構造でしぶとい 
オーボエが上手 
イグゾールドに対する有害な汚染部質を取り除く効果的な微生物を作り出し 現在生 
存しているイグゾールドに投与した本人である 
自分で天使を自称することがある 能力的にも何ら問題はないが ねぇ 

 作者より
彼女のその暖かな翼とやさしき腕に包まれるような そんな母性 彼女はそういう役回りとして位置づけている でもただ母性ではおもしろくもないので相手思いで温厚な性格だがしゃべり方がちょっと厳しいので一見では内面の温厚さが分からないそんな感じに仕上げてみたつもりだ しかし読み返すとさらにいろいろ出て来るそのたびに未熟だなと思うのでありました


 緋月74年 西暦ならば647782年 7月

 夕刻 銀河系オリオン腕宙区太陽系地球圏アジア州日本地区東京県新巣郡新巣町夜名張563
「リディア 夕飯できたよ」
「分かった 今行く」
 ノックの後 扉の向こうからの声を聞き 読んでいた本にしおりを挟み机の上に置いて 翼を消して部屋を出た
「いただきまぁーす」
 ダイニングの方からバルキリーの声がする
「おい バル リディアがまだなんだぞ」
「え あ で でも」
「私なら構わないが」
 エプロンをかけたままのユウロスにダイニングに入ってきたリディアが言った
「いや しかしだな」
「しつけか?」
 言いながら座るリディア
「・・・ そ そんな この年でしつけなんて あんまりです」
 若干涙声でユウロスに訴えかけるように言うバルキリー
「まあいいか」
「頂きます」
 食べはじめた二人を見てユウロスはエプロンを外し
「でわ」
 黙々と食べるバルキリー 複雑な表情のユウロスに
「どうした? ユウロス」
「・・・ いや ちょっとな」
 ユウロスの視線の先 バルキリーの食事風景をしばらく眺め 再び食事を続けるリディアであった

 翌日
「今日も暑いなぁ」
 ベランダで洗濯物を干しているユウロスを見つけて戸を開け
「ユウロス 暑っ」
「どうしたリディア」
「いい天気だね」
 見上げるとどこまでも深い青空が広がっている
「絶好の洗濯日和だよ」
「ユウロス 板についてるね」
「まあ いいじゃないか」
「泳ぎに行かない?」
 一瞬瞳を大きく見開きユウロスの動作が止まった
「泳いだって おかしくないだろ」
 視線をそらしそっけなく言った言葉にユウロスが返す
「今9時半だったな じゃあ お弁当作るから 用意してて」
「ありがと」
「・・・さてと」今日の夕飯の材料を採りに行きますか

 昼前 新巣町中林海岸
「熱っ 熱っ」
 言いながら焼けた砂の上をユウロスに言われ水着の上からシャツを着た格好でビーチサンダルでユウロスとバルキリーが荷物を置いた大きく張り出した松ノ木の木陰に荷物を持って急ぐ
「あー 熱かった  へぇー」
 一面を見渡す 自然その物の海岸 入り江の入り口程度の沖合いにすずめばえと呼ばれる岩が3つ程沖へ向かって並んでいる岩礁がある もっと沖には林をのせた小さな島々が浮かんでいる
 一息ついたところでユウロスが
「さて 行きますか」
 ユウロスの方を見ると 彼は靴をはいて袋状の網を紐で括り付けた浮き輪と大型のマイナスドライバーを持って海へ歩いて入って行った
「え? あ うん」な なんだ?
「どうしたのリディアさん」
「あ バルキリー ユウロスのあの格好何?」
「マスターは今日の夕飯の材料を取りに行くんです うに・あわび・さざえ 今日の夕飯は海産物のフルコースですよ」
「へえ」ユウロスって意外と・・・
「地元の漁師さんたちにも料理法を習ったそうです ・・・ さて リディアさん あたしはこれから魚を捕ってきます 危ないからあまり沖に出てはいけませんよ」
 バルキリーは返事を待たずに水中銃片手に海へ
「分かった」 ・・・ しかし・・・
 辺りを見渡す 数組の家族連れが海に来ている ふと横にあるクーラーボックスの上に新しいシュノーケルのついた水中眼鏡がおいてあるのに気づいた
「私の分かな?」多分そうだろう では使わせて頂くか
 一度シャツを脱ごうとしたがユウロスの『日差しが強いから急に肌を焼くと後でお風呂にも入れなくなるぞ』の言葉を思い出し脱ぐのをやめ そのままシュノーケルのついた水中眼鏡を片手に波打ち際まで来た
「ちょっと冷たいかな」
 ザブザブと腰の上ぐらいまでの深さになるまで歩き
「少しでよかったと思ったけどな」
 水中眼鏡に少量の海水を入れそのままつけた
「・・・・」サイズ ぴったりだな
 シュノーケルをくわえユウロスの浮き輪のある方へと泳ぎ出す

