雑記帳

1999年4月

    ◆壁に耳あり 車中にマニアあり(4/27)
     会社帰り、上野発の常磐線車中でぼんやりしていたら、隣に立っていたスーツ姿の男性2人組(見た目年齢、40代&30代)が、突然、「エスカフローネの劇場版が」「スタッフは燃えているんだけど」「スポンサーが付かない」等と話し出したので、吃驚。話を聞いていると、どーやらバンダイに関係ありげな人物らしいことがわかった。しかし、何故常磐線にバンダイ関係者?あ、もしかしたら松戸のバンプレスト本社ビルに向かっているのか?
     その後も2人は、「ガンダムは救いのない終わり方をする作品が多かった」だの「∀」だの「富野さん」だの「タイタニック」だの「エヴァンゲリオン」だの「大衆受け」だの「韓国」だの、気になるキーワードを連発。いやあ、思わず耳ダンボ状態で、聞き入ってしまいました(苦笑)。
    #この後、予想通り松戸で下車した2人をこっそり追跡。行く先は、これまた予想通りバンプレスト本社ビルであった(何やってんだ俺)。

◆トーテムポール2(4/21)
     あれから色々と考えてみたのだが、
     トーテムポールってのは、そもそも、「何故こんな場所に」と云いたくなるような場所で、最も多く見かけるものかもしれない。
     それは何処かというと、学校の校庭である。

     あなたの母校にも立っていないだろうか?卒業記念のトーテムポールが。
     クラス毎に一本ずつ。
     台座のコンクリートに、クラスメート全員の手形が付いた。
     そんなトーテムポールが、私の母校には存在した。

     いや、飯塚市内複数の学校で見かけた。

     気になってサーチエンジンで調べてみたら、どうやら全国あちこちの学校にトーテムポールは立っているらしい。

     謎だ。どうしてトーテムポールなのだろう?誰がそんなことを始めたのだろう?

     更に調べると、トーテムポールの存在に疑問を抱き、調査を進めていらっしゃる方のページがHITした→【トーテムポールの陰謀

     しかし、残念ながら謎は解けていないようだ。

     それにしても、何故トーテムポール。  ……調べてみよっと。

◆トーテムポール(4/19)
     上野公園の案内図を眺めていたら、妙なものを発見した。公園の中央付近に「トーテムポール」が建っているらしいのだ。
    「何故、こんなところにトーテムポールが?」

◆たまぴっち(4/15)
 13日の「裏日本工業新聞」を読んでいたら、チラッと「たまぴっち」の話題が出ていた。ううむ、そうか。やはり「未だに」なんだろうなあ、「たまぴっち」を使ってるってのは。ええ実は、私も未だに「たまぴっち」を使っております。だって機能的にはこれで十分だから。デザインも遠目で観る分には、普通のPHSと変わらないし。
 それにしても「たまぴっち」って、いまいち流行らなかったなあ。昨年末、居酒屋で、たまごっちブーム当時に女子高生だったという女子店員に「話には聞いていたけれど、実物は初めてみました〜」なんて云われちゃったし。凄く良くできた玩具だと思うんだけど…。何故だろう?

 いや本当に面白いんですよ。
 せっかくの機会だから、購入当時に書いた「たまぴっち紹介文」を転載しちゃいますね。
    「たまぴっち」、PHSの液晶の中でたまごっちを育てることができる”あれ”です。これがなかなか面白い。

     ご存じの方もいらっしゃると思いますが、この「たまぴっち」、単にPHSの中でたまごっちを育てることができるだけではありません。なんと、育てたたまごっちを、別の「たまぴっち」へ遊びに行かせることができるのです。これがですねえ、くだらないと思われるかもしれませんが、遊びに来たところを見ているだけで楽しいんだな。いきなり二匹でおにぎりを食べ始めたり、寝ているところに遊びに来られたもんで、ムッとした顔つきで布団から起きあがったり、病気の時にはメロンを持ってきてくれたり(笑)(メロンの数が多いと、病気から回復するのが早まるらしい)、たまごっちが死ぬと弔問にやってきたり(そういう動きをするらしい。未見。)。ほんと、良くできたおもちゃです。
     また、おもちゃといっても、PHSそのものは松下の通常の機器をベースにしているので、PHSとしての機能についてはなんら問題ありません。市場価格も今なら3000円以下です。PHSにおまけがついていると思えば、それほど高い買い物ではないでしょう。遊びに行かせる費用も一回当たり10円ですし(実質、全国どこへ送っても一律10円)。これは買いです。
    問題があるとすれば、一体誰とたまごっちのやりとりを行うのかってことですね。一般にはカップルで購入するケースが多いようですけど、それだけだとちと寂しい。いや寂しくないって人もいるかもしれんが、それはさておき。
     というわけで、もしこれを読んだあなたが、より多くの人と「たまぴっち」で遊びたいと思ったならば、インターネットで「たまぴっち」関連のHPを探してみることをお勧めします。既に幾つかのユーザーサークルが開設されており、電話番号の情報交換が行われています。九州から北海道まで、全国つづうらうらに住む見知らぬ誰か送られてくるバーチャルペットたち。うーん、なんかSFですねえ。

 どうでしょう。結構、面白そうだと思いませんか?

