第61話 −運命の矢− 〜 エンディング
上がって来たのは初号機だけで、零号機は大破。二号機はパイロットのアスカがエアロゲイターのユ
ーゼスの精神攻撃を受けて入院中。なんやEVAチームボロボロですな。シンちゃんはネルフでの戦
いで友達をなくしてしまって落ち込んでいる様子。それは渚カヲルという少年の姿をした使徒だった
らしい(!)。使徒は姿を変え方法を変えてネルフへと侵入しようとしていた。それはまさに「進化
」である……と。そして、最後の使徒を倒した以上、ネルフの存在意義、ロンド=ベルへの協力的姿
勢がなくなり、敵になるかもしれない……。リィナの帰還を喜ぶパイロット達。が、ウッソと輝は不
安を隠せないでいた。それぞれシャクティとミンメイの行方がまだ分かっていないのだから。輝の戦
績が悪いという早瀬中尉に「お好きにどうぞ」と去ってしまう輝。ブリッジではメインパイロットを
中心に作戦会議が始まる。ボルテスの開発者でもある剛博士、グランゾンパイロットのシュウ、そし
てマオインダストリーよりヴィレッタ=バディム(!)という女性もそれには加わっていた。タシロ
艦長の報告によれば、エアロゲイターとゼントラーディの全面戦争が木星付近で始まったらしい。そ
してロンド=ベル隊は防衛線を張って、飛び火してくる戦力を迎え討つ、ということになった。ガン
ダムウィングの面々は、ヴィレッタを過去に見たことがあるということで話し合い。バディムという
のは昔に猛威を振るった犯罪組織の名前でもあるらしい。が、それは「ガイアセイバーズ」という部
隊によって壊滅している。マサキはシュウの協力に納得できないでいた。ヴィレッタを妖しいと思う
のは万丈も一緒で、リン社長に問い合わせてみることにしている。スカル小隊の隊長、フォッカーは
南アタリア島に用事があると言って、マックスを仮隊長にすると伝える。まだ落ち込んでいる輝に、
フォッカーはそれとなく励ましてやる。マサキはシュウに「何故ラプラスコンピュータが狙われるの
か」という質問を投げかける。が、帰ってきたのは「それが何か知っているのか」という問いかけだ
った。それは曖昧な予測に「確率」というものを付加して未来を予測するというものだったのだ。そ
してそれを力ある者が使えば、すべての事柄を予想するだけでなく、それを操作できることができる
と……。ドッグでは以前大破されたR−GUNが修理されて運びこまれていた。それは変形してHT
Bキャノンとなり、SRXに合体するという。リュウセイ名づけて「天上天下一撃必殺砲」。スーパ
ーロボットの必殺技ってのは、ちょっとダサ目につけるのがコツ、らしい(爆笑)。そうこうしてい
る内に、て敵の進撃を察知。パターンからしてメルトランディ軍。少し遠いので『ロンド=ベル隊を
先行させる』
備のロンド=ベル隊の中、シンちゃんはカヲルを殺してしまったことにひどく落ち込み、甲児の声さ
え届かなくなっていた。それを励ますカトルと大作。「自分の道を選んでください」と。でも、それ
でもシンちゃんの気が晴れることはなかった。メルトランディ軍には以前マックスと戦ったこともあ
る女性兵士。ミリアがいた。マックスはまたやる気だ(笑)。あっけなくミリアを撃墜すると、次の
敵がやってくるという連絡。それが彼女達の戦法……らしい。そうこうしているうちに敵機全滅。結
構楽だったかもー。と思っていた矢先にまたも敵増援。こんなんやったらトドメに一撃必殺砲使うん
やなかったー!! しかし、そこに流れてくるのは何らかの音楽。それはカヲル君も口ずさんでいた
もの、らしい(byシンちゃん)。メルトランディ軍は著しく戦闘レベルを下げ、撤退を余儀なくさ
れてしまう。そこへゼントラーディ軍が現れて、和平交渉をもちかけてくるのだった。しかし、ゼン
トラーディと手を結ぶことによって、メルトランディとエアロゲイターとも戦わなくちゃならないの
だ・・・。しんどー・・・。そして、グローバル艦長による和平交渉についての会見が始まった。ゼ
ントラーディ軍との和平、人間・メルトラン・ゼントラン・エアロゲイターの人間の子孫が「プロト
カルチャー」という名前において同じであること、リン・ミンメイが助けだされたこと、そして戦闘
中に流れた歌声はゼントランに伝えられてきたプレートを解析して作り出されたもの・・・。シンち
ゃんはカヲル君よりプレートを預けられていて、それと対になるものではないか・・・と考えていた。
その音楽はプロデューサーのミュンという女性によって歌詞が作られているとのことだった。その女
性を見て驚きの顔を見せるイサム、とガルド。そして、その公の場で輝とミンメイは感動の再開を遂
げるのであった・・・。艦内に流れ始めた音楽に、元エアロゲイターのレビは反応を示す。見舞いに
いくアヤとリュウセイは、エアロゲイターの部隊長機から感じられた年に似ていることに気付く。が、
彼女はその頃の記憶はもうなくなっていたのだ。彼女は地球から連れ去られた人間ではないのか、と
光。それはレビの念がイングラムの下で訓練を受けていた頃に感じた念と似ているから、だそうだ。
彼女はロンド・ベルに預けられることとなる。一方メルトランディ軍のミリアはマックスに撃墜され
たことにプライドを砕かれていた。そしてマックスに会うために人間サイズとなってマクロスに潜入
していた。そのマックスはリュウセイを元気づけようと、「バーニングPT」での勝負に誘っていた。
行った先のゲーセンでは十三やボス、弁慶がミリアにこてんぱんにやられていた所だった。早速勝負
をするマックスとミリア。が、そこでもミリアは負けてしまい、デート(というよりか決闘みたいな
)の約束をOKしてもらえる、ってこのナンパ師がぁ!!
