忠類ナウマン象記念館は、1969年(昭和44年)7月に偶然発見されたナウマン象の軌跡とその雄姿を末永く後世に伝えるため、太古のロマンを秘め1988年(昭和63年)8月にオープンしました。この建物は、上から見るとナウマン象の姿を想像したデザインになっており、中央の丸いドームの部分が胴体、四隅の展示室などが足、正面入口が頭部、玉石を埋め込んだ外壁は象の肌、「時の道」と呼ぶ長い歩道は鼻と牙を表現しています。また、この「時の道」の両側の円柱では、古生物の誕生から人類までの進化を伝え、現代空間から太古の世界へと大きな時の流れを表現しており、いつしか次第にナウマン象の世界へと誘い込むタイムトンネルをイメージしています。

館内主展示室 ナウマン象発掘記念碑

★ 収蔵展示室                                                     

 忠類ナウマン象の部分的骨格のレプリカ、象や古代生物に関する図書文献、コレクションなどを展示しています。また、マンモス象やオオツノシカ に関するパネルや臼歯、角のレプリカ、それにアンモナイトなどの動植物の化石も展示しています。

★ 主展示室   

 北海道にも象がいた!1969年夏、まったくの偶然から発見された忠類ナウマン象化石、その発見から発掘までの感動をパネルや大型ビデオなどで紹介しています。中央には、全長4.3bのナウマン象の復元骨格を展示し、これをとりまく形で展示しています。

★ プロローグ

  日本列島の歴史と北海道島の成り立ちの様子を古地理図・主要古生物及び示準化石などを用い、オート・スライドと音声による映像で紹介しています。展示を良く理解するための予備知識が得られます。

★ 発見

  ナウマン象化石発見にまつわる数々のエピソードを発見者や関係者のインタビュー、発見現場からのリポート、当時のマスコミ報道のようす、当時の世相、村のようすなどを3台のビデオモニターの疑似3元中継の映像により紹介しています。

★ 調査

  忠類での緊急発掘と、その後の調査活動の中心的役割を果たしてきた十勝団体研究会による第1次調査のあらましや本格発掘に至るまでの足跡が学べます。

★ 発掘

  1970年6月27日から7月3日にかけて行われた発掘のようす、発掘に携わった人々や当時の村のようす、発掘地点の状況、化石の産状、地質などが、ジオラマやパネル表記、レプリカで手にとるように理解できます。

★ 研究

  ナウマン象が生息していた頃の時代と忠類村、生物の進化の模様や、忠類ナウマン象の研究のあらましを展示。また、対話型の「ナウマン象データーベース」でいろいろな知識が得られます。

★ 復元

  忠類ナウマン象の第1号骨格の復元の様子や、忠類ナウマン象が展示されている博物館なども紹介しています。


入館のご案内

◆ 開館時間:午前9時〜午後5時

◆ 休館日:月曜日(月曜日が祝日の時は翌日)

        国民の祝日の翌日

       年末年始(12月31日〜1月5日)

◆ 入館料:一般 300円

        小・中学生 200円