【2000年6月25日(日)】
■新上司>ドキュメント 伝説の2日間(6月25日〜6月26日)
まあそんなわけで、6月第3週は泥沼だった。これまで半月ほど間を空けて開催されていた二つの会議が、役員の都合により、ほぼ同時に開かれることになったからだ。従来日程でも会議直前には連日終電を余儀なくされていたのに!人員が削減されているのに!いったいどーして会社に泊らずに資料を完成できようか?というわけで会社に泊りまくりの一週間。しかし問題は日程だけじゃないんだよね。作業進行の最大の障害は、そう、やっぱり新上司なのだ。
▼6月25日(日) AM10:30
先輩私服で出社。資料作成にとりかかる。午前中の内に、ほぼ仕上がりが見えたらしく、5時には帰れるだろうと思っていたそうな。まあねえ、翌日朝7時30分からの会議に使う資料だもんねえ。早く帰って、早く寝て、早く出社しようと思うよね。
俺は諦めてたけど。
▼6月25日(日) PM1:15
新上司私服で出社
▼6月25日(日) PM1:15
くりりん出社。またロクでもないことが起こって、泊りになる様な気がしたのでスーツを着て出社した。ジャージも持参。
▼6月25日(日) PM1:20
新上司と顔を会わせる。
新上司は私の姿を見るなり、「あれ?どうしてネクタイしてるの?」と言った。はははは。
▼6月25日(日) PM2:00
打ち合わせ開始。各々が作成した資料をチェック。
▼6月25日(日) PM4:50
打ち合わせ終了(そもそも、何故こんな打ち合わせに3時間もかかるのだ。嫌がらせか?)
資料の「前置き」の部分が気に入らなかったらしく、基本からやり直すように指示がおりた。だからさー、そこは無くても良い部分なんだってば。あなたが必要だと言って聞かないから、わざわざ苦労してデータを揃えて作ったけどさー、そこに何時間もかける意味は無いんだってば、と言いたいけれど、言うとまた話が長くなるし無駄なので言わない。下手に議論を始めたら、本当に資料を作る時間がなくなってしまう。
そんなこんなで、作り直して20時から再度打ち合わせをすることになったのだが、工数の見積もりが甘い甘い。新上司の担当部分、20時までに完成するものか。
▼6月25日(日) PM5:00
先輩が帰宅するつもりだった時刻(笑)
▼6月25日(日) PM5:27
新上司「くりりん君。泊るつもりなら、そこのカプセルホテルを予約しとくと便利だよ」
どうやら新上司、自分は帰宅できるものと思っていたらしい
▼6月25日(日) PM8:00
打ち合わせが始まる気配なし。
▼6月25日(日) PM8:30
職場から少し離れたところで電話してたら、先輩が途方にくれたような表情で苦笑いしているのが見えた。何事だろうと思って先輩の元へ行くと、「俺はもう、諦めたよ」と一言。なんでも、新上司に「(深夜)12時から打ち合わせしよう」と言われたらしいのだ。「朝の4時頃、(スーツを取りに)一緒にタクシーで帰ろう」と言われたとも。無茶苦茶である。
▼6月25日(日) PM8:45
先輩が、新上司からおにぎりを2個買ってきて欲しいと頼まれる。どーやら、3人で仕事をしながらおにぎりを食おうと考えている気配。冗談じゃないので、先輩と二人で近所のファミレスへ。
▼6月25日(日) PM9:15
コンビニでおにぎりを購入。睡眠薬入りのおにぎりが売られていたら、マジで買ってるところだ。
▼6月25日(日) PM11:00
新上司は相変わらず、鬼のような形相で「前置き部分」を作成中。ばかばかしいにも程がある。私と先輩は、新上司に邪魔されたために、思いっきり作業が遅れてしまった本編の作成に集中することにした。「効率的にやろう」と口にする自分が、一番効率を落としていることに気付けよ。そんなに力を入れるべき資料じゃないんだよ。あんたが作ってるそれは。
▼6月26日(月) AM1:00
(旧職場関係者に配信したメールより……)
26日月曜日の午前1時をまわりました。
今月4度目の会社宿泊です。
ただ、いつもと違うことがひとつ。今日は、■■さん(先輩)、××さん(新上司)もいっしょです(^_^)/。
現在、AM7:30分からの打ち合わせに向け、3人で黙々と働いているところです。
いやー、たかだか30分で終わる会議の資料をつくるだけなのに、なんでこうなっちゃうんだか(笑)。
私は、泊りになるような気がしていたので(つーか、単なるリスク回避)、スーツ&ジャージ持参で挑んだのですが、■■さん(先輩)と、××さん(新上司)は、私服で仕事中。スーツはありません。
聞くところによると、二人は午前4時くらいにタクシーで一時帰宅するらしいです。寝る時間ないじゃん(^^;
▼6月26日(月) AM2:24
(旧職場関係者に配信したメールより……)
××さん(新上司)は、深夜になってますます生き生き!