た。まだまだ地球には秘密が隠されているのでは、ないかというユーゼス。Nervのジオフロント
の地下にあるものが、「死海文書」に書き記された約束の地、真の「黒き月」に間違いない、らしい。
そしてゼントラン・地球軍連合、メルトラン軍の争いの勝者を叩く、漁夫の利作戦にはいるのだった。
コンペイ島では、流れた音楽の歌詞作りが急ピッチで進められていた。息抜きで外出したミュンの前
に現れるガルド。昔話に花を咲かせていたが、「あの時のことはもう忘れるんだ」とガルド。が、そ
こへイサムが現れて険悪なムードに。そしてまた「ミュンもプロジェクトも渡さない」と。そしてイ
サムをまたも裏切り者と……。甲児・カトル・大作・洸達は歌詞が完成しないという話を聞いて、以
前シンちゃんがカヲル君より渡されたメモリープレートのことを思い出していた。マクロスブリッジ
では、マクロスの地球圏よりの退去命令が伝えられているところだった。とんだ厄介者、とゆーわけ
だ。そして、シンちゃんにはEVA共々ネルフへの帰還がミサトさんより伝えられる。荷物を持って
マクロスより出ようとしているシンちゃんの前にカトルと大作が現れるが、彼らの声はもう届かなく
なっていた。そして一枚のメモリープレートを渡して、逃げるように走り去るシンちゃん。ドッグで
も甲児や竜馬、透に呼び止められるが、シンちゃんは深く沈んだまま。竜馬は「何かあったら俺達を
呼んでくれ。」と言うのが精一杯。カトルは早瀬中尉にシンちゃんから受け取ったメモリープレート
を渡していた。もしかしたら、そこに刻まれた歌詞があの音楽のものではないか、と。それは最後の
使徒であったカヲル君から託されたもの。マックスはミリアとの結婚を決めたようだ……って早すぎ
るわお前ー!!(笑) しかも敵同士っすよー!! 戦いに必要である「歌」の歌詞、それに目星が
ついたところで、マクロスに非常態勢がしかれることになった。相手はメルトランディー。そして、
結婚ホヤホヤの御両人は、揃って出撃するらしい。なんとまー盛大な結婚式ですこと。しかし、歌が
完成するまで防衛線を死守しろときたもんだ。しかも後から後から物量戦をしかけてくるメルトラン
ディ軍。そしてなんか岩みたいな親玉もやってくる。だが、こちらの任務はミンメイの歌が完成する
までに持ちこたえること。戦艦の山を撃退しながら10分もちこたえると味方は全機撤退。あとはミ
ンメイの歌が炸裂するのみ……だが、肝心の彼女がいなくなってしまたったらしい。地球最大のピン
チにどこいっとんねんおまいわー!! ジャーマネやプロデューサーが探しているが音沙汰なし。輝
もミンメイを探すことになる。メルトランディ軍とゼントラーディ軍にはさまれて4隻の戦艦、ロン
ド=ベルさえもボコボコにやられてしまう。マクロスはロンド=ベル隊だけでも助けだそうと戦闘宙
域へと艦を進める。やっとのことでミンメイを探しだす輝。が、彼女は「勝てるはずない」と希望を
失っていた。そして、死ぬのなら輝と一緒にいたいとも。輝は初めて会った時から君のことが好きだ
ったと言い、君の歌に励まされてここまでこれた……と。もう手後れかもしれない、でも君はまだ歌
が歌えるじゃないか……!! その言葉にミンメイは決心して輝に笑顔を見せる。
もの凄い数のゼントラーディ艦隊がマクロスの前に姿を現す。歌が完成しないのならプロトカルチ
ャー、人間を抹殺せよといいやがったぜこんちくしょう。そして炸裂するマップ兵器。それは何故か
味方の(多分人間が乗ってるんでしょう)艦隊群を撃沈し、その矛先をロンド=ベルへと向ける。が、
そこへ流れてくるミンメイの歌。一機のバルキリーがマクロスより発進する。敵は戸惑いを隠せず、
「昔に聞いたことがある」とさえも言わせる。それは歌により50万周期の記憶が蘇っていることを
示していた。そして、そんな中でもまだロンド=ベルに敵意を抱くゴルド=ボドルザーを倒す協力を、
ゼントランディ軍のブリタイはロンド=ベル、マクロスに申し出るのであった。地球の文化をなくす
わけにはいかない……と。ミンメイの歌の中、戦いを繰り広げるロンド=ベル隊。なんかええのー。
かなりの戦艦を相手に互角以上の戦いを見せ、SRXの一撃必殺砲で撃沈されるゼントラーディ母艦。
戦いの終わりと共に歓声が巻き起こった。普通の流行歌、何万年もの前に異星人の間で流行ったラブ
ソングが、人に力を与えての勝利なのだ。しかし、終わった時点で軍資金83万!! どひー!!
その中でゼントラーディのブリタイが偵察に行くことになり、エセキゼル参謀はその知識を役立てる
ためにマクロスへと移った。話によると、エアロゲイターは「ズフィルードクリスタル」という技術
を持っていて、偵察により収集したデータを分析してそのデータを上回る戦力を持った機動兵器に進
化していく、というものらしい。そしてそれは一機だけで数多くの戦艦をも上回る威力を発揮すると
いう。宇宙怪獣からの攻撃を迎え討つためにも、エアロゲイターとの和平を結びたいところだが……。
一方、マクロスとは違う考えで宇宙怪獣を退けようと考えている(はず)のネルフでは、本部での警
戒態勢は解かれていなかった。最後の使徒を倒したはずなのに、だ。噂によればゼーレの下にティタ
ーンズがついたと言うし……。そして、ヒトがヒトでなくなってしまうと思われる人類保管計画とは
? ミサトはそれらの手がかりともなる加持を探し思っていた。委員会と呼ばれる情報端末(みたい
なもの?)は予定とよばれるものを進めようとしている。終わりと始まりは一つのところに集結する
もの、そして今から行おうとしていることは人類の通過儀礼の一つに過ぎない、とまでも。ミサトは
ネルフのコンピュータからセカンドインパクトと呼ばれた南極の爆発、STMC、最後の使徒渚カヲ
ル、ミンメイの歌。それらから一つの答えを導きだしていた。そこへネルフ全体にアラームが鳴り響
く。ゼーレと呼ばれる団体からハッキングを受けているのだ。目標はMAGI、らしい。話から察す
るにメインコンピュータみたいだ。そしてネルフの法的保護の解除、連邦への全権譲渡が通告されて
いる。が、プロテクトが完成して一時的な防護に成功する。が、ゼーレはネルフへの実力行使に踏み
切るのであった。そして戦闘シーンもなく次の話へと進む。
万丈は、ネルフに対して警戒を怠らないように言う。警戒態勢がしかれるロンド=ベルだが、連邦政
府より彼らの出撃禁止命令が出されていた。そしてそれを破るとN2航宙爆雷という強力な兵器で攻
