大宮公園野球場

【所在地】さいたま市大宮区高鼻町 4-9
【両翼】99m
【中堅】122m
【収容人員】20,500人
【アクセス】東武野田線・大宮公園駅から徒歩15分

 静岡草薙球場は、ベーブ・ルース、ルー・ゲーリックなど全米選抜チームが試合を行った由緒正しい球場として知られているが、この球場ではその第十六戦が行われ、ルースやゲーリックもプレーしている。またその試合には、中学四年生のスタルヒンも登板。この時の日本チームのメンバーを中心に巨人の前身である大日本東京野球倶楽部が結成された。埼玉アマ球界のメッカとして知られているこの球場だが、実はプロ野球に縁が深い。
 92年に大改修が行われ、昔の面影はなくなり、立派な球場に生まれ変わったが、改修後はプロ野球の試合はファームしか行われていなかった。しかし埼玉県域での地域密着を目指す埼玉西武ライオンズが08年6月27日、この球場で53年ぶりの公式戦となる西武×ロッテ戦を行い、以来コンスタントにホームゲームを行う事で同球団の準本拠地的なポジションに落ち着いている。
 収容数20,500人とあるが、急傾斜のため観戦できない外野席は閉鎖されており、実質は17,000人となる。元々狭い球場を拡張したのと、敷地の関係で外野の拡張と外野席の増設は不可能と思われる。
 プロ野球が行われるようになった事で、県が2億円かけてスコアボードをLED方式に改修。2010年度より稼働している。
 2012年度よりあまりの急傾斜のため事実上観戦不可能であったライト芝生席に段差が設置され、普通に座って観戦できるようになった。

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