突然両手を突き上げて、「■■君、謎が解けたよ!●は▼%なんだ!」と嬉しそうに言うことも。
それを「あぁ、そうですか」と疲れた表情でうけながす■■さん。まさに好対照です。
あ、××さんと■■さんの打ち合わせが始まりました。
いったい、お二方は一時帰宅できるのでしょうか?
▼6月26日(月) AM3:10
打ち合わせ終了。またも大量の修正指示が出る。
新上司は、私と先輩が作った資料の手直し(要するに自分の気に入ったレイアウトにしたり、言い回しを変えたり、フォントを変えたり)に夢中
▼6月26日(月) AM4:00
新上司が「この仕事は大変だね。来月からやり方を考えなきゃいけないね」みたいなことを言う。
あんたが一人で大変にしているだけだ。
▼6月26日(月) AM5:05
(旧職場関係者に配信したメールより……)
みなさん、おはようございます。
4時に帰るはずだった××さん(新上司)と■■さん(先輩)は、まだまだ元気に仕事中!あ、元気なのは××さんだけか。
でもまあ、4時に帰れるわけがないですよ。あれじゃ。
だって2時20分から始めた打ち合わせ、終わったときには3時10分ですもの。この段になってよくもまあ1時間も打ち合わせをできるものだと、私は感心いたしました。
それにしても××さん。昨日の昼からおにぎり二個しか食べてないんだけど。よく倒れないなあ。
▼6月26日(月) AM5:38
(旧職場関係者に配信したメールより……)
××さん(新上司)と■■さん(先輩)、よーやっと家路につきました。
さてと。××さんが帰り際に指示していった資料修正でもするかな(^^;。
なんかもー、どうでも良いような修正ばっかりだけど。罫線の引き方とか、細かな注釈とか。
▼6月26日(月) AM6:00
仮眠を取ろうと思い横になるが、コーヒーを飲みすぎたためか眠れない。でもまあ横になれるだけましである。
▼6月26日(月) AM7:45
新上司元気に出社、先輩はふらつきながら出社
▼6月26日(月) AM7:50
本番前の事前会議スタート。
新上司が資料のミスに気付く。
「あ、ここ『予算比減予算比減』って言葉がダブってますね。修正しておきます」
そんな細かいこと、どーだっていいじゃねえか。
▼6月26日(月) AM7:40
事前会議終了。本番開始までのあと5分間しかないのに資料の差し替え指示。プリントアウトして、ホッチキス外して、閉じなおして……。たかが社内会議のために、何故そこまで……
▼6月26日(月) AM9:50
会議終了。ほっと一息。しかし眠ることも帰ることも出来ない私と先輩。二人とも今日締め切りの仕事を抱えているからだ。
▼6月26日(月) AM10:00
深夜に配信したメールを読んだ旧部門関係者が、様子を見に私の職場に来訪。先輩のやつれぶりと、新上司の生き生きとした仕事振りの落差に恐怖を感じたようだ。その後、新上司サイボーグ説や妖怪説。5年間寝ないで働いたあと、3年間ずっと眠りつづけるんじゃないか説がメールで飛び交う。
▼6月26日(月) AM10:54
上司「くりりん君は、朝ごはんたべた?」
くり「食べてませんよ」
上司「あ、そう。僕はね、食べたよ(^_^)」
よかったね!
