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2月21日(木)
▼病み上がりで銀座へ。(19)

2月22日(金)
▼6時半に会社を出て銀座へ。(20)
▼今週は意味もなく大量に雑誌を読んでいたけど、「今週」という区切りでいけば、否応なしに鈴木宗男の顔を見ることになる。彼の所行と生い立ちをグラビアで紹介する記事多数。そして決まって「坂田利夫に似ている」→「坂田の事務所宛にコメントを取った」という流れ。
 坂田利夫事務所で働いている人たちの困惑した顔が目に浮かびます。先週から今週にかけてさぞかし気分を悪くされたことでしょう。本来の業務を妨害されているようなもんだし。南伸坊あたりに顔面相似で出演してもらってはどうか。

2月23日(土)
▼書評サイトを運営している方々は、ベストセラーをわざわざ買ったりはしないけど、「この作家は新作を押さえておかないといけない」というメジャー系の作家はいたりするように(僕には)思えます。  以下に書評する本は「何をいまさら」って言われる本としては最もたるものなんじゃないかと。1998年発売ですから。あの当時はみんながこぞってWEBサイトを持って、「何か議論するべきもの」として格好の題材に挙げられていたような気がするのです。
村上春樹『スプートニクの恋人』(講談社)
 人口衛星みたいにうつろに響く恋の病。――いや、恋の病という名を借りた実存の不安さ。語り手である男はすみれという女性と、そしてすみれ恋に落ちたミュウという女性。
 最後の最後にちょっと救われる部分があっても、基本的には重たさ、ややこしさが渦巻いている。語り手である男は小学校の先生で、生徒からいつも問題を投げかけられる身にあれば、自然とどんな問題に答えることができる、などと、すみれの真夜中の電話に受け答えしている場面があるが、多くの人がややこしい現実問題に直面して、「さあ村上春樹の世界で癒されよう」と思っていた読者をさらに混沌に誘うような意地の悪い構造が見え隠れしているのですが。
 1998年という世紀末思想が絶好調(変な日本語)な時期ってのもあるのだろうが。
▼私用で有楽町へ。その後銀座へ。(21)

2月24日(日)
東京スカパラダイスオーケストラ『美しく燃える森』
 奥田民生をヴォーカルに迎えたこの曲。池袋タワーレコードでプロモーションビデオが上映されていたのを見ての、ジャケ買いならぬPV買い。映像を通して、スカパラの面々に混じって民生の粘着力ある歌唱に妙な引っかかりを感じながらも、ホーンセクションの心地よさを右耳から左耳へと流していたのだが、実際に盤を買って歌詞カードを見たら驚きましたよ。「かけてゆく 月の夜 変わり行く数字 見つめる君に 火をつけて 森の中 飛べなくなる蝶 見つめて酔い痴れていようか」「ひとつだけ 見えていた 夜空の星屑 目指して行くよ 目隠しで 森の中 戻らない旅に 出掛けて君を忘れようか」だよ。
 奥田民生はもともと自分で作詞した歌詞を歌うことが多く(ユニコーン時代には他のメンバーが作った歌詞を歌うこともあったけど)本人の歌詞は本人のキャラから離れない(というより、離れた歌詞は本人が照れて歌えない)のだが、こうやって他人が書いた、あまりにかけ離れたキャラの歌詞ってのも新鮮だった。森を焼いて蝶を飛べなくしたり、恋人を失った傷心から星屑を求めて森の中を彷徨う奥田民生ってのは、やっぱり想像しにくいもの。

2月25日(月)
▼月曜になると雑誌ネタです。つうかグラビアネタです。今週のスピリッツは他の日記サイトもネタにしているような気がします。ここの掲示板でもたぶん俎上にあることでしょう。うちでやります。
 イエローキャブ五人衆勢揃い。特に「姉御」「極道の妻」などと呼ばれる小池栄子はヤンマガとバッティグしているにもかかわらず登場です。P1の五人が立っている中央でいちばん背が高い。それぞれの身長を調べたら栄子姐さんは166cmだった。俺とほとんど違わないというのが悲しい。そういえばこの集団でいつも出てくるサトエリがいない。(確か173cm)こちらの掲示板で「サトエリは女の子に人気があるけど小池栄子やMEGUMIはそうでもない」というのは本当なのでしょうか。
▼イエローキャブとまったく関係のないリンク追加。追加するのは2件ですが作成者は一人です。
読書周縁日記&吉澤ひとみ(16)について考える feodorさん

 書評サイトの真似事などをしているへなちょこりんな人間からすると、この膨大な書評量と旺盛な知識欲、そしてモー娘。評論にもきっちりと反映されているところなど、逆立ちしてもかないません。「吉澤ひとみに〜」というタイトルでありながらモー娘。全員を見つめ、主要番組については概略まで乗せています。番組見ないでも事足りるぐらい。

2月26日(火)
▼ちょっと停滞。

2月27日(水)
▼いつも買わない週刊少年マガジン買ってしまいました。『つんく♂物語』を読みたかったわけではなく、巻頭のプロデュース作品年表を見たかっただけです。
 これを見ると、(当たり前と言えば当たり前ですが)プロデュースした曲の大半は売れなかった曲がゾロゾロとあありますね。五木ひろしや志村けん・研ナオコのやつとかニュースになった割に売り上げ実績がかんばしくなかったものに関して、何もつんく♂からフォローがないところを見る限りでは、「今回限り」ということで話がついているのか、と下司の勘ぐりをしてしまいます。それでもタイトルだけ眺めていると、さすがにキャッチーなのが並んでいるのがつんく♂らしいところか。

2月28日(木)
▼会社の飲み。なんだか最近は日記を書くモチベーションが薄れています……。
▼今月のウィンドウタイトルはBOφWY『THIS MOMENT』

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