撃してくる、とまで言うのだ。そして、その目標はロンド=ベルに限らず、コロニーや月にまで攻撃
してくる可能性も高いと。そしてティターンズ達より攻撃を受けるネルフ。パイロットを隠すために
シンジとアスカはエヴァの中へと隠される。が、シンちゃんはまだエヴァへと乗っていなかった。続
々と攻め入ってくるティターンズに、ゲンドウは冬月に全権を任せ、司令室を去る。冬月「ユイ君に
よろしくな。」。その名前はゲンドウの妻、シンちゃんの母親の名前だが……? シンちゃんも危な
くなってきたのでミサトさんが彼の元へと向う。モビルドール・ガンダムMk2を使って攻め入るテ
ィターンズは、司令室まで踊り込んでくる。そして、オペレーター達でさえも戦闘するハメになって
しまっていた……!! 恐怖にすくんでいるシンちゃんを見つけ、死にたいとまで言っている彼に「
死ぬんならしっかり生きてからにしなさい!!」と渇を入れるミサトさん。彼女はシンちゃんに彼ら
が何故エヴァを狙うのかを話していた。彼らはエヴァを使ってサードインパクトを起こすつもりだ。
セカンドインパクトは人の手によって起こされたものだった。しかし、それは使徒が覚醒する前にア
ダムを卵にまで還元することによって、被害を最小限にとどめるため、だった。そして、人間もアダ
ムと同じ、リリスと呼ばれる生命の源から生まれた18番目の使徒なのだ。他の使徒は別の可能性だ
った。50万年前にヒトの、プロトカルチャーと呼ばれた人間の……。ミサトさんはシンちゃんにエ
ヴァを消滅させることだけが生き残る手段だと話す。ゲンドウはレイをなんか張り付けられている人
型のモノの前に見つける。そして、約束の時だ、と……。地上ではティターンズがエヴァ二号機を見
つけて集中攻撃を行っていた。動けない機体の中でダメージを受けるアスカと二号機。「死ぬのはイ
ヤ……。」と低く繰り返すアスカの耳に「殺させないわ……。」という声が響く。そして、「ママ、
ここにいたのね……。」と……。いきなり吠えたアスカはATフィールドを投げつけてモビルドール
ガンダムMk2を破壊する。そして、ATフィールドは自分を守っていてくれていたものだったこと、
母親がずっと一緒だったことに気付く。っていうかアスカ恐いよ、顔が……(笑)。恐るべし破壊力
でモビルスーツをなぎ払うアスカ。しかし、ゼーレのキールは「毒は毒を持って制す」と新たな敵を
出現させる。そして、後はエヴァ初号機をここへ引き寄せるだけ、と。その敵は、アスカ曰く「EV
Aシリーズ」だということだ。その戦闘を衛星から見ていたロンド=ベルではマジンカイザー、真ゲ
ッター、ライディーンが共鳴反応を起こしていた。透はエアロゲイターや宇宙怪獣とは違う何かが現
れることを予測していた。彼らは自分達だけでも出撃することを決意していた。万丈はシュウにN2
爆雷の動きを制御するように頼んでいたところだった。本来N2爆雷はDCが制御、管理していたも
の。総帥であるシュウが操作できないはずもないと。が、人類保管計画を阻止しようとするのか、と
問うシュウに万丈は、皆目見当なことが起きることは阻止しなければならないと答える。シュウは人
類保管計画の全容を知っているかのようだ。そして、「死海文書」に定められた歴史、因果律の鎖を
どこまで変えることができるのか。そして人間がそれをどう受け入れるのか。それだけだ、とシュウ
は万丈に話す。ミサトさんはアスカに連絡を取り、エヴァシリーズを全機破壊するように伝える。し
かし、そこでティターンズの凶弾によりケガを負ってしまう。エヴァ初号機の前にシンちゃんを連れ
てくるミサトさん。これから自分一人で行動しなさい、誰の助けもなく、というミサトさんにシンち
ゃんはいい表情をしなかった。自分はエヴァに乗る資格はない。他人のためにできることなんて何も
ない、と。アスカを助けられなかったことや、カヲル君を殺してしまったことに心を傷め、優しさな
んてカケラもない、ずるくて臆病なだけだと言い放つ。泣き崩れるシンちゃんに慰めの言葉はなかっ
た。何もしたくないのなら、黙って死になさいと。しかし、ミサトさんはシンちゃんを分かっていた。
自分が傷つくより他人を傷つけたほうが心が痛くなることを彼は分かっている。でも、どんな思いが
待っていても、それはシンちゃんが決めたこと。それは価値があることだと……。そして自分が出来
ることを考え、償いは自分でやりなさい……と。しかし、他人だから自分のことなど分かっちゃいな
いと叫ぶシンちゃん。他人だから何だ、今のまま辞めたら一生貴方を許さないからと言い返す。今の
自分が絶対じゃない。後で間違いに気づき、後悔する。ぬか喜びと自己嫌悪を繰り返すだけ。でも、
その度に前へと進めた気がする。もう一度エヴァに乗って、エヴァに乗っていた自分に決着をつけな
さい。何のためにここに来たのか、何のためにここにいるのか、今の自分の答えを見つけなさい。そ
して、必ず帰ってくることを約束して……とシンちゃんにキスをする。シンちゃんを見送るミサトさ
ん。しかし、「カーペットを変えておけば良かったわね。加持君、これで良かったのよね……。」と
暗闇の部屋に爆発音が響いた……。地上ではアスカがエヴァ量産型に囲まれていた。またも脅威的な
性能でそれらを退けるアスカ。全滅させたと思いきや、もう一機が出現する。そしてそれは「ロンギ
ヌスの槍」と呼ばれるものを持っていた。それにより壊滅的なダメージを受ける二号機。そして倒さ
れたはずのエヴァシリーズは活動を再開した。殺してやる……と低くつぶやくアスカの前に、初号機
が姿を現す。そして、「僕はもう逃げない!!」と力強く言うシンちゃん。初号機が現れたことを見
たキールは、「我ら人類にもたらされる大いなる福音、人々をエヴァと共に真の姿に……。」とつぶ
やく。そこでエヴァのパワーが逆流。アンチATフィールドなるものが姿を現す。キールの目的は正
にそれで、そしてそれは15年前のセカンドインパクトと酷似しているものだった!! そこで大気
圏外より飛来する物体を確認する。それは甲児達だったのだ。彼らの乗る機体が人類の誤った進化で
ある保管計画を許すはずもない……と。そしてそれを追って現れるロンド=ベル。N2爆雷はシュウ
の手によって妨害されていた。彼らはエヴァを、シンちゃんを守るためにエヴァシリーズの前に立ち
はだかるのだった。そして、気合全開の彼らの前に、エヴァシリーズは完全に沈黙する。そしてネル
フはこの時をもって解散。SDFへと転属することとなった。ミサトさんとアスカは何とか無事に保