▼6月26日(月) PM0:00
昼飯を食って席に戻ると、新上司はいつもの昼休みと同じ様に仕事していた。何故眠くならないのだ。化け物か?
▼6月26日(月) PM2:00
津波の様に時々眠気が襲ってくるという先輩に、眠気やだるさを吹き飛ばす「エスタロンモカ」なる医薬品を飲んでもらった。しかしあまり効かない。薬も効かないほどの状態なのだろうか?まあ30時間ちかく起きているのだから当然か。欠伸のひとつもせずに元気に働きつづける新上司が異常なのだ。
▼6月26日(月) PM2:45
胸の辺りが時々痛むと先輩が言い出す。危ないよ(^^;
▼6月26日(月) PM3:00
お偉いさんがやってきて、翌日の会議用に資料を一枚作ってくれと言いのこしていった……。そりゃまあ、徹夜してるなんて思ってないだろうから、しょうがないけど。あまりにも惨い指示である。
▼6月26日(月) PM4:00
ふと「サザエさん」の替え歌を思いつく。
>仕事をしようと会社に 出かけたら
>家庭を忘れて 陽気な大野さん(仮名)
>みんながはまってるー
>仕事にはまってるー
>るーるるるるるー
>今日も終電車ー
徹夜明けならではの、ナイスな出来だ。
▼6月26日(月) PM5:30
明日用の資料を締め切り間際で作り上げた後、ついに先輩がダウンした。いきなり大きな波に襲われて、目の前が真っ暗になるような感じだったらしい。
昼飯を食べずに(空きっ腹で)エスタロンモカを飲んだのが悪かったんじゃないかという説も。
▼6月26日(月) PM6:00
新上司が家路についた。「おつかれさま。お先に(^_^)」とにこやかな笑顔を残して。きっと、充実した1日だったと思っているのだろう。恐ろしい。
▼6月26日(月) PM6:30
寝ていた先輩をたたき起こして、H嬢の送別会へ向かう。元部下の送別会だものね。這ってでも行かなきゃだ。
▼6月26日(月) PM11:00
送別会終了。こうして悪夢のような二日間は終りを告げた。
先輩はその後、このまま帰ると翌日9時からの会議に間に合わないという理由で、会社近くのカプセルホテルに泊ったらしい。
【2000年6月23日(土)】
■休出>完成間近だったお城を新上司に壊されました。門のデザインが気に入らなかったみたいです。私と先輩は、門なんて誰も気にしないから、お城本体の製作に力を入れるべきだと力説したのですが、新上司は聞いてくれませんでした。それどころか、門の基礎工事からやり直せといいます。今からそんなことしてたら、期日までにお城が完成しないよ。
ばかばかしくなったので、終電を待たずに会社を出て飯を食いに行きました。
■新上司>
飯を食いに行くといいつつ、結局飲み。飲みながら、新上司がどーゆう人なのか、新上司の元からの部下に聞いた。で、わかったこと。
1)新上司は、資料の中味が理路整然としており、かつ自分にとって分かりやすくないと生理的嫌悪感を憶えるらしい。実際に吐き気がするとか。
2)新上司はHG丸ゴシックM-PROが好き。部下が提出した資料を全て、このフォントに変えてしまう。初めからこのフォントで提出しておけば、資料のミスを発見する確率が下がるらしい。
なんだか病的だよ
【2000年6月23日(金)】
■終電>電事故の影響で、家にたどり着いたのは2時過ぎ
【2000年6月22日(木)】
■徹夜明け>そのまま晩の10時まで仕事。眠くて堪らないので、会議室で仮眠を取ろうと思ったが、どこの部屋も使用中。仕方がないのでゴミ処理室にダンボールを敷いて寝ていたら、ゴミを捨てに来た女性社員に発見され大いに驚かれた。エスタロンモカを飲んでから、幾らか回復。
■新上司>仕事の鬼
くり「えーと、ファーストリテイリングのですね」
上司「ファーストリテイリングって?」
くり「あ、ユニクロのことです」
上司「ユニクロって?」
くり「……洋服屋です」
上司「ふーん」
こ、この人は……
【2000年6月21日(水)】
■今月3度目の徹夜
【2000年6月9日(金)】
■新上司>昼休み短縮のメカニズムを探れ!
