1998年9月27日から
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アシモフ未来史目録
アシモフの「未来史」に属する全作品リスト。内容も簡単に紹介。
アシモフ銀河百科事典・縮刷版
本コーナーのメイン。人物、歴史、事象など何でも載せる予定。完成は当分先(何せ「本物」だって千年かかってる)ですが、随時更新。
2010/3/14になんと8年ぶりの追加更新。「心理歴史学者」「百科事典編纂者」「市長」の項目を追加。
アシモフ関連なんでもよもやま話
普通の伝言板です。
伝言板過去ログ
アシモフ未来史研究報告
アシモフの未来史シリーズの研究発表を載せるネタバレありツリー型掲示板。新説、発見がありましたらどんどん載せてみましょう。
アシモフパロディ漫画コーナー
「依頼じゃベイリ」ほか、そのうちぼちぼちと。
SF関係お仲間リンク
とりあえず作ってみました。これからお友達サイトをどんどん探す予定です。
2005/11/14リンク先に「ヨシャパテ!」追加。
ご案内
アイザック=アシモフ(あ
るいは「アジモフ」)については、今さら説明の必要も無いでしょう。ロバート=ハインライン、アーサー=C=クラークと並ぶSF界の巨匠、「ミスター
SF」です。「ライティング・マシン」と呼ばれるほど多作なアシモフの著作はSFに限らず、「黒後家蜘蛛の会」に代表される本格推理小説や、数多くの一般
向け科学読み物にまで及んでおり、百冊以上に及ぶ本が日本でも紹介されています。
こうした数多い彼の著作の中でも、彼の名声を不滅にしたのが「ファウンデーション・シリーズ」、日本で言うところの「銀河帝国興亡史」シ
リーズです。後の「スター・ウォーズ」や「銀河英雄伝説」といった「銀河帝国」が登場する作品の全てが、このシリーズの影響下にあると言っても過言ではな
いでしょう。遠い遠い未来、銀河系の全人類を統一していた銀河帝国が歴史の法則に従って次第に崩壊する中、千年後の再生を目指して苦闘する人々を描いたこ
の大長編は、1950年代に三部作で発表され、一応の完結をみていました。続編を望む声もありましたが、アシモフはこのシリーズの前史といえる銀河帝国最
盛期の小説は発表したものの、続編については沈黙していました。
1980年代にアシモフは突如沈黙を破り、30年ぶりの続編「ファウンデーションの彼方へ」を発表、世界中のファンを熱狂させます。そしてこの作品でアシモフは自らのもう一つの代表作「ロボット・シリーズ」(例の「三原則」を駆使した小説)との融合を示唆、そして実際にロボットシリーズの続編「夜明けのロボット」「ロボットと帝国」で、これらが統一された世界観に拠っていることを表明したのです。ここに二万年(!)に及ぶ、壮大な未来史の構想が示されました。
その後も「ライティング・マシン」の名に恥じず、次々と作品を発表したアシモフでしたが、1992年4月に惜しくも亡くなりました。シリーズ最新作「ファウンデーションの誕生」が遺作となり、一部の欠落があるものの彼の構想した未来史は、ほぼ大まかに完成したことになります。
さ
て、巨匠アシモフは私なんか問題にならないぐらいの「多趣味」人間でして、自ら「シャーロッキアン」「トールキニスト(?)」であることを表明しており、
彼自身の創造した世界も極めて緻密に作られています。ひょっとして、というか確実に、アシモフは自らの作り上げたこのシリーズに「ホームズ」や「指輪物
語」のようなファンが付き、ケンケンガクガクたる研究・論争が起こることを期待していたと思うのです。「じゃあ応えてやろうじゃないか!」というのが、こ
のコーナーの大胆なる趣旨です。もう読んだ人もそうで無い人も、いっしょに「アシモヴィスト(Asimovist)」(勝手な造語です、すいません)を目指しましょう!
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