コミュニティFMとは



コミュニティFM放送局とは
コミュニティFM放送局とは市町村の一部の地域において、平成4年1月に制度化された超短波(FM)放送局です。 別名「コミュニティFM」「地域FM」とも呼ばれています。
現存の放送局の様に特定の人たちがつくった番組では無く地域の特色を生かした番組や地域住民が参加したり番組制作に参加する2WAYの番組、急を要する情報を提供する事や地域に密着した情報を提供する、地域情報の発信拠点として、また地域の振興その他公共の福祉の増進に寄与する、 豊かで安全な街づくりに貢献できる「地域のみなさんに育てて貰う」放送局となっています。 開局第1号は平成4年12月に開局した北海道函館市の「FMいるか」ですがその後全国に急速に普及が進んでいます。

コミュニティ放送の特色
災害や緊急時に、リアルタイムで停電・断水の状況や救援活動などの情報を、きめ細かく提供出来る。
市販ラジオで気軽に聴け、住民にとっても大きな情報源・町のインフラとして拡大
地元住民が番組づくりを担当
地域での高い認知度

制度化以来、5年で100局を突破し、平成18年4月/2006年4月現在まででは全国で190局が開局しています。 現在も開局準備中の局や有志、地方行政が提案、予算を立てて、正式開局に向けて進めている地域も多数あります。

放送区域
市町村(政令指定都市にあっては、区とする)の一部の区域をエリア
または近隣を含む区域のエリア


開局に当たって詳細
民間及び自治体出資の第3セクターが開局に当たって放送事業者となり、総務大臣の免許を受けて開局、運営をする放送局となっています。
原則として、空中線電力を20W以下で必要な放送エリアをカバーできる必要最小限のものとし、 周波数は76.1MHzから90MHzまでの地上波エフエムラジオ放送と同じ周波数帯(超短波帯)を使用する。
超短波(FM)放送用の周波数帯の電波を利用するので、カーラジオや市販されているFMラジオ受信機で簡単に聞く事が出来ます。

免許申請から開局まで
現存の民間放送局と同じ様に免許申請を電波管理当局に申請します。審査の段階で、その審査の参考とするために、コミュニティFM放送の設置目的の通りに、地域の振興等を図る上で、 将来にわたって適正かつ効果的なものであるか等について、地元市町村長の意見等を参考とし、かつまた周波数割り当て等を鑑みながら審査し、その結果電波管理当局が放送事業者 の施設検査等を経て免許交付をして正式開局となります。
なおコミュニティFM放送局の運営運用に当たっては、必ず国家資格の第二級陸上無線技術士以上の無線従事者の資格が必要です。 ですから開局に当たっては、無線技術資格所持者を専任及び兼任として必ず置かなければなりません。

免許申請を行うに当たっての注意事項
免許申請は各地方の総合通信局等で受け付けます。
申請に必要な書類は、無線局免許手続規則(総務省令)に定めるものを適応します。
受け付け後は電波法第7条第2項に定める次の事項について各地方の総合通信局で審査調査します。
ア 工事設計が技術適合基準に適合しているか。
イ その地域で周波数の割当てが可能であるか。
ウ 当該局運営業務を維持運営するに当たり、財政的基礎地盤があるか。
エ 放送局の開設の根本的基準(総務省令)に合致するか。
審査の段階で参考とする為、申請の通りにその地域でコミュニティFM放送局を開設する事は、地元地域の振興等を図れるか、開局後将来に渡り適正かつ効果的なものであるか等について、地元市町村長の意見聴取も参考照会する事としています。
なおコミュニティFM放送局は空中線電力が20W以下であるため、申請者が想定する市町村の全域をカバーする事が出来ない場合もあります。
その為、放送エリア内であっても、屋内での聴取が良好に出来ない場合もあります。

関連リンク
電波利用ホームページ-総務省総合通信基盤局

免許申請から開局までの大まかな流れイメージ




コミュニティFM放送局イメージ図

国の支援措置
-コミュニティ放送施設整備事業-
コミュニティFM放送の施設を整備する放送事業者に対する財政投融資による低利融資支援制度が利用出来ます。
また下記の様に普及促進の為に規制緩和が出されています。

コミュニティFM放送制度化後の普及促進策(規制緩和)
(1) 免許手続の緩和等
平成6年5月 1地域1社制限の緩和(同一地域2局以上免許可能となる。)
平成6年6月 免許処理の迅速化、免許申請の簡素化
平成7年3月 空中線電力の上限を変更(1W⇒10Wまで)
平成7年4月 定期検査実施周期の延長(1年⇒5年)
平成7年6月 市町村、地方自治体から出資比率の制限撤廃(30%⇒制限なし)
平成11年3月 空中線電力の上限を変更(10W⇒20Wまで)

(2) 放送施設整備に対する経済的支援
財政投融資
コミュニティFM放送設備等の取得に係る資金の一部に対する低利融資
テレトピア支援(無利子融資)
テレトピア指定地域内事業として、コミュニティFM放送施設を整備する第3セクターに対する無利子融資

関連リンク
テレトピア構想-総務省情報通信ページ

コミュニティFM放送のFM文字多重放送(通称:見えるラジオ)
エフエムもりぐち(大阪府守口市)を始めとして、エフエムあまがさき(兵庫県尼崎市)、エフエム小国(熊本県小国町)及びエフエムかしま市民放送(茨城県鹿嶋市)では、文字多重による放送を実施しています。
〔参考用語解説:FM文字多重放送〕 FM文字多重放送は、FM放送電波の隙間を利用してそこにデジタル信号を多重し、音楽放送との両立性を保ちながら文字や図形などを提供する放送である。 情報としては、オンエア中の曲名、アーティスト情報、ニュース、天気、交通情報等がある。

この機能を使えば視聴覚障害者、高齢者へ向けての地域情報、行政情報などの提供が出来ると当方では考えます。
今後地域メディアのバリアフリー化への一つの活用方法として期待されるでしょう。
〔参考:バリアフリー化へのご提案(準備中)〕


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