大好評を博したださこん1に続き、8月28日(土)、29日(日)、またしてもアヤシげな集会が前回と同じ東京(水道橋)の朝陽館本家にて開かれた。その名はださこん2、いわゆるネットSFもののお泊まりオフ会である。
私は当日仕事があったため、プレださこんには出席できず、19:00のオープニングぎりぎりに会場到着。林さんに受付をしていただき、ヒラノさんからの「寮美千子さんが安田ママさんのことお待ちかねですよ」というお言葉に焦りつつ、会場の畳敷きの大広間に入る。すでにほぼ満席。一番前の向かって右隅、かぶりつきの席に陣取る。このあたりに、ニムさん、ちぇろ子さんほか女性陣がいらしたので。雪樹さんにはじめてお会いする。お、お美しい〜!
さっそく寮さんにご挨拶。本の雰囲気だともっと静かな方かと想像してましたが、さばさばした感じの、とても話やすいフランクな方でした。先日、うちの書店に営業にいらしてたパロル舎の方から話がいってたらしく、「よく売ってくださってるそうでありがとうございます」などと言われて大変恐縮してしまう。本の実力ですってば。次回作の話などふってみたら、どんどん話して下さるので驚く。えっ、もったいない、いいんですかそんなにいっぱいワタクシごときにしゃべっちゃって。でも、この後の講演でも話してらっしゃいましたが。なんかもう、自分の中からどんどん言葉やイメージがあふれてきちゃって止らない、といった感じでした。
17:10、u-ki総統の挨拶でオープニングスタート。「最初、SFものオフ会ということで“ださこん”というのがスタートしたんですが、もう今やジャンルにこだわるということ自体がナンセンスなので、ノンジャンルの本読みオフ会ということで」というセリフ。「ださこんのポリシーは何だ、というのがスタッフのメーリングリストで盛り上がったんですが、結局“ノンポリシー”がださこんのポリシーということでいこうと」という言葉に会場爆笑。グーです、総統!
17:20、寮美千子さん&東雅夫さん対談スタート。なんと、おふたりは今日が初対面とのこと。でもさすが東さん、絶妙のインタビューでした。
まずは寮さんのプロフィール紹介。外務省の事務官をしてたのだが、性に合わず、字を書ければどんな仕事でもと思って草思社に応募したら受かってしまったそう。が、ヤマハの広告・PR誌の仕事に回されてしまったとのこと。でも今度は自分ための文章が書きたくて、ミセス童話大賞に応募するなどして、最終的に毎日童話新人賞を受賞、デビュー。
宮沢賢治や稲垣足穂が好きで、あんなふうにシンプルな言葉で物語を作りたかった、というセリフに納得。東さんが天沢退二郎の話をふったら、なんと寮さん、「先輩で、ご町内でした、よく見かけました」というではないですか!これには一同ずっこけ(笑)。で、東さんが「天沢氏は、かつて“自分の作品はどこの世界でも受け入れられない(ジャンル的に、という意味で)”と言ってたことがある。寮さんも、そういう型にはめられない物語ですよね」と尋ねていらした。そう、ホントに、私も寮さんの本はどこの棚に入れようかと悩むもの。うちの書店では女流文学コーナーですが。寮さんの作品は、子供というよりむしろ子供だった人に読んで欲しいな、と思うから。もしくは大人と子供の中間あたりの人に。
「どうして、少年の立場で書くのか?」という東さんの問いには、「少女だと、すごく変わった子になってしまうので、その説明をするのが面倒なので」というお答え。「少年小説として書いて、透明感を出したかった。少女だと、どうも生々しくなってしまうので」とのこと。(ラジオドラマの少年役の声優が、ホントの少年だと生々しすぎるので、絶対女性だというのは興味深かったです。)でも、今書いてる新作はなんと少女が主人公だそう。新月から満月までの15日間の話なのだが、まだ5日分しか書いてないのにすでに400ページまでいってるそう。こりゃ、大長編だ!楽しみ〜。月、水、女性をテーマにしたお話のよう。どちらの出版社でもけっこうです、どうか本として出版してくださいませ!お待ちしております!版元さん、この原稿買うなら今よ!絶対にネットものはお買い上げ下さるハズですから。
寮さんは、小説を書くつもりなど全然なかったとおっしゃるから驚き。まず最初にイメージ、映像が心に浮かんでしまい、それを他の人にいかにブレずに伝えるかというための、そこに至る地図を書くことがすなわち自分の物語を書くという行為だ、という言葉はとても印象的でした。だから、あんなに鮮やかに読者の頭の中に映像が見えるのね!