護され、ラー・カイラムの中で治療することとなった。アムロは「立派に闘ってくれた」とシンちゃ
んを誉めている。シンちゃんはなんとか元気になって、アスカもいつも通りに戻った。冬月はネルフ
本部に残っていた。そしてガフの部屋が開けられてがどーたらこーたら。まあ、保管計画でなく、別
の進化をたどらなくてはいけなくなったとシュウに話す。そして、ヒトの可能性を見守らせてもらう
……と。
でも作れる、とあっけない。ユーゼスのもう一つの情報によると、STMCにより一艦隊が全滅して
いるらしい。もはやそんなところまできたかSTMC。そしてラオデキヤは地球へと本格的な侵略を
行うこととなった。ガルーダとハイネルを先陣として先行させる。そして彼らの大切な人間を人質と
して差し出させる、といったのがラオデキヤの軍略であった。その頃、シャピロはユーゼスの秘密部
屋へと侵入していた。そこにはカプセルに入ったシロッコやガルーダ達、そしてシャピロ自身だった。
それがいくつも並んでいる。それはユーゼスが造りあげたクローンだったのだ。SDF、マクロスに
連邦より通達されたのは、内部の人間の受け入れ拒否であった。マクロスが地球に近づくにつれ、地
球が戦場となることを恐れているのだ。元ネルフ達のクルーはマクロス第一艦橋のクルーとなってい
た。ミサト「良かったわね第一艦橋で。第三艦橋ならいつも攻撃されたり解け落ちたりするもんね」
(笑)。そこへリン社長がやってくる。月のフォン・ブラウンへのマクロス市民移動の話を持ってき
たのだ。月には数万単位で収容できる巨大シェルターがあるということなのだ。リンはイングラムと
イルムが見つからないことに謎を感じていた。イングラムの目的も分からないままに。透が言うには、
イングラムの目的はユーゼスを倒すことではないか、と。そして、透や光、リュウセイ達の力を借り
なければ倒せない程の存在であるユーゼス(それらもイングラムの行動を「善意的に考えればの話」
だが)。透は彼を許せない心で一杯だった。民間の兵器であるコンバトラーやボルテス等は日本へと
一時的に移されていた。そこでコンバトラーにワープ装置をつけると言うのだが、それを聞いたコン
バトラーメンバー、ちずるの顔色が優れない。博士から聞いた話によると、ちずるは心臓病にかかっ
ているらしいのだ。だが、戦いが終わるまで手術をしないと言い張っているようなのだ。豹馬は人類
もちずるも死なせないと博士に誓うのであった。ボルテスの基地では、岡長官が無事な顔を見せてい
るところであった。連邦は彼らの基地はおろかゲッター、コンバトラーの基地にさえ退去命令を出し
ているのだ。エアロゲイターの目標になるという理由で。そして、ボルテスにもワープ装置がつけら
れ、対エアロゲイターの戦力がアップしていた。そしてボルテスチームのリーダー、健一にも博士か
ら秘密の話があった。それは、プリンス=ハイネルが異母兄弟であるということだった。OZの司令
部では解体後処理に追われているサリィとレディの姿があった。OZはトレーズの思想の元であるべ
き姿に戻らないといけない、と……。月ではマクロス市民の月移民が進められていた、が途中でエア
ロゲイターが新ワープ方法でマクロスに攻撃をしかけ、ヴァルキリー部隊が一瞬で全滅してしまう。
そしてグローバル艦長は市民の安全を最優先してロンド=ベル隊に警戒態勢を伝える。が、ロンド=
ベルが戻ってくるには3分かかる。その間損傷によりマクロスも動けず、大ピンチに陥る……!!
が、そこに現れたのはグルンガストタイプのパーソナルトルーパー。イルムだったのだ!! 彼はマ
クロスにリンが乗っていることに気づき、「マズイ時にマズイ奴と会っちまったぜ。」と悪態(笑)。
続いてでてくるのは、今までケガで戦線を離脱していた巴武蔵のゲッター1だった。リンの前で無様
なマネは見せられないと意気込むイルムの前に、コンバトラーとボルテスが姿を現す。この4機でな
んとかしのいでいるが、いかんせん敵の数が多い。しばらくするとロンド=ベル隊がやってくる。イ
ルムは元気そうな透と光を見て「仲良くやってるじゃないか。」と。うわははは。なんとか基地の周
囲に陣形をはりめぐらせてマクロスの防衛にあたる。その中でガルーダのお付きであるハーフロイド
(半分メカ人間)のミーアはコンバトラーに機体を撃墜されてしまう。ガルーダは彼女の回収して修
理しようとするが、突如ガルーダと同じような機体が五機現れる。ガルーダは実は機械人間で、母親
と敬ってきたオレアナ、エアロゲイターのユーゼスは彼を作った人間であったのだ。その事実に取り
乱し、混乱するガルーダ。しかし、現れたガルーダ達によって再度操られてしまう。争う意味はなく
なるが、ガルーダの意志はそこにはない。豹馬は事の張本人、オレアナとユーゼスに激しい怒りを向
ける。撃墜したガルーダは最後の最後でその意識を自分のものに戻す。が、時はすでに遅く、ズフィ
ルードに気をつけろ、と爆発の中に飲まれていく。彼は死の向こうでミーアと仲良くなっていること
であろう。ハイネルはハイネルで倒すと守護神ゴードルとか乗ってまた出てくるし。うわー、もう精
神ポイントねーよ(汗)。しかし、ゴードルでさえもボルテスの前にかなうはずもなかった。そして、
ハイネルと健一が異母兄弟であるという事実をハイネルへと聞かせる。信じられないことではあった
が、ハイネルの持つハトの紋章の入った短剣が何よりもの証拠だったのだ。何のための戦い、何のた
めの争いか……。苦悩するハイネル。今までボアザンの誇りのためだけに兄弟と戦ってきたのだから。
ハイネルは最後に「お父さん……」と一言発して、その機体を爆炎へと包みこんだ。何とか市民を月
へと移動することに成功はしたが、一部の市民が暴動を起こしているとのことだった。それを聞いて
グローバル艦長が彼らの説得へ当たることになった。連邦の受け入れ拒否により、地球、コロニーへ
戻れなくなったこと。そして月以外に受け入れ先がないこと。これからもSDF、マクロスは市民が
地球へ戻れるように戦いを続けること。それらを市民に対して弁論するが、反応は鈍い。代わってミ
ンメイが彼らの説得を始める。艦長達はみんなのために一生懸命やってくれる、地球に戻れる日がき
っとくる。今まで絶望的な状況があったけど、みんなの努力でやってこれた。私はここから、マクロ
スという家から離れない。ここは私達の家であり、故郷でもあるから。その必死の声に市民から歓声
が上がった。その言葉と歓声に感謝の心で満たされるグローバル艦長だった。戦いの後、豹馬の気は
