GOOD DAY 1998.12.2 JBDJ-1043 |
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全体的な印象 「新しいドア 〜冬のひまわり〜」との2枚同時リリース。「新しいドア」もこの曲も元々はアルバム向けの曲だったらしい。それが急遽タイアップが決まって前倒しでレコーディングされたという(泉水さんがインタビューでそう答えている。)。 暗くて重く、今までのZARDには少ない路線だった。「新しいドア」の方が取っつきやすいかと思っていたら、こちらの方のセールスが良かった。 タイアップはビューティーラボの「ナチュラルカラー」だった。それなりにCMは流れていた。確か飯島直子が出ていたんじゃなかったかな? 「新しいドア 〜冬のひまわり〜」よりは売れたが、あまり芳しいセールスではなかった。
GOOD DAY 作詞:坂井泉水 作曲:綿貫正顕 編曲:池田大介 作曲はWAXXというバンドのギタリスト綿貫正顕が担当。WAXX自体はマイナーだが、この人は結構ビーイング系アーティストの作品に楽曲提供や演奏で参加している。この作品の次にリリースされた「MIND GAMES」も綿貫の作品。泉水さんが歌わなければハードロックバンドのバラードとしても成立するかもしれない。 編曲はおなじみ池田大介。ピアノとギターが印象的だ。ここまでくら〜〜く、重いアレンジはZARDには珍しい。 歌詞は・・・この曲って別れの曲なんだろうな、多分。これから別れるのか、別れてから逢いたがっているのかは、ちょっとわからない。矛盾した表現が一杯出てくるので。彼への切ない想いを歌って居るんだろうな、ってことはわかるが。 泉水さんのここまで感情むき出しのヴォーカルは珍しい。私的には泉水さんのちょっとクールにも感る、くどくなる一歩手前で引いているような歌い方が好きなので、ちょっと戸惑った。聴いていて辛くなるほどだ。 収録アルバム
ジャケット・ブックレット 「新しいドア」同様の複数の写真をコラージュしたジャケット。真ん中のノースリーブの泉水さんがちょっと気になるね。 この作品も「新しいドア」同様ジャケット本体にはタイアップ先が記載されていないため、パッケージを包むフィルムに記載されていたと思われる(未確認)。
セールス
初動は11.4万枚で悪かった。初登場からずっと「新しいドア」をセールスで上回り続け、最終的には2万枚近い差が付いた。
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