で、3枚は無理だけど、300枚書けばそれを伝えることができるかな、と思って書いたのが、一番最初の『小惑星美術館』だそう。最初の1、2作は物語のスタイルを踏襲しようとして、説明のための文章を入れざるを得なかったのだが、『ノスタルギガンテス』はそういう説明の文をとっぱらって、つぶやきみたいなのだけを書き、それがまとまってひとつの大きな物語になってる、みたいなものを目指して書いたそう。なるほど、確かにあの作品はそうでした。「『ノギガ』は絶望的で、死の匂いのする物語ですね」と東さんがふると、「死というのは、非常に安定した状態だと思うんですよ。死が当たり前にあって、その合間にちょっとだけ、にぎやかな生というものがあるだけ、みたいな」と寮さんのお答え。
あとは、昔「ユリイカ」に初めて投稿した詩が載ったお話や、うっかり(笑)アリゾナに行ったお話や、これまたうっかりアンナプルナに登ったお話など。とても行動派の方なのですね。思い立ったら、とにかくやってみるというか。砂、鉱物、骨がお好きというのにも納得。普通、自分の飼い猫の頭蓋骨は飾らないと思います(笑)。
「これからの予定は」という質問には、「セント・ギガというラジオで放送していた話の短篇集を出したい」とおっしゃってました。あと、並行して書いてる「インドを舞台にした、初めての大人の女性が主人公のお話」もあるそう。わくわく。出版されたら、リキ入れて売りますよ、寮さん!
とても楽しい講演でした。おふたりとも、本当にありがとうございました。
20:20、ざっとスタッフ紹介のあと、あいうえお順に参加者紹介。といっても70名なので、名前を読み上げてお顔を拝見する程度。初めてお会いする方もたくさんいらっしゃいました。ここでu-ki総統のお声で乾杯、雑談モードに。私はZERUさんと、寮さんのサイン会に並んでました。後ろのブースでは、浅暮さん、山岸さんなどが本の販売。
21:00、今回の目玉、架空書評勝負。上位6点を挙げた講評が配られ、黒板にトーナメント図が書かれました。林さんが司会を勤め、ジョニィたかはしさんが講評をなさいました。
まずは投票で4位だったu-kiさん@時間流刑vs6位の細木さん@大宇宙の屍。たかはしさんの説明のあと、全員で挙手による投票。の前に質問として、「あの時代に、なんとか(すみません、よくわからなかった)いう物理理論はもう出てたのでしょうか」というのに一同うーむ。森山さんも悩んでいたくらいなので、ダレにも正解はわからなかったのでしょう。u-kiさんは、「本当はハイッバーコップが書きたかったんだけど、自分が作った話だったので林さんにダメといわれて辛かった」と告白(笑)。挙手により、u-kiさんの勝利。
次に3位の浅井さん@無謬vs5位のニムさん@バンシー。ニムさんは、「さる掲示板によく登場してた方をウオッチングしてて、ネタをもらった」とのこと。一同爆笑。これはニムさんの勝利。
お次はu-kiさんvs2位の松本さん@時間流刑。これは松本さんの勝利。
お次は堂々の1位だったお給仕犬さん@ハイッバーコップvsニムさん。お給仕犬さんのは書影まであって、すごかったですね。お給仕犬さんの勝利。
ラストの戦いは、松本さんvsお給仕犬さんに。そして見事栄冠を勝ち取ったのは、お給仕犬さんでした!おめでとうございま〜す!というか、ネットの投票どおりでしたね(笑)。賞品は、8インチディスクのクリーニング用ディスク(笑)と、架空書評のお題をだれがどういうふうに作ったか、というネタバレの小冊子でした。これ、ネットにアップしてほしいっす。それでは賞品の意味がないか?