 ユウロスの浮き輪の側まで来たがそこから見える範囲の海の中にもユウロスの姿が無い
「・・・」おかしいな ユウロスの浮き輪はここにあるのに 袋の中には少し入っているし
 しばらく待っていたがあきらめ 海の中を覗き込みながら3つ程並んだ岩の方へ泳ぎ出す
「・・・」しかし 透明度の高い
 ゆっくりと泳ぐ 底の方で何か動いているように見えたが 気にすることなくゆっくりと泳ぐ 時々岩までの距離を確認するために顔を上げる
「・・・」あれ? 思ったより早く着くな
 水中眼鏡を外し 岩によじ登り 辺りを見渡す
「いい景色」
 日差しは暑いが風があるため比較的涼しい 沖合いには漁船が波しぶきをあげ走っているのが見える 風と日差しを感じながらそこから見える景色を堪能していた
「・・・」さて取りあえず 戻ろうか
 水中眼鏡を掛け片手で押さえたまま途中まで岩を下り 一呼吸して足を前後に開くようにして飛び込んだ
「・・・」冷たー
 日に照らされ火照った肌には海水は心地よく冷たい リディアは先ほどと同じようなペースでユウロスの浮き輪へと泳ぎ始める
 しばらく泳いで位置を確かめるべく顔を上げる
「・・・」あまり進んでないな 流されてる?
 泳法をクロールに変え少しペースを上げて泳ぎ出す

「ふう これだけあれば十分かな?」
 ユウロスは浮き輪に付けた網の中にあわびを入れ浮き輪に捕まり辺りを見渡す
「あれ リディアかな? だな こっちに向かってるのか・・・ ふむ」驚かせてみるか
 浮き輪をそのままに海の中に入ってゆくユウロス

 潮の流れがあるとはいえゆっくりと進んでいるリディア 時々顔を上げて距離を確認する
「・・・」もう少し
と 再び視線を海の中に戻した
 視界にはユウロスが海の底を何の不自然も無く歩いている姿があった
「がばごぼっ」な なに 何なのー
 その様子に気づいたのかユウロスがゆっくりと浮かび上がってくる
 むせているリディアの前にユウロスが浮かび上がった
「どうかした?」
「ゴホッ どうかした? って なんで海の底を平然と歩いてるわけ?」
「歩けるから」
「・・・・」いや そうじゃなくて・・・
「先にあがってるよ」
 ユウロスはそう言って海の中に
「・・・」それは 確かにユウロスも人間じゃないけど ねえ・・・

