5月21日(日) |
▼「夢の断片、悪夢の断片 倉坂鬼一郎のブックガイド」(倉坂鬼一郎/同文書院)「暗室」(小林紀晴/幻冬舎)「二十世紀の小説大全」(篠田一士/新潮文庫) |
5月22日(月) |
▼会社の引っ越しの荷造りを解くこともままならず、客先へ。都合よく5時に終わったので直帰。住処から近いので拍子抜け。 ▼「18 TIL I DIE」ブライアン・アダムス 18ならパチンコもアダルトビデオもOKだしな――ってそんな内容はまったくなしのアルバム。 最近は打ち込みだったりベースレスだったりして、こういう正攻法なのが少なくなってきたような気がする。「焼き肉大好きそうな肉体派ロック」は。 アルバム最後の曲のタイトルからして「エルビス」だし。 |
5月23日(火) |
▼20GB/800MHz。 仕事で使うことになった牛=Gatewayマシン。 これで「容量が足りなくて速度の遅いCPUなので仕事が遅れる」という言い訳ができなくなったわけで。 もっとも、133MHzの初代ペンティアムの1Gに1G増設マシンをいまだに使っているというのにも問題はあったけど。外部から来る人にびっくりされてたし。 |
5月24日(水) |
▼かつてSMAPが大ブレイクを果たした(=バラエティ・ドラマなどの活躍が、それこそおじさんおばさん世代にまで広く認知された)時、二十代以上の読む雑誌がこぞって「SMAP特集」をしていた。その中で多かった切り口は、彼らのキャラクター位置づけと、そのキャラがメンバーの中でどう作用してグループを活性化させているか、だった。 この路線でいけば次はモーニング娘。の各キャラクター特集か、と勝手に考えていたのですが、つんくの戦略がどうのこうの、という話題ばかりですね。彼女たちはSMAPとちがって単体で出ることが少ないし、脱退と増員を繰り返しているし、グループの中にいるうちにキャラが著しく変貌した人もいるしで、「個性と集団」という論を成立させにくいのか。あ、それでも「いまどきの女の子」をモーニング娘。の中にサンプリングする論はけっこうあるか。 加えて、一般市民が娘。たちの顔をどれだけ判別できるか、ってのもあるでしょうね、ってSPEEDの全員の顔を、それぞれがソロ活動し始めてやっと覚えた人間が言うことじゃないか。 |
5月25日(木) |
▼aiko「桜の時」 シングルが限定発売だったのであわてて中古を買いました。 芸域の広い人だとつくづく思う。「アイツを振り向かせる方法」がゴスペルだし、「more&more」はサビの部分に歌詞がないし。 |
5月26日(金) |
▼新しい牛マシンはCD Createrというソフトが付いていて、「これで音楽用CD−ROMが作れる」というガイドまであったので、早速ブランキーのシングルを作ってみた。ただし「市販の音楽用CDプレーヤーでは再生できません」というメッセージを見て愕然。 いまこれ読んで「仕事しろよ」と思った方へ。仕事はちゃんとしています。なにしろ、9時半に出社して夜の10時まで仕事している中の昼休みの逃避行動だから。明日も仕事しているし。 |
5月27日(土) |
▼東武東上線準急川越行き最終列車に乗った。斜面の座席に座っている女の子は髪の色に少しをブリーチをかけたショーットカットの美形。発車間際になって彼女の目の前にふたりのコジャレた男ふたり組が親しげに彼女と会話し始める。ちぇっと思いながらしばらく見ていたら……いや耳を澄ましたら、彼らは日本語で会話していなかった……。何語だろうとさらに聞き耳を立てても……わからん。英語系か? すでに「系」って言っているところでわかっていないも同然。 ▼この夜までの経過。 朝10時前に出社、午後7時半ごろ上がり。溜池山王駅方面から歩いて丸の内線に乗ろうとしたら、まちがえて南北線の改札へ。しょうがないので永田町まで出て丸の内線に乗ったら、溜池山王駅からの乗り換えと同じ赤坂見附駅だという……。 そんなこんなで銀座でした。一ヶ月ぶりの人に会う。 |
5月28日(日) |
▼「飲み屋のロック」(みうらじゅん/ソフトバンク)/「絶版文庫交響曲」(近藤健児/青弓社)」/「パソコン業界放浪記」(たに勇武/工学社)「羊の博物誌」(百瀬正香/日本ヴォーグ社)「俺はどしゃぶり」(須藤靖貴/新潮社) ▼ハロモニで目覚めて、市井紗耶香の歌いまくりを見た後すぐ眠る。夕方起きて床屋行ってから池袋へ。いろいろ見るだけであまり買わない。歩き回った疲れで帰ってきてからそのまま寝てしまう。 |
5月29日(月) |
▼椎名ヒカル、という人がいる。 最近デビューした童顔AV女優。ちなみに椎名林檎にも宇多田ヒカルにも 似ていない。 最近はアイドルだけじゃなくJポップからも名前を剽窃しているのか。だ ったらそのうち、小柳麻衣とか、古内香美とか、岡本こっことか、小松ボ ニーピンク(松本コンチータという人や河合メリージェーンという人は実在 した)なんてのが出てくるのか。 |
5月30日(火) |
▼藤枝静男「欣求浄土」←おっ、一発で変換したなモバイルギア(講談社文
芸文庫) (ネタばれになってしまいますが)死語の世界まで出てきてしまうのが興ざ めな部分もありますが、この最終章の「一家団欒」が先に書かれて、この話 に引き合うように他の六つの章が書かれたそうで。 「思想を持つことの胡散臭さ」は時代を超えて、または大風吹けば桶屋が儲 かり続ける時代の無情さに抵抗しうる言質がある。 |
5月31日(水) |
▼今週の週刊プレイボーイの中島礼香につけられてい宣伝コピー「今が旬
だぜ」ってのを見て、「今が旬だということは、旬が過ぎるという時がいつ
か来るということか」とわざわざ疲れた頭でねじくれたことを考えた。 ▼そういう意味で、「若いのにおばさん顔」の女の子は決して嫌いではない です。年をとっても大幅な変化に見舞われそうにないから。むしろ今は童顔 でロリロリなんて人は30代以上になったらやばいのでは、ってすでに70年代 80年代のアイドルだった人がそうか。 |