決して晴れなかった。それは健一も同じようなことだった。どちらもライバル、それも分かりあえた
であろう相手をなくしてしまったのだから。どこで間違ったのだろう。どこから間違ったのだろう。
だが、二人は落ち込んではいられなかった。本当の敵、ユーゼスを倒さない限り、この悲しみの輪廻
は終わらない。今は戦うことが先決だ、と。光はイルムに今までの経歴を聞いていた。彼は地球でイ
ングラムを追っていたらしい。だが、まったく見当がついてはいないそうだ。だからシュウに聞こう
とやってきたが、シュウはもうSDFにはいなかった。リューネとイルムは何度か模擬戦をやって知
り合った仲らしい。マサキはイルムにどこかであったような気がするが、気のせいだと言われる。し
かし、イルムはマサキに会ったことがあらしい。初めて地上に上がってきたサイバスターを発見した
機体にイルムが乗っていた、ということだ。イルムはシュウがいないならもう出ていくといい、光の
「一緒に戦ってくれないんですか?」という問いに「お前には透がいるじゃないか。」と返す。光の
態度になんか微妙な透君(笑)。それに顔を合わせちゃマズい人間もいるらしい。それって……。リ
ューネとマサキ、透と光、それぞれ仲良くしろよ。生き延びてたら、また会おう。そう言ってマクロ
スより出発していった。兄貴ー!! カッコいいぜー!! コンペイ島の元ネルフクルーは、こと座
付近に大量の宇宙怪獣を発見したという通信を受ける。その声は「敵は七分で、黒が三分だ!!」と
繰り返していた。
道からして地球をピンポイントに狙っている、らしい……。もはや絶望的は状況だ……。億単位の敵
に作戦が通用するかどうか分からなくて悩むミサトさんはジュドーやプルから心配を受ける。が、な
んでもないと彼らを通り過ぎた。子供を巻き込むまいというミサトの心遣いだった。ドッグではオオ
タとアマノが言い合っていた。そこへやってくるノリコ。アマノと入れ違いに入ってきたノリコの目
に映ったのは、血を吐いているオオタの姿だった。看護兵を呼ぼうとするノリコをオオタが止める。
誰かを呼べば、殺すとまで言われて……。彼は敵の集団がそこまで来ていることを告げる。そして、
その集団を迎撃できるのはガンバスターだけだと。ノリコとアマノは一人一人では「火」だが、二人
合わされば「炎」となる。「炎」となったガンバスターは、無敵だ……。苦しみの下からそう諭す。
そして、アマノには体のことは言わないでくれ、言えば彼女は戦えない子になってしまう……と。オ
オタはノリコの父親、タカヤ提督を守れなかったことを悔やみ、ノリコに今ここで謝るのだった。パ
イロット達に警戒態勢が通告され、最後の戦いの雰囲気が流れる。そして1時間の自由時間が彼らに
与えられた。最後にブライト艦長から一言。
「この戦いが、今までのどんな戦いより激戦になるのは間違いない。だが、この戦いでの敗北は許さ
れない。すまんな……、みんなの命をくれ。」
その言葉に、死ぬつもりはない、と返す甲児。そうだ、誰しもが生きるために戦ってきた。今までの
戦いでも何とかやってきたんだから、今回も大丈夫。そんな思いが各パイロットにめぐった。
光子力研究所の弓教授と連絡をとる甲児。さやかは俺が守ってみせます、と。鉄矢は家族がいないた
めに連絡をとっていなかった。しかし、とある研究所には父親代りの人がいる。戦いが終わったら彼
に会ってくれないか、と鉄矢。
デュオはウッソに両親に連絡はとらないのか、と。ウッソの両親はリガ・ミリティアにいていつでも
会えるようだ。しかし、ウッソは行方不明のままのシャクティが気になっていた。大作は仲間に連絡
を取ろうにも彼らが忙しくてできないし、ロボがいるから、と話す。デュオ達はカトルを除いてそう
いうものがいないのでしないらしい。が、ヒイロが通信室に入っていくのを大作が見ていた。その相
手はリリーナだった。エアロゲイター、STMCを倒してリリーナが生き残れば平和が訪れる。が、
ヒイロは……? と問うリリーナに「命なんて安いものさ、特に俺のはな。」と。そして、さよなら、
リリーナ……と……。
通信室を利用するのは透が最後だった。両親にはメールだけを送っておいた。心配かけたくないから
……。リュウセイは母親に連絡しなくていいの? とアヤ。だが、彼の母親は病状が悪化してロクに
話せる状況ではないらしい。でも両親が死んぢまったマサキよりまだマシだ……と去っていくリュウ
セイ。リュウセイの母親は思い病気で軍の病院に入院しているらしい。彼が軍に入ったのもそのため
だと……。
ノリコはオオタコーチの言葉に悩んでいた。アマノを守るというその言葉に。しかし、涙するアマノ
の姿に、コーチの体のことはアマノはすでに知っていたのではないか、と。自分だけが知らなかった
のではないか、と……。
ヴィレッタはイングラムと連絡を取り合っていた。ラオデキヤはSTMCの来襲に気付いている。だ
からこそ優秀な部隊であるSDFとロンド=ベルを吸収しようとするだろう。しかし、ユーゼスはク
ロスゲート・パラダイム・システムによってSTMCの対策を完璧にしているはず。が、それを行う
とユーゼスは人を越えた存在となる……。イングラムはヴィレッタに現在の場所を伝えようとはしな
かった。アストラナガンがあればユーゼスを倒すことができるかもしれない、とのヴィレッタの声に
も。彼もユーゼスの前では自我を保っていられるかどうか分からないらしい。だからこそリュウセイ
を始めとするサンプルを集めたのだ……と。
ブリーフィングルームでは赤ん坊であるカルルを戦艦から下ろそうという話になっていた。そのカル
ルの遊び相手になっているのはレビだった(!)。カルルはもうすこしで大好きな人に会えるのが嬉
しいようだ、って赤ん坊と話できるのかレビ。そこへ暗い顔をしたリュウセイが入ってくる。それを
気遣うレビ。が、そこへいやな空気が流れてくる。私達のの記憶を忘れさせたあいつがやってきた…
…と!! 30キロにも及ぶ物体がワープしてくるというのだ。それはエアロゲイターの戦艦だった。
指令であるラオデキヤは我々の軍門に下るか、我々の前に砕け散るかという選択をロンド=ベルへと
投げかけてくる。地球人は危険な存在だ。技術ばかりが発達してそれを使う人間が追いついていない、
と。それでは第二のゼントラーディになるとまで言うのだ。だからこそラオデキヤの元へと下れと言
うのだ。しかし、ロンド=ベルの答えは二つのうち、どちらでもなかった。そこで万丈の決めセリフ。