 夕刻 家に戻り潮を落とすべく風呂へ 脱衣所にはいると中からシャワーの音とかなり高い音程の鼻歌が聞こえるのを確認してシャツと水着を脱ぎ
「入るよ」
「リディアか?」
 聞こえてきたのはユウロスの声だ
「へっ?」ユウロス? バルキリーだと・・・
 平然と体を洗っているユウロス それを見て二三度瞬きをし感想を述べる
「ほんとに華奢な体だな それにしても高い音程がよくでるな」
「高い方へ5オクターブぐらいなら出るよ」
「ちょっといい?」
 言いながらユウロスの喉を調べるように触る
「あ ちょ ちょっと」
 何かを避けるような口調のユウロス だがそんな事は気にしないリディアであった
「ああーーー」
 情けない口調のユウロス
「ふむふむ ユウロスってまだ変声期むかえてないみたいな感触だね」
 リディアが離れたのでほっとした様子のユウロスが言う
「まあ こんな声だから薄々感づいてはいたけどねぇ」
「そう?」
 ユウロスは一通り洗い終えていたらしく シャワーを出しっぱなしにしたまま風呂場を出ようとする
「じゃあ出るけど 私とて裸を見られるのは恥ずかしいのだが」
「そう? あたしは見るぶんにはなんとも思わないけど?」
「あのなリディア 自分を良く見てごらん」
「え? あ きゃーーーーーー!」
 見る間に耳まで真っ赤にしてしゃがみこむリディア
「お前 自分が裸だってことに気づかなかったのか?」
 平然とバスタオルで体をふいているユウロスが戸の向こうから言った
「ううーーっ」見られたぁ
 ユウロスが去っていた後 シャワーを自分の体にかけるリディア
「熱っ」ひえぇーーーっ
 とっさにシャワーから離れ温度を調節し 再び・・・
「熱っ さっきよりはマシだけども」ひえぇーーーっ しみるぅー

 バルキリーが今日取って来た海産物の一部を調理している台所
「マスター さっきからリディアさんの悲鳴が風呂場から聞こえるんですが」
 夕食の用意をしているバルキリーがエプロンを着ているユウロスに言った
「日焼けだろ ほっといても自分で何とかするよリディアは」
「はぁ」

「ううっ」ユウロスに見られたぁー・・・
 ぼやきながら着替え台所へと足を進める
「ん?」いい香り 魚かな?
「ああ リディアそこに座っててもうすぐ出来上がるから」
 ユウロスと顔を合わせたリディアの顔が再び真っ赤になる エプロン姿のユウロスがそれを見て
「大丈夫か?」
「あは あははははは」はぁーーーーーー・・・
 笑ってごまかすリディア
 その間にテーブルの上に焼きあがった魚が置かれた
 ピン ポーン
「今時分 誰だろ」
 ユウロスはエプロン姿のまま玄関へ
「いただきまぁーす」
 玄関へ出ていったユウロスの事などかまうことなくバルキリーは食事に手をつける
「・・・」ああ もうこの人はぁー

 ユウロスが玄関を開けるとそこにはこの家の世話係の人間そっくりのロボット ラディーが鞄を持って立っていた
「ラディー 予定より早かったな」
「オーバーホール待ちが少なかったものですから 予定より早く終わりました」
「そうか・・・ 食事 君の分も用意するね」
「あ はい」

 台所に戻ってきてもう一人分食事を用意するユウロスに
「ユウロス 誰か来たの?」
「ラディーが帰ってきたんだよ」
「ラディー?」
「簡単に言えばここの家のメイドロボットかな?」
「へえ」
 バルキリーは特に耳をかたむけるわけでもなく食べている
「・・・。」なんともはや・・・
 しばらくしてエプロンドレスに着替えたラディーが入ってきた
「マスター このかたは?」
「ああ 1週間ほど前にここに住むことになったリディア・フェイルだ」
「始めまして 私 この家のお世話をしていますラディーといいます」
「こちらこそ リディア・フェイルです よろしく」
 ユウロスは二人が挨拶を交わしている間にエプロンを外し両名が席についたのを確認して
「さて でわ いたたきます」
 夕食を食べはじめた
「いただきます」

 いつしかテーブルの上は空の皿が並ぶだけとなりユウロスはお茶を飲んでいる
「美味しかったよ ユウロス」
「どうも」
「マスター 片づけは私がしますから」
「いや 手伝うよ」
 ユウロスとラディーが食事の後片付けを始める
「じゃあ 部屋に戻るから」
「分かった」
 自室へと足を進めるリディア 部屋に戻ると読み掛けの本のしおりをはさんだページを開き続きを読みはじめる
「・・・ ・・・ 」・・・ ふふっ


 おまけ・・・
γ「なあなあ リディアって羽があるから 卵を産むってどぉ?」
α「ボツ」
γ「おおう!」
β「・・・。」お前は・・・


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Ende