この後、女性陣何人かでお風呂。「まさか、ネットのみんなとお風呂まで一緒に入っちゃう仲になるとは」とみんなで笑い合う。
22:00ごろ、古本オークション開始。私たちは22:30ごろより参加。黒板に表示された一覧リストに従い、順番にのっとって進む。私は、涼元さんの出した岩崎書店のジュブナイルSFの、通称「ゴセシケ」(正しくは『合成怪物』)をダイジマンと競り合う(笑)。u-kiさんをつぶして、よしよしと思ったら、おもむろに出て来るんだもんなあ、ダイジマンたら!みんなに、「おお、銀河通信仲間割れ!!」と大ウケし、シールを頂く。おいおい。結局、私が降りてダイジマンに譲ってやった。ま、オトナだからさ(笑)。3000円でダイジマンのもとに。あとは私は13冊ほど文庫を購入。何買ったらいいのかわからないので、横でダイジマンから「あれいいよ、買え」と言われたものだけに手を挙げて落とす。
ダイジマンは、本日の目玉(?)である、30年前のアポロ13号のとびだす絵本をゲット。これ、ホントに状態がよくて、児童書なのにとてもキレイ。とびだす絵本の中身も破れたりしてないし。「知恵がつくよ〜」と彼はほくほく顔であった(笑)。
後ろの方では、「書棚の帝国」カードゲームをやったり、スターウォーズのボトルキャップの交換会(?)などをやってた模様。
とやってるところに、23:30ごろ(すみません、うろ覚え)から、部屋の中央あたりにて、u-ki総統vs鈴木力による待望の「もてない男たちの知らない『もてない男』」勝負スタート。u-kiさんはちゃんと全部ふたりのWeb論争をプリントアウトしてきて、配布してくださった。私はちょっとオークションを抜けてこっちに参加。
まあ話が乱れ飛んでたし、会場がにぎやかすぎて鈴木氏の声がよく聞こえないし、途中で抜けたりしたしで、あれをきちんと文章にするのはとても無理なのだが、雰囲気だけで大きくまとめると、u-kiさんが持論をとうとうと述べ(やっぱり恋愛したいという人ならこの本読んじゃだめじゃん!)、鈴木氏はちょっとおされ気味だった模様。鈴木氏が、『もてない男』を、文学作品と評していたのが印象的であった。つまり、あれこれ悩むのに意義があるということか?そこへ周りのギャラリーが口をはさむのでさらに話は複雑に。参加してたのはサイトウマサトクさん、涼元さん、みらい子さん、喜多さんなど。結局、u-kiさんと鈴木氏は平行線だった模様。あれこれ話してたが、なんだか堂々めぐり状態に。
んー、私はu-kiさんの説はWebよりむしろ本人の言論の方がずっとよくわかりました。鈴木氏は逆。この方は文章の方が理論的でキレがあったよう。
で、だんだん話がu-kiさんvs鈴木氏擁護のみらい子さんに。みらい子さんは、「u-kiさんは恋愛至上主義に犯されている」とおっしゃってたご様子。「無理に恋愛しようとするのはおかしい」と。u-kiさんは、「恋愛したくないならしないでもいっこうにかまわない、ただ、もし恋愛したいのならば、ぐだぐだいってないでコミュニケーション・スキルを磨くなどすべきでは。恋愛したいもてない男が、この本を読んで“ああ、オレってこのままでいいのだ”と思うのはマチガイ!」と言ってた、のかな?ここらあたりも平行線だったのかな?
