「菊水隊ウルシー攻撃に関する一考察」
本 文 目 次
挿入写真:回天命中直後の油槽艦ミシシネワ(満載排水量23,000
トン)爆発大火災の写真
T 総論 01
1.
本論執筆の動機 01
2.
米公文書解禁 03
3.
参考資料 05
挿入図面:米国海軍水路部ウルシー全体図(06の次に挿入)
4、ウルシー環礁 07
U 時間、時差、天測歴、潮汐について 08
1.時間の示し方 08
2.菊水隊の定説を覆す時差の問題 09
2−1 時差の概念 09
2−2 日米時差説の由来(それは○五四七=○五○七ということ)
09
2−3 米軍の使用時間 12
3.ウルシーの当日日出時間、月出、月没、潮汐、海流 13
V 菊水隊のウルシー攻撃 14
1.水漬しの回天 14
2.引用した史料 15
3.イ三六の回天発進 17
3−1 発進位置の計画 17
3−2 実際の発進位置の推定 18
挿入図面:イ三六、イ四七回天発進計画図及び発進位置(18の次)
4.イ四七の回天発進 19
4−1 文献毎に違う発進位置と時間 19
4−2 発進位置の疑問 20
4−3 イ四七回天発進とザウ水道到着時間 21
5.戦闘直後の戦果判定 21
5−1 日本側単独の菊水隊の戦果 21
5−2 回天戦果の検討と発表 24
W 米国側の回天発見と掃討作戦 26
1.米国回天研究家マイク・メアー氏 26
2.マイク・メアー氏から入手の米国関係資料 28
3.環礁水道に向かう回天 31
挿入図面:回天ウルシー突入参考図(原図メアー氏作成、訂正小灘氏)
(32の次に挿入)
4.米駆逐艦ケースの回天への追突 34
4−1 巡洋艦部隊と駆逐艦部隊の早朝出撃 34
4−2 駆逐艦ケースと遭遇の回天 36
5.環礁内に突入した回天と米駆逐艦 38
5−1 イ三六から発進の回天 39
5−2 イ四七から発進の回天 39
5−3 環礁突入の回天と米駆逐艦との死闘 42
5−4 爆雷投下後の日本人二人発見事件 43
5−5 浮上がった二人の日本人、だが??? 45
5−6 海面に発生した大きな渦の正体は? 46
5−7 回天の防潜網突破か? 46
6.ウルシー環礁内の大恐慌 47
X 環礁突入に失敗した回天 49
1.ムガイ水道入口において撃沈された回天 49
2.リーフに衝突あるいは座礁した回天 50
2−1 USSサムナーとUSSレノー 50
2−2 ○四一八爆発の回天? 52
2−3 一一三二爆発の回天? 54
2−4 回収された回天 55
挿入写真:リーフ上で回収された回天を検分する写真(55の次)
回収された回天をウルシー倉庫に収納する写真(同上)
3.リーフ衝突の回天と環礁内で爆雷により撃沈された回天との関係 56
Y 油槽艦ミシシネワ撃沈 58
1.回天命中時期の決定 58
挿入写真:油槽艦ミシシネワ全景写真(58の次)
2.轟沈とは 59
3.命中回天を特定すべきか 60
3−1 回天搭乗員の覚悟――久住少佐の遺言に見る 60
3−2 Who Sank the USS Mississinewa?
60
Z 菊水隊回天作戦の問題点 64
1.イ四七の回天発進位置 64
2.イ四七の回天発進時間 64
2−1 プグリュ―島南のリーフにおいて座礁した回天 66
2−2 ムガイ水道入口での駆逐艦ケースの激突 68
(イ)イ三六の場合 68
(ロ)イ四七の場合 68
[ 小灘利春論文
69
1.小灘氏より意見書提出 70
2.小灘論文 70
2−1 イ四七の水上航海中のミシシネワ爆発視認は
考えられない。 70
2−2 イ四七が視認したのはリーフ上の○四一八の
爆発であった。 70
2−3 リーフ上の二つの爆発は座礁した回天二基の自爆である。 71
2−4 イ四七の発進位置は相当西に流されていたのではないか。 71
2−5 イ四七の回天発進時間の推定
72
\ 菊水隊攻撃の終結
72
] 終り
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