三ツ石神社付近の謎の遺構
所在地:静岡県三島市
竣 工:
設 計:
煉瓦アーチは大きさ的に水路のようですが、どこにもつながっていません。石像が置かれている場所の奥は煉瓦で塞がれていて、線路の向こう側の風俗店のあたりまで回りましたが、水路の痕跡は見つかりませんでした。そもそも源兵衛川が大容量の水路であり、このサイズの水路が必要なのか? 石像を祀る祠として、この形にするのも無理があると思うし・・・ 謎です。
すぐ近くに石アーチの眼鏡橋があります。明治中期〜後期に作られ、東海地方最古(唯一?)の二連石アーチ橋だそうです。
三ツ石神社と常林寺の間を渡すように石樋があります。石材からU字溝のように切り出して繋げたもので、神社側には屋根が付けてあります。この高さで送水する必要があったとすると、先ほどの煉瓦アーチと近い高さです。これも目的から年代も謎です。
駿豆線の鉄橋がポーナル桁です。前身の豆相鉄道の開通が明治31年で、現在の下土狩駅を当時の三島駅としていたので、この区間の年代と合います。
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撮影日:2018年7月31日
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Shinichi Takahashi