私は途中で脱落してオークションに戻ったりしてたので、あとで他の方に聞いたのだが、最終的には森太郎氏が勝ったとか(笑)。な、なぜそこで森さん?つまり、「相手に対して誠心誠意」ということらしいのだが、又聞きなのでちょっと自信なし。すみません。正しいレポートは、u-kiさんと鈴木氏おふたりのアップを待ちましょう。
このあたりで私はカードゲーム『書棚の帝国』に参加。そのあたりにいらした方々8人とやったのだが、主人公の溝口氏と、イベントカードの登場人物、ダイジマンが実際に入ってたのがミソ(笑)。あとは、ニムさんや山岸さん、志村さん、かつきさんなど。いやあ、このゲーム、素晴らしい出来だったです!!感動!こんな複雑な手の込んだゲーム、よく作ったよなあ〜。本のカードだけで、200枚もあるのよ!で、それぞれに「ハードSF」とか、「スペオペ」とか、役もついてて「超大森望」を3枚集めると点数が増えるなどの特典もついてて、最終的に自分の本棚のSF力を競うのが目的。
ああそうそう、このゲームは溝口さんの日常生活を元に作ってるそうです。ふふふ。つまり、本買って本買って本買ってたまには売って、ということね。(でも、溝口さんがカードひいて「普通のSFファン」とかになるのは、何か間違っている!ご本人の実態は「鬼畜系(←ごく一部の方々の見解^^)ダークファンタジスト」なのに!)森さんと林さんとあとのスタッフの方々で作ったらしいですが、謹んで敬意を表します。お見事。売れるよ。って市販しても、ださこにすとしか買わないだろうけど(笑)。たった1晩のためのゲームをここまで徹底的に作るそのパワーに脱帽。
それにしても、なぜ皆そんなに死ぬほどサイフィクト人が嫌いなの?(笑)本ッ気でいやがってたもんなあ、かつきさん。「これでさえなければ、もお何でもいい〜!」と絶叫して、他のSFものにチェンジしてたもんね。
2ゲームやったんだけど、まあみんな真剣!あとで田中さんに聞いたのですが、「あれだけ真剣にやってもらえれば作ったほうも本望」と製作者がおっしゃってたそうで(笑)。私の成績はまずまずってとこ。
このあたりで、冬樹玲氏の電報を森さんが読んでくださる。「ジャンボ!」で始まるくだりに爆笑の渦!こ、ここでもコリバだよ!!
これが終った時点で確か4:30くらいだったかなあ。で、このあとはなんとなく前の方で盛り上がってる「Kanon」というギャルゲーの方々を覗きにいく。
ここも濃い集団でした。ノートパソコン3台くらい持ち寄って、皆でキーを叩いては慟哭してんの!(笑)彼らはとても話ができる状態ではなかったので、そこにいた田中さんに、このゲームを解説してもらう。やっと彼らがこのゲームに入れこむ理由がわかりましたよ!つまり、ただのギャルゲーではなくて、もっとストーリー性のある(しかも超SF的設定!○○○だったり、○○○○だったりなど、現実的な子がひとりもいないのだ)奥の深い、泣ける話らしい。全部ネタバレ聞いちゃった。
涼元さんに「安田ママさん、とにかくオープニングだけでも見てくださいよ!」といきなり拉致され、最初のところを見せていただく。音楽が流れるやいなや、その場にいた男性達、いっせいに「おおおおお〜っ!!!」と慟哭。き、キミ達…。いやあ、熱かったです。あやうく洗脳されるところでした。でもちょっと、やってみたいと思ったり。ホントにいい話みたい。私は図々しくも、総統に向かって、「u-kiさんのトップページの説明じゃ全然わからないよ!」などという大胆なことを言ってしまいました。大変失礼いたしました。どうも、ゲーマーにはあの説明だけで充分らしいです(笑)。あまり書いちゃうと、ネタバレしちゃって、面白さが激減しちゃうみたい。
このあたりから記憶がちょっとあやふやなのですが、部屋の中央になんとなく陣取り、大森さんやみらい子さん、林さん、森さん、志村さんたちなどとの話の輪に参入。で、田中さんの「大森さんと小浜さんって、どちらが年上なんですか?」という暴言をきっかけに、田中嬢の考える「SFもの年齢系列図」を作成することに。彼女の口から次々と飛び出す、とんでもない年齢予想にただただギャラリー大爆笑。一部にはショックを受ける方も。にんまり喜ぶ方も。大森さんはついにノートパソコンを取り出して、正解を彼女に示す。田中嬢、フリーズ(笑)。全くいいキャラだよ、田中嬢!ぜひ、うちの養女に!(>こらこら)あまりに受けたので、これはネット上にぜひともアップしようということになりました。林さんあたりがやるのかな?「じゃあ、他の人でもやってみよう」と、のだ@のだなのださんや、ヒラノさんあたりの図も製作。
