■ 県議会速報 ■ *狂牛病と三番瀬にゆれた9月議会 狂牛病発生と同時に議会にできた狂牛病対策協議会のメンバーになりました。薬害エイズやサリドマイド同様、官僚の無責任体質が招いた事態であり、食品の安全性が犯されたとき、テロと同じくらいの不安が引き起こされることを感じました。堂本知事は国に先駆けて、肉骨粉の流通全面停止を打ち出しました。今回の補正予算にも、屠畜時のスクリーニング検査機器の購入費用、関係事業者(すでに自殺者も出ている)や酪農家への資金融資、利子補給など7900万円が盛り込まれました。 *千葉が変わりはじめた−小中高が男女混合名簿に 堂本さんの説明の中で、十二月議会にディーゼル自動車対策の条例作り地域再生基金(五年間で300〜400万円)の設置などを予定していること、来年三月には男女共同参画推進条例を上程する予定であることなどが報告されました。 *補正予算で児童相談所職員、増える 県議会は年に4回開かれ、地方自治法で定められた条例案の改正や補正予算などの事項について、審議が行なわれます。今回の主な条例案の議案は *山武町農業補助金返還−6月の岩橋の質問がきっかけに 6月議会で農業補助金の問題について質問したことをご報告しましたが、その後、山武町に対し、県の調査が行なわれ、補助金の返還が決まりました。地元のオンブズマンの執念の活動が実った瞬間でもありました。千葉県で、監査委員会がこのような決定をしたことは初めて、補助金返還も10年ぶりとのことです。質問に取り上げてよかったと感じています。 代理人 岩橋百合の取り組み *来年4月から議会も情報公開の対象に 7回にわたって議会の情報公開条例を作る検討会を行なってきました。埼玉県議会への視察なども行ないましたが、保守系の議員は欠席も多く、不熱心さが目立つ検討会でした。論議に参加する委員は私を含め数人だけでした。今回の議会で法務課の意見を付け議長に提出されました。成立は12月、施行は来年4月からになります。どんどん活用してもらいたいと思います。 *議会改革−予算委員会設置に向けてGo!! 今年の6月議会中、議会改革についての意見を各会派から出し合い、できるところから改革していくことが決まりました。その後予算委員会を作ること(何とこれまで、予算委員会がなかったのです。)については、プロジェクトで検討することが決まりました。 *県議98人のうち66人が参加している男女共同参画推進議員連盟 9月議会では千葉県婦人相談所の見学を行ないました。女性議員は複数回訪れていた人がほとんどでしたが、男性議員が4人初参加したことが良かったと思いました。 ◆決算委員会を傍聴しませんか 10月30日(火) 都市、環境決算委員会 市民のための講演会&シンポジウム
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