概要:ここのポイントは潮岬灯台の近くで、磯釣りをする釣り人が渡してもらうようないわゆる磯場の前。
当然のことながら、磯物は、豊富で、メジナの仲間やニザダイなんかは、すごく多い。
潮の動くところなので、回遊魚なんかもよく回ってくるしウミガメもよく見ることが出来る。
ただし潮の加減では入れないことも・・・。大きな根の林立するダイナミックな景観が人気で、リクエストが多い。
実際、大きな魚を見るにはいい場所で、ツバメウオの群れ、スジアラの群れ、ブダイの仲間(アオブダイは特に大きくて圧巻である。)は数知れず、カンパチ、ツムブリ、ブリ等の回遊魚、その他いろいろ。
また岩の間には色とりどりのトサカ等のソフトコーラルが多く綺麗な景色にも魅力がある。
A: アンカーの打たれている場所から南側は、大きさの手ごろな岩がいくつもありその隙間が人の高さ程度の通路となっているためその場所が魚たちの格好の住処となっている。
昨年はムスジコショウダイの成魚が住み着きしばらくの間、楽しませてくれた。
B: 大きな根の途中まで亀裂のようになっていて、ソフトコーラルがたくさん付いている。
あまり広くはないのでトサカなんかには触れないように気をつけたいものだが、潮が一定方向に動いているときなら何もせず流されながら通り抜けてみると大変気分がいい。
イソギンチャクやウミシダなんかには、共生生物も多いので探してみよう。でも写真に撮るには結構いやな場所かも・・・。
C: 根の西側はちょっぴり深めである。スジアラの群れなんかが、ぽっかり浮かんでいたりする。あるいはサザナミヤッコやモンガラカワハギなどの大物もうろうろ・・・。しかしここでもあえてマクロな私の場合、ウミシダカクレエビなんかを探す。よく見ると結構見つかる。
D: 根の一部が小さな棚になっていてムチカラマツ、オドリカラマツ、ネジレカラマツなんかが付いていてここにビシャモンエビ、ムチカラマツエビ、イソバナガニSPなどというマニア向け被写体がいる。
棚を降りた北側は小さなゴロタ石のようなものが集まっていて魚の幼魚の遊び場所となっていてアジアコショウダイ幼魚、スズメダイ類(ヒメスズメ等)の幼魚、ベラ類(アヤタスキベラ等)の幼魚、キンギョハナダイなんかが見られる。
棚を降りた東側の何個かの岩の下にはモンガラカワハギ、アジアコショウダイ未成魚、イットウダイ、ハタンポなど。
E: このあたりにナガレハナサンゴがあるのだが、このサンゴには、数年前から雑誌等で、話題に上がるオランウータンクラブ(多分同じ種類)などというケムクジャラのへんてこなカニが、前から住んでいる。なぜだかわからないが、サンゴに埋もれて・・・。
F: ここは大きなホール状の穴がある。この穴自体は壁が比較的滑らかであまり障害物もないので下まで行っても生物はあまり見ないが、なんとなく入ってみたくなる面白い場所。
北側の壁には亀裂が多くガンガゼなんかが居るので、よく覗いてみるとノコギリヨウジをよく見かける。またさらに奥をじっくり覗くとベンケイハゼなんかを見つけることが出来るが、亀裂が小さく奥のほうに居るので、写真に撮れなくていまだに悔しい思いをしている。
G: このあたりには、イボハタゴイソギンチャクが4つほど根の中ほどに付いていて、イソギンチャクカクレエビ、イソギンチャクモエビ、コホシカニダマシ、モクズショイ、アカホシカクレエビ等、共生生物が多い。
しかしここには他にクマノミやミツボシクロスズメなんかも同時に住んでいるのだが、ここの魚は凶暴で襲ってくる(そんなおおげさな・・・。)ので、注意!!クマノミには、あちこちでつつかれるが、ミツボシ君にまでとは・・・。
H: さて根のトップ5M付近まで上がっていただきましょう。このあたりには大きなフジツボの殻がたくさんあるのですが、その中を住処にしているのが、イソギンポの仲間。フジツボの中から顔を出している姿がなんともかわいらしい!!
ただし磯場の5M、当然波の影響で吹っ飛ばされるのでそのつもりで。(気合をいれて挑戦)
こちらが必死で岩に片手でつかまっていると「なにしてんの〜ッ。」とばかり、目の前までチョロチョロと出てくるこいつらのかわいいことといったら・・・ちくしょ〜!!
その他にこのあたりの浅い場所にはコガシラベラのコロニーも見ることが出来ます。
I: ここの根の亀裂部分にも、トサカの類のソフトコーラルがたくさんついていて綺麗な場所です。