部屋の前方ではu-kiさんたちがアニソンクイズをしてた模様。後ろでは本の話題、だったのかな?あとでお給仕犬さんに聞いたら、「ポルノ小説の話」とおっしゃってましたが(笑)。
なんてやってるうちに、はや8:00。うそお!また徹夜?でも今回はそんなにカラダがきつくなかったなあ。慣れたのか?(笑)。溝口さんの掛け声で、オークション本の支払い。一体私はいくら買ったのかな?自分でもよくわからん。
9:00、エンディング。まずは、ださこん大将発表。シールを一番多くゲットした方なのですが、大森さんと田中嬢のおふたりが4枚ゲットということで、同点決戦投票。圧倒的多数により、田中嬢が第2回ださこん大将に決定!もう、あのキャラにはホントみんなやられました。ださこにすと全員、田中さんにはメロメロですわ(笑)。リウイチさん提供の、プレステの「ダンス・ダンス・レボリューション」と、「書棚の帝国」カードゲーム一式をゲットしてました。いいな〜。
u-ki総統のご挨拶で締め。「ワタクシ的には、言いたいことを思いっきりしゃべれたので満足です。(そうでしょうとも>もてない男、カノン方面)皆さんも、それぞれに楽しんで下さってたのなら嬉しいのですが。」とのこと。「で、ださこん3はですね」とおもむろに左ななめ上を指差し、「ださこん、西へ!と考えております」と宣言。えええ〜っ、つーことは大阪あたり?ああもういいよ、地の果てまでもついていきますとも、総統!ああ、いつかダンナに見捨てられるかも…私…。
ぞろぞろと、旅館から撤退。で、結局みんなでずるずるとルノアールに流れる。まだしゃべり足りないのだ!でも眠いのだ〜。
ニムさん、ZERUさん、青木さん、かわかみさん、お給仕犬さん、カナザワさんなどのメンバーと席について、また本談義。ダイジマンはかなり眠そう。「そういえば、キリンヤガの話をしてないよ!」ということで、ちょっとあれこれ議論。私は、コリバって、超わがままなじじいだと思います(暴言)。あと、もてない男の総評を教えていただく。なるほど。カナザワさんの説明が一番簡潔で適切だったのでは。あれをちゃんと覚えてれば、もっときちんと書けたんだけどな。ま、恋愛論はその人それぞれってことですか。しかし、あれ、3時間もやってたとは。さぞかし疲れたでしょう、主役のおふたり。
あと、大森先生に無理をお願いして、さる噂の方の写真を見せていただく。長年の疑問が氷解、スッキリ(笑)。大森先生、図々しいお願いを快く聞いてくださり、ありがとうございました。
12:00近く、店を出てそれぞれ解散。私は同じ方面のお給仕犬さん、ダイジマンと帰る。さすがのダイジマンも、今回は本が重いので帰るとのこと(前回のださこんでは、徹夜開けなのに古本屋めぐりをしてたツワモノ)。お給仕犬さんは、夜中にかわかみさんと共に、私をウオッチングしては「まだ寝てないよ」と噂してたそう。だから、なぜ私を基準になさるのですか〜?(笑)
夏の締めくくりにふさわしい、熱く濃い一夜でありました。今回はイベントが盛りだくさんだったので、ダレる余裕さえなく、ホントにあっという間に時間がたってしまいました。あの空間だけ、時間の進み方が確実に2.5倍は早かったと思われます(当社比)。唯一の心残りは、オークションともてない男論争が一部重なってしまったので、『へびつかい座ホットライン』を落としそびれてしまったこと。どなたか、余剰分をお持ちでしたらお譲りくださるとうれしいです。
スタッフの方々、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました。お話した皆様、本当に楽しいひとときをありがとうございました。ださこんって、ホントにどんな方がどういう形で参加してもそれなりに十分楽しめる、稀有なイベントだと思います。どこの話の輪に参加してもしなくてもオッケーだし、あげくはそのへんでごろ寝しててもかまわない。まったく自分の好きなように楽しめばそれでいいという、あのファジーさ、ゆるさ加減が、最大の魅力でしょう。この企画を作った方々に、参加者の皆様に本当に感謝します。
それでは、ださこん3でまたお会いしましょう!
(このレポートに、間違い・誤解などございましたらご一報下さいね)99.9.1 安田ママ