 今からでも遅くはありません。まだ、活発に活動しているたまぴっちサイト(たまごっちと愉快な仲間達内の、愉快な伝言板+チャットなど)もございます。是非、秋葉原あたりに出向いて、一台GETしてみませんか?500円以下で手にはいるはずです。

◆ちゃんぽん>ちゃんぽんの価格(4/9)
     先日、新橋のリンガーハットに行った折りに、東京では「ラーメン」よりも「リンガーハットのちゃんぽん(500円)」を食べた方が(たいていの場合)安上がりだということに気付いた。
     福岡では、ラーメン一杯を400円前後で食べることができるんですよ。だからリンガーハットの「ちゃんぽん」ってのは、「ラーメン」よりも少しだけ贅沢な食べ物という印象だったんですね。実際、「今日はお金に余裕があるから、ラーメン屋じゃなくて、リンガーハットに行こうかな」って考えたことは、しばしばあります。
     ところが東京では、この関係が逆転するんですねー。ちょっとびっくり。

◆ちゃんぽん>リンガーハットに聞く(4/7)
     どうにも気持ちがすっきりしないので、「リンガーハット」東京本社に電話で問い合わせてみました。
     結論。全く同じ麺を使っているそうです。
     うーむ。
     では、この方が食べたのは何??

◆ちゃんぽん>リンガーハットへ行った(4/7)
     「リンガーハットの麺は、関東と九州とで本当に異なるのか?」
     気になります。
     気になって仕方がないので、昼休みに、新橋のリンガーハットまで行ってまいりました。
     で、感想。
     うーん、やっぱり同じ麺だと思うけどなあ。それとも俺の舌がおかしいのだろうか?

◆ちゃんぽん>リンガーハットのちゃんぽんは(4/5)
     本当のちゃんぽんとは「似て非なる物である」と語っていらっしゃる方のページを見つけました。こちらです(一番下の方に書かれてます)。
     この方の説明によると、リンガーハットのちゃんぽんは、「チャンポン麺を使ったただの五目ラーメン」だそうです。
     うーん、そうかなあ。「ただの五目ラーメン」ってのは言い過ぎのような気がする。「ただの五目ラーメン」は、具と麺をスープで煮込まないのではないか?
     また、東京のリンガーハットは、太めのラーメン用の麺を使っている為いただけないという説明には、ちょっと驚いた。私の食べた範囲では、どの店も九州と同じ麺を使っていたはず。もしかしたら店舗によって麺が違うのだろうか?
     

◆夜桜とおでん(4/4)
     AM1時過ぎに、上野公園に行った。
     駐車場に車を入れて、散策。
     前夜からの宴のつづきなのか、翌日の場所取りなのか、真夜中だというのに桜の下は大にぎわい。さすがは上野公園。
     桜を眺めつつ不忍池へ抜けると、池のほとりに、終夜営業の屋台がひとつ。
     なんと嬉しいことに、おでん屋台である。
     ちょっと冷えていたけれど、なかなか美味。

     たまにはこんな花見も良いものだと思った。

◆長崎県民とリンガーハット(4/2)
     昨年末に書いたこれ↓
    ◆長崎ちゃんぽん(12/30)
     以前、「SFと私」の中で触れた「本当のちゃんぽん」、即ち長崎県人にとってのちゃんぽん像を調べようと思いネットを徘徊していたら、興味深いページ【こちら→長崎県人が選ぶ長崎ランキング】がヒットしました。なんと、長崎県人に最も支持されている「ちゃんぽん」は「リンガーハットのちゃんぽん」らしいのです。うーむ、意外というか、なんというか。友人は「あれはちゃんぽんじゃない。別の食べ物だ」って云っていたんだけどなあ。もう少し調べてみよう。
    (以下略)

     要約すると、「長崎県民はホントにリンガーハットを支持しているのか?俺の聞いた話と違うじゃんか」問題に、一応のけりが付きました。謎が解けました。
     えー要するに、リンガーハットが誕生して間もない頃は、「こんなのちゃんぽんじゃない」という反発する人が多かったらしいのですが、それから20年の間に、長崎県民もあの味に親しんでしまったと。どうやらそういうことらしいです。

     詳しくは、こちらのページに書かれているので、興味ある方は是非お読みください。とりあえず要点だけ書いておきます。

    ・「リンガーハット」は25年ほど前に、「長崎ちゃんめん」の名前で長崎市内に誕生。商品コンセプトは、ちゃんぽんとラーメンの味のいいとこどり(だから「ちゃんめん」なのか?)。つまり「リンガーハットのちゃんぽん」は、元々”既存のちゃんぽんとは違うものを”と意図して作られたものだった。

    ・「長崎ちゃんめん」チェーン展開。

    ・「ちゃんめん」という登録商標が先に存在していたため、店名を「長崎ちゃんぽん」に変えようと計画。

    ・ところが、その動きに「長崎ちゃんぽん愛好会」が反発。あれが長崎ちゃんぽんの味だと思われては困ると抗議。地元の新聞紙面を賑わすほどの騒ぎに発展。

    ・「長崎ちゃんぽん」への名称変更を断念、店名を「リンガーハット」に。

    ・そして20数年後…。「リンガーハット」は、長崎県民にもっとも支持されるちゃんぽんに。

     なるほどです。学生時代(10年ほど前)に、長崎出身の友人から聞いた言葉、 「リンガーハットは本当のちゃんぽんじゃない。あれは、ちゃんめんだよ」のニュアンスがようやく掴めました。

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