「世のため人のため、エアロゲイターの野望を打ち砕くダイターン3。この日輪の輝きを恐れぬなら、
かかってこい!!」。うひょー!! かっちょえー!! その言葉にラオデキヤはシロッコに地球人
撃退の命令を下すのであった。シロッコ配下のモビルスーツをなぎ倒していると、ダンクーガのニセ
モノが登場。しかもそれにのっているのはシャピロであった。そしてまたも増援、今度はゲッタード
ラゴンとグレートマジンガー。どうやら今回の戦いは長くなりそうだ。シャピロは惜しくもダンクー
ガで倒せず(未出撃)、ドラゴンらはモビルスーツ部隊で撃破。っていうところでまた増援出現。今
度は密かなレギュラー、メカギルギルガンだった。そーいや、こんなやつもいたよなー。それもあっ
けなく撃破し、シロッコのジュピトリスも念動爆砕剣で撃墜。しかし、続いてでてきたのはジ・オと
ラフレシア。生きていたのか鉄仮面。シロッコはSTMCに勝つために透に降伏を申しかけるが、そ
の答えはNO。鉄仮面は透を利用して強化人間を造るとまでいってやがるし。だーれがお前らのとこ
ろなんざ行くかってんだ!! だが、すべてが終わった後、地球から排除されたSDF、マクロスを
受け入れてくれるのか? と問うシロッコ。そしてその人間達に失望し、ジュピトリアンと同じ「人
類の粛正」という道をたどるということも。そんな言葉でも透の心は屈しない。激闘の末、罫都瞬獄
剣で切り裂かれるジ・オ。「これから人類は滅びることになる、あの男の手によってな……。」。…
…。ジュピトリアンとの決着はついたが、エアロゲイターの戦艦がどこかへ行ってしまった。それは
いいとして、主要メンバーが宇宙怪獣対策のために集められることとなった。
った。パイロットの間では、エアロゲイターが姿を現さなかったのは、誰かに邪魔されてこれなかっ
たのではないかという考えがでていた。そしてそれは、シュウがイングラムの仕業ではないかという
考えも。ブリッジでは対宇宙怪獣の作戦が練られていたが、有力なものは何一つでなかった。思案す
る艦長らのところへオオタコーチがやってくる。彼の出した提案は、エクセリヲンを暴走させてブラ
ックホールを作り、宇宙怪獣をそこへ飲み込んでしまうというものだった。しかし、それでは地球や
コロニーに甚大な被害が出てしまうという。が、それ以外に何があるのだろうか。爆破予定地点まで
はアマノとタカヤのバスターマシンで護衛することとなり、その作戦が適用される。その作戦を両名
に伝えるミサト。寂しそうな表情をするアマノだったが、ノリコは力強く了解の返事を返した。しか
し、往復で半年もかかってしまう道のりに不安を隠せない。作戦は開始され、バスターマシン二機と
エクセリヲンはマクロスより離れていく。「半年もたてばコーチの体もよくなりますよ。」と気遣う
ノリコだったが、彼の体は宇宙放射線病にかかっていて、半年ももたない体だということを告げられ
る。そこで宇宙怪獣の群れと遭遇。その数二億五千万!! そこへと突っ込んでいくバスターマシン、
そしてエクセリヲン。しかし、亜高速で移動中なので戦っている間に一週間、二週間と過ぎていく。
そんな中、オオタの体を、オオタを思い直すアマノ。そして、帰ってもオオタがいない寂しさと恐怖
で戦えなくなってしまう。しかし、オオタもアマノに側にいてほしかったはず。6ヶ月の間、ひとと
きも離れずに側にいてほしかったはず。なのに二人を送り出したのは、ガンバスターと二人に人類の
未来をかけたからだった。だからこそ、オオタのために、ロンド=ベルのために、そして何より人類
のために戦わなければならないのだ。「お願い!! カズミ!! 戦ってぇぇ!!」と絶叫するノリ
コの声に、オオタの心を思い出すアマノ。そして、合体するバスターマシン。その巨大な勇姿を宇宙
怪獣の前に見せつけるのであった。オオタの心のこもったガンバスター。そして人類の未来を肩に背
負い、それを枷と思うどころかバネにする二人の前に敵はいなかった……!! 無人エクセリヲンの
裏手に現れる増援。それを撃破しに回ろうとするガンバスターだったが、タシロ艦長の声が人のいな
いはずのエクセリヲンから聞こえる。彼はエクセリヲンの自爆を自らの手によって行おうというのだ。
だが、青葉、伊吹、日向の元ネルフスタッフ。そして副艦長までがエクセリヲンに乗り込んでいたの
だ。艦長一人だけでは艦の航行は行えないと。宇宙怪獣の波を切り裂いてエクセリヲンの道を開ける
ガンバスター。そこへシュウのグランゾンが姿を現した。そしてマクロスでさえもグランゾンの力に
よってワープさせてきていた。そして、出撃するロンド=ベルメンバー。彼らは成功確率が1%に満
たなかろーが、それから逃げる連中ではないからだ。全戦力を使って宇宙怪獣を切り抜け、エクセリ
ヲンを敵の中心へ送り込むことに成功する。が、体力のありそうな奴らが最終到達地点に陣形を張っ
ていた。まるでこちらがそこを狙っているのが分かるように。それは宇宙怪獣の最後の通告だったの
だ。ヒトという存在を滅ぼす悪魔の。シンちゃんの父は宇宙怪獣にかなわないからと人類保管計画を
スタートさせた。とシンちゃんは思っていた。が、大作がそれを否定する。人類の滅びをゲンドウが
考えていたなら、シンちゃんをエヴァのパイロットには選ばなかっただろうと。そしてパイロット達
は少ない可能性に絶望はしていなかった。ライディーンが目覚め、マジンガーやゲッターが力を発揮
した理由。それはヒトによって宇宙怪獣を倒せる可能性が残っていることの証だったのだ。だが、宇
宙怪獣の中にある念が広がった。それはユーゼスだった。シュウは何かの策をエアロゲイターに対し
て施していた、らしい。それを通り抜けてきたのはユーゼスだけであった。策というのは、シュウと
イングラムによってエアロゲイターの母艦を別宇宙へと飛ばしたこと、だというのだ。ユーゼスは宇
宙怪獣の中心に鎮座していた。その周囲にはえらい数の宇宙怪獣。だーれーかー!! アトミックバ
ズーカもってこーい!! なんとか気力を上げつつ宇宙怪獣を撃退しながら、ユーゼスと対面。これ
を念動爆砕剣で粉砕する。しかし、手応えがない。ユーゼスは「これで計画の成就に一歩近づいた…
…。」と言って去っていく。シュウは彼の行った行動を予測、理解していた。が、黙して語らず。エ
クセリヲンはユーゼスがいた地点まで、最終目的地点まで到達した。そして、ネルフスタッフに対艦
命令を出す。それは、エクセリヲンの爆破予想宙域よりロンド=ベルの退去の作業を行わせるためで
