論題:スクール水着の実際と、その有意義な利用方法についての考察

ゆ〜ちゃん☆

Introduction (序論)
近年、えろげ〜界に於いて、ブルマー、スクール水着に対する人気、熱気が鰻登りに出ている。これは、過ぎ去りし青少年時代に興味津々だった同級の女の子への熱き血潮への郷愁がそうさせるのか、もしくはろり好きの者達の小道具の一つ、はたまたブルマー、スクール水着そのものに対するフェチズムを隠す理由が無くなって、そう言う属性の顕在化が著しくなったのかは、論者それぞれの観点の違いがあろう。 しかしながら、これ程興味の対象として熱い眼差しを受けているにも関わらず、こういったものに対する細かい知識は、えろげプレイヤーの中では意外と知られていない。これは無理からぬ琴であり、まず男がブルマーやスクール水着をスポーツ店などで購入しようにも、周囲の目を憚る必要があろうし、自分の姉妹のものをマジマジと観察しようものなら、その行為が露見した瞬間から「変態」の烙印を押されること必定。それに大概の者は、自分の姉妹の下着や水着等には余り興味を示さぬものである。(無論、妹erやシスコンの男など、近親者に対する禁断の感情を抱く者の場合はその限りではない。) 戦後の少子化の影響により、異性のきょうだいがいない男も決して少なからずおり、こういった諸事情によってスクール水着に対する知識を蓄えることに対する困難をもたらしていることは否定し得ぬ事実である。

今回、ソフトハウス「WAFFLE」が、「優遇接待」というゲームをリリースし、その通販特典として、本物のスクール水着を同梱するとのこと。以前よりスクール水着に対し学術的に興味を持っていた筆者故、この機会を利用して、スクール水着の実際と、その有意義な利用方法を考える琴とした。

 

Materials and Methods (材料及び方法)

スクール水着   クラレスクール(R)水着 (WAFFLE作「優遇接待」特典物として入手)
撮影機器     FUJIFILM製デジタルカメラ FINEPIX 1400Z(1.3メガピクセル)
画像処理ソフト  OPTPiX(R) webDesigner(TM)
画像処理マシン  自作機 (Athlon1600+ Matrox Millennium G400)
撮影場所    筆者の自室
撮影日時    2003-05-30 AM3:00 〜 2003-06-01 PM3:00
撮影条件    フラッシュON ピント、シャッター速度等全てフルオート

 

Results (結果)

スクール水着のパッケージ。筆者の想像よりずっと軽く着用による守備力の向上が本当に成されるのか疑問を感ず。

スクール水着の取扱説明。この辺は男子の水着と同じか?(筆者は水泳をしたことがないので水着を持ってない)
 

 

水着の正面。スクール水着らしく、脚の部分の切れ角度は浅いのが分かる。

 

水着の裏側 

 

名札部分。サイズがMであることと、適正なプロポーションのサイズが明記されている。因みに筆者の好みはバストが70台前半の為、この水着を着る女の子は筆者にとっては胸が大きめとなるようだ

 

女の子の大事な部分を守る、股間の布。デリケートな部分だけに他の場所とは違う布でカバーしているようだ

 

股の部分を裏返した状態。意外と広範囲にカバーされているのが分かる。

 

全体を裏返した状態。画像右側が頭の部分、左側が股間の部分である。

 

名作「水月」(F&C)の和泉シナリオに於いて指摘されていた、スクール水着に付いている水抜き用の穴。少し見づらいが、写真下部の股間の布と、外側の布の間に隙間があるのが分かると思う。因みに新型の水着は透水性がすぐれているため、この様な穴は存在しないそうだ。故に今回入手した水着は旧型であることが推察される。

  

 

Discussion (考察)

スクール水着に関する今回の調査の結果、様々な貴重な情報が明らかになった。まず水着の材質がポリエステル製のため、あまり伸長性がなく、女の子の成長によってサイズが変化した場合、水着を新調する必要がありそうだ。またスクール水着の布地は、全体の重さに似合わず意外に厚く、これであればいわゆる胸のポッチが透けてくることはないであろう。股間の部分の凹凸も、布が二重になっているので、これも確かに水着越しに見えてくることはないようだ。 今回入手した水着はMサイズであるが、写真にもあるように、バストが79〜87が適正サイズのようである。この胸の大きさに達する女性となると、中学生では難しく、高校生位の女の子向けの水着であると推察される。しかも高校生であっても、このバストサイズに達しない女性は少なからず存在するため、今回の水着はMサイズとは言ってもかなり大きめの女性向けのものであろう。故によほど大柄な方、若しくは太った体型でない限りは、男性でも着用することは可能であると考える。実際、某巨大掲示板での書き込みを見る限り、かなり多数の男性が着用している琴が報告されている。

筆者は男性がスクール水着を着用することは否定しない。着用することによって、女の子との一体感を得る機会となるであろうから。また、ヒロインになりきる、いわゆる「変身願望」を満たすことも可能であろう。ただ残念ながら、これらの行動は第三者の目ではあまり美しいとは見えないのが現実である。これが女の子で、例えば兄に恋する妹が、兄の部屋に脱ぎ捨てられているトレーナーを着用し、トレーナーを着た自分の体を抱きしめながら、その匂いを嗅ぐと言う行動であるならば、果てしなく愛おしく見える琴を考えれば対照的であろう。男には「可愛い」と思われるような行動はふさわしくないと言う、いわゆる「ジェンダーバイアス」故の琴と言ってしまえば返す言葉もないのだが。

結局の所ゲームをやるに当たり、本物のスクール水着を手にして妄想力を通常の三倍にも引き上げると言う使い方こそがもっとも妥当であり、またこの様に
ベッドに横置きして、スクール水着プレイをする・・・と言う妄想をするのも有りだろう。特典としてこれを付けたソフトハウス側の意図もおそらくその当たりにあろうと推察される。残念ながらソフトハウス側の意図とは別に、本来オマケに過ぎぬスクール水着に対する感想の方が圧倒的に多く、肝心のゲームに対する感想があまり上がってこない・・と言う予想外の事態が発生しているのは、如何にスクール水着の実体が、ゲームプレイヤーに知られていないか、と言うことの明らかすぎる証左であろう。しかし意図するところとは異なってしまったとは言え、ゲームをより楽しむ為の勉強の第一段階を提供したのだと考えれば良いのだと、筆者は考える。

 

 

Thanks (謝辞)

今回、スクール水着の第一人者たるU氏の情報提供がなければ、この様な研究論文を書くことはあり得ませんでした。そのお力添えに対して深くお礼を申し上げます。