▼6月9日 AM9:30
新上司「打ち合わせ、いつやろうか?」
先 輩「資料できてます」
新上司「それじゃ直ぐやろう」
先輩、資料を取りに行く
▼AM9:35
先輩が席に戻ると、新上司はパソコンを睨んでいた。
新上司「ちょっとこれが終わるまで待ってて」
▼AM10:30
新上司「それじゃやろうか。あ、N君が電話中か。じゃあ彼の電話が終わったら始めよう」
新上司、再びパソコンを睨み始める。
N氏の電話は直ぐに終わったが、打ち合わせは始まらず。
▼AM11:00 打ち合わせ開始
▼AM11:45 昼休み突入!
▼AM12:15 打ち合わせ終了
さてここで問題です。
どうして、昼休みは短くなるのでしょうか?
※今日のネタは先輩(今日も犠牲者)との合作。先輩に感謝。
■旧職場のK嬢より、さっそく上記の問題に対するご回答を戴きました。ご紹介したいと思います。
>ちょっと。。。が
>ちょっとじゃないから。
実に明快だ(^^;)
■新上司ネタは>
▼不満をぶちまけるためにやっているのかっつうと、それだけでもなくて、ナンシー関的表現を借りるならば、観察しがいのある「物件」を見つけたので、ご紹介したいという部分も(笑)。▼別サイトを立ち上げるのは気力的に無理だけど、とりあえず別ファイルにはしようと思ってます>下忍さん、みのうらさん。社内回覧用のファイルをアップロードするだけなんですけどね。▼別サイトを立ち上げるほど、この状況が続いて欲しくないという気も。
【2000年6月8日(木)】
■今日は比較的何事も無かった。普通に終電。
■レインボーマン替え歌(その59)
その59 |
採取時期 | 1984年 |
採取場所 | 宮崎県 |
情報提供 | 謙太郎様(1973年生 男性) |
歌詞 |
インドの山奥で でんでん虫カタツムリ リカチャン人形プレゼント トンボのめがねが割れちゃった たこたこあーがれ レインボーマン
|
宮崎県より初の投稿を戴きました。どうもありがとうございます。
※レインボーマン替え歌は、現在、ご投稿からご紹介まで一ヶ月ほどかかっております。何とか改善したいと考えておりますので、しばしお待ちください。
■新上司>今日の一言
「この職場の仕事には、山(ピーク)と呼べる時期が無いね!高原状態だ(笑)」
それが分かってるんなら、何とかしてくれ。
【2000年6月7日(水)】
■予定より遅く、AM8時に目がさめた(どこで目が覚めたかは、6日の雑記を参照)。周囲には既に煙草を吸ってくつろぐ社員が……。ううむ、寝る場所をもう少し考えればよかった。
■新上司>今日の会議(犠牲者は先輩)
ホワイトボードには10時スタート12時終了と書かれていた。しかし実際に会議が終了したのは13時15分。とうとう完全に昼休みを跨いでしまった。あと15分も延長してたら食堂閉店してるよ。まったくもって恐れ入る。
会議の延長率でも計算してみるかなぁ。
【2000年6月6日(火)】
■寝坊した。「午前休します」と先輩にメール。しかし、先輩も疲れ果てて午前休をとったため。結局、無断午前休になってしまった(^^;)。まいいか。だれも気付いてないよね。
■コナミの行為の是非はさておき>
変な話だけど、「コナミ製品の不買運動なら参加できるなあ」とか思った。買いたいものが無いから(笑)。これが任天堂製品やバンダイ製品だったら、そうはいかない。特にバンダイ製品の場合、子会社である「日本サンライズ」への影響まで考えてしまうので、そう簡単には不買運動などできないのである。
