全国連協

学童保育指導員の専門性を高めるために

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『新・学童保育指導員の研修科目(試案)』〔2003年作成、2023年大幅改訂〕と『提言 高等教育機関における「学童保育士」養成課程の設置について』〔2019年〕とをあわせて一冊にまとめました(「放課後児童クラブ運営指針」の改定にそくして、若干の加筆・修正作業を行っています)。ぜひ、地域や職場での取り組みの参考にしてください。

  • A4判64頁 頒価800円(税込み)
  • 一般書店では取り扱っておりません。ご購入は、直接、全国学童保育連絡協議会へお申し込みください。

はじめに

『新・学童保育指導員の研修科目(試案)』

はじめに

研修科目(試案)の構成と活用

新 研修科目(試案)

I.学童保育の目的・役割を理解する科目

  • 1.学童保育とはなにか

II.子どもを理解する科目

  • 1.子どもを取り巻く現状
  • 2.子どもの人権・権利
  • 3.学童保育に通う子どもの発達と生活
  • 【講義と実技研修・演習】

III.学童保育の「生活づくり」を理解する科目

  • 1.「生活づくり」の特徴
  • 2.指導員の意図的な働きかけ
  • 3.高学年の子どもを含めた「生活づくり」
  • 4.障害のある子どもを含めた「生活づくり」
  • 5.個別の支援を必要とする子どもとのかかわり

IV.指導員の仕事を理解する科目

  • 1.学童保育の生活で保障すべき内容
  • 【実技研修・演習】
  • 2.安心して安全に過ごせる「生活の場」の保障
  • 【実技研修・演習】
  • 3.保育の準備
  • 4.記録・保育計画・職員会議
  • 【実技研修・演習】
  • 5.保護者との連携
  • 【講義と実技研修・演習】
  • 6.学校および関係機関・地域との連携
  • 【講義と実技研修・演習】
  • 7.指導員の専門性を高めるために
  • 【講義・演習】
  • 8.指導員集団づくりと職場倫理および事業内容の向上
  • 【講義・演習】

V.施設の運営管理および指導員の労働環境の整備にかかわる科目

  • 1.施設の運営管理
  • 2.指導員の労働環境の整備

ユネスコ学習権宣言

『高等教育機関における「学童保育士」養成課程の設置について』

はじめに

第1章 学童保育の役割と特徴・指導員の専門性

  • <学童保育の役割と特徴>
  • 1.学童保育の対象としている「放課後」とは
  • 2.対象となる子どもや生活の特徴
  • 3.子ども・指導員・保護者がともに行う「生活づくり」
  • 4.学童保育が毎日の「生活の場」となるために必要な視点
  • <指導員の役割と仕事>
  • <指導員の専門性>
  • 1.子どもへの理解
  • 2.保護者への理解
  • 3.「生活づくり」の理解および関係する知識・技能
  • 4.家庭との連携についての知識・技能
  • 5.学校・地域との連携についての知識・技能
  • 6.実践を支える仕事への理解
  • 7.職場倫理の理解
  • 8.運営管理についての理解
  • 9.制度・施策についての理解

第2章 「学童保育士」養成課程の基本的な考え方

  • 1.「学童保育士」養成課程の柱建てと授業数
  • 2.養成する大学および講師の条件
  • 3.「学童保育実習」の受け入れ先について

第3章 「学童保育論」のシラバスについて

  • <「学童保育論1」シラバス>
  • <「学童保育論2」シラバス>

第4章 「学童保育実習」の学習課題

  • 1.学童保育における指導の方法を学ぶ
  • 2.子どもの発達理解を深める
  • 3.外出・施設外保育の指導法を学ぶ
  • 4.保育実践を支える取り組みについて学ぶ
  • 5.保育計画「一日の予定」の作成