夏場になると、ポイントへ移動中の船の影からいきおいよくトビウオが飛び出していきます。
その姿は理屈抜きでかっこよく実にすがすがしい光景。
ついつい「また、飛ぶかな?飛ぶかな?」と期待して待ってしまいますが、トビウオにしてみれば、まことにもって迷惑な話。
必死に逃げ出しているのですが。
それにしても海で生活する魚が、空を飛ぶなんて不思議な能力です。
ただしそれも努力あってのたまものだと言うことをご存じでしょうか?
一昨年の7月に一緒に働いている仲間の田舎に釣りのつきあいで遊びに行きました。
九州の対馬というところなんですが、ここで船を出して夜釣りをしたときのこと、釣りをするよりも光に集まってくる魚を網ですくう方がおもしろくてイワシなんかを一生懸命すくっていると目の前に”蛾”の様なものか゜落ちてきました。ところがこの”蛾”様なものは、そのまま水の中を泳いでいます。「えっ」と思いつつ網ですくってみると、ヒレの大きな魚、そうそれがトビウオの子供。
子供の頃のトビウオはヒレが、茶色のまだら模様で飛ぶ練習のためかヒレを拡げたまま泳いでいて見た感じは”蛾”の様。
よく見るとあっちでもこっちでも”パタパタ”と言った感じで2〜3M飛んでは落ちるといったことを繰り返す子供達がいます。
ここは、どうやら子供達の練習場の様でした。こうやって練習を繰り返し立派に飛べるようになるのですね。
やっぱり特別な能力を持とうとすると努力が必要なようです。
人間でも魚でも一緒だと思いませんか?