所在地 岐阜県海津郡海津町油島255−3
TEL 0584-54-5531
入場料 600円(展望タワー込み)
休館日 毎月第2月曜日(祝日の場合は翌日)、年末
交通手段 近鉄養老線多度駅からタクシー5分
東名阪道弥富I.Cから10分、桑名東I.Cから15分
備考
水と緑の館は、木曽三川、木曽川、長良川、揖斐川が接する輪中の地にある。ここには、木曽三川公園があり、その中にこの水と緑の館がある。
まずは展望タワーへ。タワーの高さは65mで、それほど高くはない。しかし、非常に見晴らしがよい。特に木曽三川、木曽川、長良川、揖斐川が接するように流れている様には圧倒される。そして、すぐ下には千本松原が伸びている。ここは言うまでもなく、宝暦年間に島津藩によって築かれたものである。
タワーを降りると展示ホールがある。もちろん、木曽三川の治水に関する展示が中心である。かっての木曽三川は網の目のように流れていて、江戸時代から人の手が加えられ、現在の姿になったという。この移り変わりもわかりやすく展示されている。また、このあたりはジオラマ小劇場でもわかりやすく解説されている。
このほかには輪中の模型、木曽三川の自然なども展示されている。面白いところでは、水の流れの実験や、浸食の実験もあrるが、水害に関する展示がやはり多く、輪中に生活する上での苦労が偲ばれる。
また、木曽三川公園内には、水屋が展示されている。ここも併せて見学したい。
最後に、すぐ近くの治水神社にも寄ってみよう。宝暦年間の、命を懸けた治水が偲ばれる。また、近くには、船頭平閘門など、治水に関する見所も少なくない。併せて見学したい。
最終訪問日 1999年9月24日
治水神社 薩摩義義士の像 船頭平閘門
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