そうそう。不買運動といえばむかし先生に面白い話を聞いたことがある。「ヒ素ミルク事件」以来、森永製品の不買を続けている男性の部屋を訪ねたら、なぜか「森永のココア」が置いてあったそうな。不思議に思った先生が理由を尋ねると、かれは苦笑いしながら言ったそうな。「ココアだけは、これじゃないと駄目なんですよ」と。確かにそんな商品ってあるよね。
ま、そゆ意味では、たとえ不買運動が起こっても、(例えば)「ときメモ」じゃなきゃ駄目なんだっつうユーザーは多いだろうから、コナミはきっと安泰なんだろう。
■またしても終電に間に合わなかった(明日から寝巻きでも持って出社するか?)。最初は、始発に乗って帰ろうと考えていたのだが、そーすると睡眠時間が殆どなくなってしまうので、今日は会社地下のソファーで寝た。ぐー。
【2000年6月5日(月)】
■てなわけで会社で一泊。AM5時台の上野発→いわき行きに乗って帰った。電車の中には、釣り竿やゴルフバッグを抱えた人がちらほら。本当に今日は平日か?仕事さえなかったら、俺もそのまま行きたいぞ(^^;)。2時間ほど仮眠を取り、再び会社へ。
■新上司の口癖>
先輩が新上司の口癖に気付いた。なんでも、電話で話している最中に「結論から申しますとね……」と言うらしい。
しかしまあ、その口癖だけなら、そんなに珍しいものでは無いだろう。問題は、そう切り出してから30分は話が続くこと。
くり「それは結論部分が長いのか。それとも結論を話した後が長いのか。どっちなんでしょうね?」
先輩「どっちも長い。まず結論で10分」
くり「(笑)」
先輩「結論が長すぎて、何が結論なんだかわからない(笑)」
俺、そんな電話絶対に受けたくない(^_^;)。
■今日も終電さー。終電は人身事故が多いからどきどきなのさー
【2000年6月4日(日)】
■午後から出社。そのまま徹夜(徹夜に関しては自業自得……)
■秋葉原の書泉へ富野監督のエッセイ集「∀の癒し」を買いに行った。売り切れていた(しくしく)。
■ZUIYOの謎>
先般取り上げた、「フランダースの犬」の製作会社が放映途中で変わった件。「20世紀テレビ読本 世界名作劇場大全(松本正司 著/同文書院)」なる本で触れられておりました。と言っても、業界内タブーだとかで、細かな事情に関してはまったく言及されてなかったのですが……。詳しい事情を知りたい人は、「アニメーターの自伝・もぐらのうた(森やすじ 著/徳間書店)」を読むように書かれていたので(私が記憶していた、アニメージュの連載は、多分これ)、なんとか入手してみたいと思います。たしか、アニメージュ文庫だったよね。
【2000年6月3日(土)】
■旧職場関係者の結婚式。私は2次会以降に参加。
■日ごろ、ここのページから新上司ネタだけを抜き出したものを先輩に渡しているのだが、お茶目な先輩は、それをプリントアウトして結婚式に持っていったらしい(^^;)。なんでも、旧職場の人に読んでもらって「いま、大変なんだよ」と窮状を訴えてきたとか(笑って読んで頂いたようで幸い)。
■3次会はカラオケ。新上司の替え歌を先輩と歌った。こーいうのって当事者以外にとって面白いのかどうかわかんないし、しかも役職名や組織名を伏せなければならないのが苦しいけど、敢えて紹介してみます。なお、新上司の名前は仮名です
「大野さんのうた」(「デビルマンのうた」の節で)
あれは誰だ 誰だ 誰だ
あれは大野 大野さん 大野さん
●●●●●●の名を受けて 全てを捨てて働く男
大野イヤーで長電話 大野マウスで長電話
大野ボイスで長電話 大野アームで長電話
アー 隈を常に身につけた ●●のヒーロー 大野さん 大野さん
初めて知った仕事の味 その楽しさに目覚めた男