あった。ここまできて犠牲を出さなければいけないのか、と納得のいかない大作とジュドー。しかし、
このままでは艦長の思いを無駄にすることになる。それよりか、爆破の余波は地球圏まで広がり、壊
滅的な打撃を被ることになる。それを背負って戦うのは、ここで死ぬよりも辛いことだと透は言う。
艦長の想いを胸に、ロンド=ベル隊は現在の宙域より退去し始めるのであった。それを見送るエクセ
リヲン。ロンド=ベルが見えなくなったところで、エクセリヲンの爆破作業を開始する。「あとは頼
むぞ、若者達……。」。全機を収容したマクロスはワープを開始する。が、ブリッジへとノリコ達が
やってくる。自分達の艦の最後をこの目で見たい、と……。そこにいたのは無事であったオオタであ
った。アマノは喜びの涙を浮かべる。よくやったと誉めるオオタだったが、まだ作戦は終わったわけ
じゃないと。そして、爆破するエクセリヲン。ノリコ「さようなら、エクセリヲン……。」。そこで
ワープを開始するが、何らかのトラブルでワープ装置が正常に作動しない。見知らぬ閃光と共にワー
プを開始するマクロス。ワープ終了したマクロスは、見たこともないような宙域へと誘われていた。
それは座標軸も役にたたない亜空間であったのだ。自らをクロスゲートさせて閉鎖空間へとシフトさ
せたらしい、とはシュウの心の声。そしてそれはユーゼスの仕業である、と。そして、そこに現れた
のはエアロゲイターの母艦、ヘルモーズであった。ラオデキヤは自分達の艦隊を閉鎖空間へと閉じ込
めたのは地球人の仕業だと勘違いしているようだ。ユーゼスがロンド=ベルを閉じ込めたということ
は、通常空間とのクロスゲートが成功した証。だからもうすぐ脱出が可能というラオデキヤ。だが、
その前にロンド=ベル隊を殲滅する、と言う。エアロゲイターという秩序を乱す不穏分子たるロンド
=ベルの壊滅を。ガルーダ軍団を迎え撃ち、ヘルモーズをも撃墜する。しかし、「汝らは運がいい。
神の姿を見ることができるのだからな。」とラオデキヤ。ヘルモーズの爆炎の中から現れるズフィル
ード。それはゲッター、マジンガー、サイバスターに似た姿だった。偵察機メギロードの収集したデ
ータによって生成されたエアロゲイター最強最後のマシンなのだから。しかも、攻撃を与えるたびに
体力を全回復する。どーやって倒せっつーんじゃい!! 仕方ないので他ユニットで削った後、魂込
めた天上天下一撃必殺砲でやっと撃沈する。ふー(汗)。周囲に敵の反応もなく、これですべてが終
わりかと思われた。しかし、新たな重力を感知。それは黒いジュデッカ、ユーゼスの機体だった。そ
して計画も成就された、と。ラオデキヤは一人ではなく、ズフィルードも一機ではないと言い、四機
ものズフィルードが姿を現す。ズフィルードが優秀な機体のデータを集めて作り出したものならば、
ラオデキヤは優秀な人間を集めて作り出された「もの」ということだった。そしてラ・ギアスやバイ
ストンウェルに干渉し、イングラムに優秀なサイコドライバーを探すよう脳にインプットした。今、
ユーゼスの前にマサキのサイバスター、優秀なサイコドライバーである透、リュウセイがいるのも、
すべては仕組まれたことだと言うのだ。そしてシュウまでも利用していたとも言う。人を利用するユ
ーゼスを許せないロンド=ベルの面々、リュウセイは怒りの矛先をユーゼスに向けた。だが、そこに
現れたのはイングラムのアストラナガンだった。ユーゼス「君達が倒すべきなのは、この私なのだよ
」。人類に全てをかけた最終決戦が、今ここに始った。リュウセイはイングラムに叫ぶ。正気に戻っ
てくれと。その時、イングラムの念がリュウセイに逆流する。その中にライやアヤ、みんなが見える。
そして、イングラムの記憶が戻ってくる。だが、「また会えたな」という言葉にリュウセイは何も思
い出せなかった。イングラムはユーゼスを倒すのが俺の目的だ、と協力をしてくれるようになった。
しかし、宇宙さえも支配できるほどの力を持つゲッターでさえユーゼスと互角以上に戦うことはでき
なかった。神に刃向かうなど、無駄なことだと諭すユーゼスにマサキは屈しない。マサキ「神? 神
がどうしたってんだ。生きてる俺達のほうが、神なんかよりよっぽど大事だぜ!!」。透も「俺達の
未来は俺達が作り出して見せる!!」と戦うことを諦めない。だが、リュウセイはユーゼスに真の力、
ウラヌスコンピュータの力を引き出されてしまい、SRXのコントロールが効かなくなってしまう。
だが、洸やジュドー、ショウ、アムロ、透や光、レビ、マサキの声と念がリュウセイに集中していく。
「SRX!! 動け!! 動いてくれ!! お前は地球を守るために作られたスーパーロボットなん
だぞ!!」。その言葉とその力はSRXを制御し、その銃身をユーゼスのジュデッカに力強く向ける
のであった。そして全員の想いを乗せて放たれる一撃必殺砲。光に貫かれて撃沈するジュデッカ。が、
私がいなくとも計画は終わらない、と。そして、ユーゼスを倒すことにより帝国より地球が目をつけ
られてしまうらしい。所詮ラオデキヤ艦隊はバルマリィ帝国の一部分に過ぎないと。そして、高笑い
の中、ユーゼスは爆破の渦に消えていった……。
球へ到達することも。宇宙怪獣を殲滅したその爆発は、コロニーのほとんどを叩き落して、地球に甚
大な被害を与えるという、あまりにも大きい代償だったのだ。その、極東地区のビッグファルコンに
エンジェルハイロゥにいたマリア女王がやってくる。それは人類が受けなければならない業なのだと。
彼女はエンジェルハイロゥ陥落の際、トレーズによって逃がされていたところを救い出されたのだ。
そこでティターンズ、バスク=オムの演説が始まる。それは今までの、これから起こる被害はすべて
ロンド=ベルの責任だと。そしてこれから地球を守るために、ティターンズが起たないといけないの
だと。「歴史は繰り返す」。だが、それを阻止する存在もあるはずなのだ。その存在であるはずべき
のロンド=ベルの帰りを、残されたDCの人々は、祈るのであった。早乙女博士、弓教授の元、リリ
ーナ=ピースクラフト、国際警察エキスパートの所にも作戦成功の連絡はやってくる。が、ロンド=
ベルが帰ってくるかどうかは誰にも分からなかった。だが、彼らが帰ってこないと思う者は誰一人と
していなかった。
しかし、マクロスは健在だった。木星圏内に。そこでグローバル艦長より全作戦終了の言葉が発せら
れた。沸き上がる歓声。そして、彼らの母なる星、地球へと向かうのであった。
