博物館などで見かけた凧
博物館を回っていると、凧の展示を見かけることがあります。
その土地の独特の凧などが中心ですが、時には非常に珍しい凧を見かけることもあります。そういう凧を紹介します。
松阪にて
三重県松阪市にある、松阪市立歴史民俗資料館に展示されている凧です。
四角い骨組みの上に紙の模様を載せたような感じです。八日市の大凧と似ているところもあります。穴の部分が大きく、しかも左右非対称です。どこか私の”切抜凧”と似た所もあり、驚きました。
展示に解説はあまりなく、一緒に展示してある糸巻きには、皇紀2539(明治12年、1879年)東黒部村西山氏と墨書がある、とのことです。凧、だいぶ痛んではいますが、同じ時期とは限りませんね。和紙の凧では糸巻きの方が長持ちするでしょうから。
家に帰って凧に関する資料を調べましたが、三重県の凧としては載っていませんでした。
館長さんにお聞きしたところ、今でも造っている人はいるらしいのですが・・・。
松阪市立歴史民俗資料館
三重県松阪市殿町1539 TEL0598-23-2381
JR/近鉄松阪駅から徒歩15分。
開館時間:9時〜16:30
入館料 100円
月曜日、祝日の翌日休館。
カイトフォトと博物館散歩へ