大野会議は長時間 大野会議は飯抜きで
大野会議はシステム屋 有無を云わさずに呼びつける
アー 隈が顔に張り付いた ●●のヒーロー 大野さん 大野さん
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「今日も会社で大野さん」(「今日もどこかでデビルマン」の節で)
誰も知らない 知られちゃいけない 大野さんの生活を
何も聞けない 尋ねちゃいけない 大野さんの生活を
※人の世に仕事がある 俺の目に隈がある この美しいものを 守りたいだけ
今日も会社で大野さん 今日も会社で大野さん
誰も知らない 知られちゃいけない 大野さんの休息を
何も聞けない 尋ねちゃいけない 大野さんの休息を
もうこれで帰れない 会社に泊まるだけ この安らぎの心 知った今は
あすも会社で大野さん あすも会社で大野さん
(※ 繰返し)
【2000年6月2日(金)】
■新上司>
昨晩、新上司は言った。「明日9時半から、今後の作業分担について打ち合わせしよう」と。しかし、予定の時間が過ぎても、打ち合わせが始まる気配はまったく無かった。なぜか?新上司は、自分の用事を片付けることに夢中になると、止まらなくなる人だからだ。
1時間、2時間……。時間がどんどん過ぎてゆく。「あー、こりゃ午後に持ち越しかなー、持ち越してほしいなー、今打ち合わせが始まると昼休みがつぶれるなー、今日は昼休みに銀行に行きたいんだけどなー」と思ったその時。午前11時17分。おもむろに新上司が口を開いた。
「じゃ、はじめようか」
とほほ(T_T)。
打ち合わせは、昼休みを超えて、午後の始業ベルがなるまで続いたことを付言しておきたい。昼休み返せ。
■新上司>
先般開催した教育の打ち上げ名目で、ささやかな飲み会が開かれた。新上司と行く初めての飲み会である。仕事の話ばかりになることは目に見えていたので、あまり参加したくなかったのだが、新上司の人となりを知る絶好の機会と、無理やりポジティブシンキング。覚悟を決めて参加することにした。
で、新上司と飲んでわかったこと。この人、本当に仕事だけだわ。仕事の話しになると生き生きして場を仕切って語りだすのに、それ以外の話になるとほとんど聞くだけだもの(今回、仕事以外の話題が幾らか出ていたのは、他部から一人ゲストを呼んでいたおかげなんだろうなあ)。一番おかしかったのは、趣味の話になった時のこと。わたしゃ、今まで「恐くて聞けない」と言われていた禁断の質問を敢えてしてみたね。
くり「●●さん(新上司の本名)は、土日、お暇なときには何をなさってるんですか?」
3秒ほど空気が固まった。まじで
新上司「え……。んー、そう聞かれると困るけど。そうだなあ。何も無いときは、子供と遊んでいるかな」
苦しげな答弁だった。
【2000年6月1日(木)】
■またも終電。明日は朝から打ち合わせだ。寝よう。
■新上司>新上司を交えた打ち合わせの結果、今週末と、その次の土日の休出がほぼ確定した(ひー)。
それにしてもだ。「これくらいのデーター量なら、みんな持ち帰って自宅で作業できるね。持って帰れないくらい大きかったら、会社に出てきてやろう」って言い方はちょっと勘弁。持ち帰りが基本形かよ。仕事は会社でやることを前提にしようよ。部下を当たり前のようにただ働きさせるなよ。それに、そもそも俺と先輩は、自宅にEXCELが動くパソコン無いんだぞ(私のPCは、CD−ROMドライブが相変わらず壊れているのだ)。
で、新上司に言ってみた。
くり「あのー、私たち、自宅にEXCELが動くパソコン無いんですけど」
新上司「え?そうなの?買おうよ」
ふざけるなー!