ジュドーは妹リィナとの再開を果たしていた。「ようやく終わったわね」とルー。ジュドーは万丈が
行う、地球への衝撃波の対策を行うプロジェクトに参加することにしていた。プルとリィナ、ルーと
一緒に。「ダブルゼータを売っ払って一儲けするって話、言えなくなっちまったなあ」何考えてんだ
ビーチャ(笑)。
シーブックはフロンティアサイドに戻ることを考えていた。両親や妹のこともあり、これからのこと
もあるからだ。それについていきたいというセシリーを笑顔で迎えたシーブックだった。
ボルテスチーム、コンバトラーチーム、ライディーンの洸の戦いは終わったと剛博士から伝えられた。
が、彼らは終わったつもりはなかった。宇宙怪獣もまだまだいるだろうし、帝国もまたやってくるか
もしれないから。俺達の戦いは終わったのではなく、始まったのかもしれない、と……。そして、コ
ンバトラーチームのちずるの心臓病も治さなければいけない。豹馬はそうちずるに約束するのだった。
ゲッターチームは真ゲッターを封印することにしていた。強すぎる力は災いを呼ぶと。だが戦いをや
めるわけではない。自分達で手に入れた平和は、自分達の手で守っていかねばならないからだ。
輝はミンメイとの再開を喜んでいた。一緒にいてくれる? というミンメイに首を縦に降らない輝。
それはミンメイはこれからも地球の人のために歌わなければならない。俺は君や他の人々を守るため
にヴァルキリーを降りるわけにはいかない、と。でも、もう会えないわけじゃない、とも。また連れ
出してくれる? と言うミンメイに苦笑いするしかない輝。そしてミンメイはこれからも輝のために、
人々のために歌い続けることを約束する。
甲児はウッソに部屋が空いているから家に来ないか、と誘う。が、ウッソはカサレリアに、故郷に帰
ることにしていた。そしてシャクティも探さなければいけない、と。甲児は何かあったらいつでも頼
ってこいとウッソを励ますのだった。
イサムはフォッカー少佐からスカル小隊へ来ないかという誘いを受けていた。だが、イサムはそれを
断った。AVFシリーズの実験と、ガルドとの決着をつけなければならないと。だが、フォッカーは
いつでも彼を待っている様子。無茶だけはするなよというフォッカーの言葉に「俺から無茶を取った
ら何も残りませんよ」と。
カミーユはロンド=ベルに残ることになった。ロンド=ベルから離れる人間がいるのなら、それを守
る人間も必要だと。いたらいたでうるさいが、いなくなれば淋しい、とアストナージ。
シーラ女王とエレ女王はバイストンウェルへと帰るようだ。まだバイストンウェルの戦乱は終わった
わけじゃないらしい。それに関してはシュウがグランゾンを使ってオーラロードを開くという。ロン
ド=ベルから離れるのが淋しいというチャムに、まだ私達にはやるべきことがあります、とシーラ女
王。ショウとマーベルは地上へ残るように言われてしまった。今回の戦いで一番被害を受けたのは地
上だから、と。だが、彼らは地上に残るつもりはなかった。脅威はまだまだ終わらないが、バイスト
ンウェルでの戦いは地上人によって引き起こされたもの。それは地上人の手によって解決されねばな
らないと。
エヴァはSDFの決定で破棄されることになった。太陽に向かって射出するらしい。シンちゃんとア
スカの任務もこれで終わり。しかし、ゲンドウとレイはもう戻ってくることはないそうだ。シンちゃ
ん曰く、セントラルドグマを封印したのではないか、と。誰にも使わせないために。同じことを起こ
させないために……。ミサトさんはもう二度と会うことはないでしょうと、別れを告げて部屋から出
ていった。いきなりの別れに納得できないアスカをシンちゃんが抑える。ミサトさんの気持ちを無駄
にしちゃダメだと。
ノリコとユングはアステロイド地帯のイカロス基地へ戻ることになった。宇宙怪獣はまだ生き残って
いるから、タシロ艦長の想いを無駄にしないためにガンバスターで戦う、と。カズミもついていくと
言うが、二人がそれを止める。カズミには別の未来が、コーチのオオタと一緒にいるという未来があ
るから。その二人の想いに涙し、バスターマシン二号機の機動キーをユングに渡すのであった。
イングラムの消息は不明になっていた。彼の死の可能性に落ち込むリュウセイ、ライ、レビ、そして
アヤだったが、ヴィレッタは悲しんでいる暇はない、と。SRX計画もまだ終わったわけじゃないと
も。彼らのRマシンはまだ試作機にすぎないらしい。あのSRXが仮の姿だと言うのだ。ゼ=バルマ
リィ艦隊が本格的に攻めてきた時のためにSRXは生まれ変わらなければいけない。イングラムに選
ばれた者として。
マサキはシュウを許したわけではなかった。だが、シュウのおかげで今回の敵に勝てたのはまぎれも
ない事実だった。それに例の衝撃波を何とかできるのは彼ぐらいしかいない。だからシュウとの勝負
は預けておくと、マサキ。リューネもシュウに心許していたわけではなかった。今度は敵に回るかも
しれないと。マサキはリュウセイの所に厄介になるといい、リューネもそれについていくことになっ
た。
ロンド=ベル旗艦ラー=カイラムはコンペイ島へと帰っていた。ロンド・ベルメンバーも半分になっ
てしまう。元々軍人が少なかったために仕方のないことだった。万丈は地球へ帰るメンバーの船の手
配をしていた。ロンド・ベル地球退去命令が出ているためにラー・カイラムは地球へ行けないのだ。
ブライトやアムロはそこで連邦軍からの決定を待つしかなかったのだ。
ダンクーガチーム、ガンダム試作一号機メンバー、カトル、デュオはそれぞれ別れを惜しんでいた。
しかし、そこに透の姿はなかった。
透は格納庫でヒュッケバインMk−3に会っていた。俺はこいつがいたからこれまでの戦いを乗り越
えてこられたと。そこへ光がやってくる。それは連邦会議で決定されたヒュッケバインを封印すると
いう伝達だった。そして光は、ここに残るという。彼女にはいずれグルンガスト弐式強奪の罪に問わ
れることになる。そうなったら透にも迷惑をかけてしまう、と。できることならば以前との透との記
憶を取り戻したかった。でも、それがかなわない今、透とは一緒にいられないと……。しかし、透は
納得できなかった。俺達色々あったけど、それを乗り越えて、こうやって一緒にいられることができ
た。それに透は決めていた。何があっても光の側にいると。今までも何とか二人でやってこれた。だ
からこれからも大丈夫だと。その言葉に光は胸を打たれ、「ありがとう」と返すのだった……。