わんにゃんミーティング　〜人と動物の共生をめざして〜　開催報告
						わんにゃんミーティング実行委員会
■	開催日時：	2004年2月11日（祝）　10時〜15時30分
■	会場：	横須賀市文化会館・市民ギャラリー
■	プログラム：	写真展「ラストポートレート〜この世に生を受けて」（児玉小枝さんの写真集より）
		地域みんなで考えたい、猫とご近所さん問題。「地域ねこ」パネル展
		市民ボランティアの活動紹介、わんにゃん里親さん募集
		動物クイズ＆飼養相談、どうぶつアート４人展
■	主催：	わんにゃんミーティング実行委員会
■	参加：	ねこだすけ横須賀／神奈川動物ボランティア連絡会／ＰＡＫ保健所の犬猫を救う会／
		愛玩動物飼養管理士有志／他、ボランティアの皆さん
■	貸出協力：	ラストポートレート写真展事務局／ＮＰＯねこだすけ／他
空前のペットブームといわれている今、ペットのしつけでお悩みの飼い主さんや、糞尿などでお困りのご近所さんが増えています。また、家族の一員として大切にされているペットたちがいる一方で、たくさんの動物たちが苦しみ、命を落としている現実があります。今回の催しでは、動物も「命あるもの」として、トラブルを減らし、ずっと、一緒に暮らしていけるような飼い方、地域猫という方法、そして、日頃から動物たちの厳しい現状と向き合っている市民ボランティアの活動報告など、動物が好きな方にも苦手な方にも知っていただきたい情報を集め、展示いたしました。
開催当日は天候にも恵まれ、就学前のお子さんから60代以上の方々まで、およそ160名（会場ボランティア28名を含む）が参加してくださいました。あらためて御礼申し上げます。横須賀市内で市民ボランティアがこうした企画を主催するのは初めての試みでしたが、アンケートご回答者の約95%の方々から「大変有益であった」または「有益であった」というご感想をいただき、主催者といたしましても、大変嬉しい結果となりました。開催にあたっては、市民ボランティアのみならず、行政のご担当者にも積極的に資料提供などでご協力いただけたことを感謝しております。反響詳細につきましては、アンケート集計結果をご覧ください。
ご参加いただいた方々からは「また機会を設けて開催してほしい」というご希望や、「学校の文化祭や大型複合商業施設で開催してみてはどうか」というご提案が複数寄せられています。それぞれの地域で知恵を持ち寄り、実現に向けて進められれば幸いです。今回の催しも「こんなことができたら・・・」という小さな願いからスタートいたしました。準備期間も短く、予算も少ない、全く手作りの企画でしたが、趣旨にご賛同いただいた多くの方々のおかげで、無事開催することができました。本当にどうもありがとうございました。今後も各地でより良い地域コミュニティが広がり、動物と共に暮らす人間ひとりひとりの意識が向上し、動物たちの状況が改善されていくことを願っています。
ケーブルテレビのJ-COM湘南で「わんにゃんミーティング」の模様が放映されます。
受信できる方はどうぞお見逃しなく！
■	放映エリア：	横須賀市、三浦市、逗子市の一部、葉山町、藤沢市、茅ヶ崎市、寒川町
■	チャンネル：	２チャンネル、１３チャンネル
■	放映日時：	2月23日〜29日の毎日、8時45分〜、14時〜、18時〜、22時〜（計28回）
■	番組名：	湘南ラウンドアップ		http://www.jcomshonan.com/index2.htm
＊後日談
	「わんにゃんミーティング」閉会間際に来場され、ご近所の猫トラブルについて不満をぶちまけていた男性をご記憶の方も多いと思いますので、その後についてご報告いたします。14日に現場を確認に行き、トラブルの元となっているエサやりさんご家族からもお話をうかがうことができました。エサ場となっている庭先周辺は雑然としていて、確かに文句を言われても仕方がない状態でしたが、エサやりさんご家族も、これまでに20万円以上かけて捕まえられる猫8匹を手術なさっており、改善の余地が十分見受けられました。未手術の猫が、まだ10匹程いるとのことで、これまでの1匹分の手術代で5〜6匹手術できることを伝えると、大変喜ばれ、積極的に手術を進めていくことに賛同されました。早速、翌日から手術を始めています。手術しただけでは、ご近所の苦情は収まりませんので、手術と併行して、エサ場周辺の清掃やエサやりのルール決めも進めていきたいです。（ノラのママ）

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