打ち合わせ後、「もし今後新しいパソコンを買うことがあっても、絶対に口外すまい」と、私と先輩は固く誓い合った。
■新上司>こないだの昼休みのお言葉
新上司「ね、O君が何処に行ったか知らない?何処いったんだろう?一緒に飯食いに行こうと思ったんだけどなあ。そしたら、飯食い終わって直ぐに打ち合わせに入れるのに」
恐ろしい……
■新職場>
昼休みのベルが鳴ると同時に、私は速攻食堂へ。飯を食い終わって職場に戻ると、珍しく誰も働いていなかった。
「へえ、こんなこともあるんだ」と思ってあたりを見回すと、なんとみんな奥まった場所で打ち合わせの真っ最中。どうやら昼休みに突入してから、打ち合わせを開始したらしい。かわいそうに逃げ送れた先輩も巻き込まれていた。聞き耳を立てると、打ち合わせの内容は、どうやら私も参加すべき内容だったのだが冗談じゃないのでシカト。
打ち合わせは結局、昼休み終了の20分前(昼休みは全一時間)まで続いた。まったくもって冗談じゃない。可哀想な先輩は、打ち合わせ終了後、私に(打ち合わせで決まった)作業を指示をして、ばたばたと食堂へ駆けていった。
問題はその後。
新上司の元からの部下(打ち合わせ参加者)が、午後の始業ベルが鳴ると同時に「できましたか?」などと聞いてきたのだ。
誰もが昼休みに働いていると、当たり前のように考えているところが恐ろしい(^^;)。ここの連中にとって、昼休みは休み時間ではなく、食事に行っても構わない時間帯に過ぎないのだろう。
■新職場>私の職場である「Y本部」は、この4月に幾つかの部門から人を集めて誕生した新組織だ。ただし、構成員の8割方が某組織から来た人たちなので、はっきり言って某組織が名前を変えただけという印象が強い。このため、私や(いつも登場する)先輩の様に、某組織以外から異動してきたメンバーは、いささか居心地の悪い思いをしている。
端的な例として、こんなことがあった【※以下に登場するS嬢は、私と同じ職場からY本部に異動してきた女性。(Y本部内の)隣の部に所属している】
●4月某日(水曜日)
S嬢「こないだ、朝礼の時にね」
くり「朝礼?そんなのあったの?」
S嬢「うん。月曜日に」
くり「そんなの聞いてないよ。連絡あったっけ?」
S嬢「私も知らなかったんですよー。出社したら、始まってました。なんか某組織では、昔から毎週月曜の朝一にやってたみたいですよ」
くり「何だよそれ(^^;)。ここ某組織じゃないんだぜ」
調べてみると、私と同じ部門から異動してきた人間は、だーれも朝礼のことを知らされていなかった。しかも私と同じように、当日フレックス出社したために朝礼に出なかった人(先輩のこと)は、水曜日にいたるまで朝礼が行われたことすら知らなかったのである。
先輩は言った。「俺たちに聞かれたくない話でもしてるんじゃないか?」
■新職場>GWが明け直後だったろうか、S嬢の所属する部(私と同じ本部内)でメンバーの親睦を深めるための宴会が開かれた。その翌日の会話
くり「どう?楽しかった?」
S嬢「仕事の話しか出なかったのー(T_T)」
くり「2次会は(^^;)?」
S嬢「なかった」
この界隈の連中、仕事のことしか頭に無いのか?
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