大瀧坂



日吉神社裏の坂から更に南側にある階段である。日吉神社裏の坂からは結構距離があり、その間坂はなさそうである。不便に感じるのだが、このあたりは崖が急なので道は作りにくいのだろう。
大瀧坂、名前の由来は降り口付近にある辰巳用水からの分水が滝のように流れ落ちていたことによる。坂を下りた付近で水の流れ落ちる音が聞こえたのだが、崖上のどこからかは分からなかったが、坂の降り口地近くには辰巳用水があり、それに関連する水かもしれない。
坂は階段で、緩やかに曲がっている。階段は白くて比較的新しい。見晴らしが良いこもとあり、明るく感じる坂である。階段ではあるが、両側に斜面になっていて自転車も押して通れるようになっている。しかし、坂は急で押し上げるのは大変そうに思える。
この坂も近所の人が通る坂、時折買い物などの所要で通る人を見かける。

降り口には石柱が立っている。
坂の上部は掘割状になっている。
階段の両側はスロープになっていて、自転車を
押して通ることができる。
掘割部分を抜けると崖に沿うように降りる。
見晴らしも良い。
中央部は、滑らかな曲線を描いて降りる。
S字状に曲がる。
最後はスロープとなる。
坂の下の部分。やはり緩やかに曲がっている。

写真撮影: 2009年5月

金沢九十九坂に戻る