メールでMIDIを送ろう♪
現在では、OutlookExpress5を使えば、簡単に音楽付きメールを
送ることが出来ますので、あまり意味はないのですが、どうしても、
OutlookExpress4を使って音楽付きメールを送りたい方のために、
このページは残して置きます。
まず、最初にこの技は、送る方も、送られる方もOutlookExpressを
使っていることが前提になります。そのほかのメーラーを使っている方には
絶対送らないでください。
（MIDIが鳴らないどころか、文章も読めなくなる可能性がありますので）
では、方法を説明します。
この方法は、結構面倒で、危険な技なので、自分の責任で行ってください。
なにがあっても、わたしは責任を負いかねますので。(^_^;
１．下のようなファイルを"midi.html"とでもいう名前に
してエディタで書いて保存します。（拡張子は必ず
".html"にしてください）
<![CDATA[
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>Music</TITLE>
</HEAD>
<BODY>
<BGSOUND SRC="music.mid" autostart=true loop=infinite>
ここに適当な文章を書きます。
</BODY>
</HTML>
]]>
２．そうしたら、OutlookExpressで、「作成」−「ひな形」
−「ほかのひな形」で、さきほどのファイル（midi.html）を
選択します。
「ファイルの挿入」ボタン（クリップの絵のかいたもの）を
押して、送りたいMIDIファイルを選びます。
３．ひとまず、そのメールを自分あてに送ります。
４．今送ったメールを受信します。
５．エクスプローラ（インターネットではなく、「スタート」を
右クリックして「エクスプローラ」）を起動して、
作業用のフォルダを開きます。
６．そのフォルダに受信したメールをドラッグ＆ドロップで
コピーします。
７．エディタでコピーしたメールを開きます。
８．＜BGSOUND SRC=...>という文を探して、src=のところを
src=3D"cid:music" というふうに直します。
９．次に、
Content-Type: audio/mid;
name="music.mid"
Content-Transfer-Encodeing: base64
Content-Disposition: attachment;
filename="music.mid"
という部分を探して、Content-Dispositionから"music.mid"までを
削除して、その場所に新たに
<![CDATA[
Content-ID: <music>
]]>
と挿入します。
８で指定したSRCのcid以下の名前と、Content-IDの＜＞の中の
名前が一致するようにしてください。
１０．ファイルを保存して、エディタを終了します。
１１．エクスプローラで今修正したファイルをダブルクリックして
開きます。（OutlookExpressのメッセージ画面になるはず）
１２．「作成」−「転送」を選びます。
１３．
-----Original Message-----
差出人 : らんでぃ１２
宛先 : らんでぃ１２才
日時 : 1998年6月28日 12:14
件名 : test
のような部分を（あれば）削除します。
この時、メッセージの部分まで、一気に削除してしまうと、
MIDIが演奏されませんので、注意してください。
１４．件名のところについている「FW」は削除したほうが
いいでしょう（あれば）。あと、メールの本文でいじりたい
ところを直します。
１５．宛先を指定して、「送信」します。（最初は自分あてに
送ってみてうまくいくことを確認してください）
さて、これで説明は終わりです。
もし、自分には難しいと思われるときには、ひとまず、
あきらめたほうが無難です。へたをすると、ほかの人に迷惑をかけることに
なりかねませんので。
修行してから、出直しましょう。
こんなの簡単じゃん！
という方はどしどしMIDIを送ってかまいません。
でも、あくまでも相手がOutlookExpressを使っていることを確認してからにしましょうね。
randy@mvd.biglobe.ne.jp