5月11日(土) |
▼ほとんど疲れてきっていて一日起きることができませんでした。 ▼七時半に身体を起こして、池袋ジュンク堂へ行ってチケット完売に肩を落として、めげずにタワーレコードへ行って『音楽と人』とミスチル新作買ってそのまま銀座へ。(44) |
5月12日(日) |
▼『音楽と人』『ロッキングオンジャパン』を読みながらまったりと。つうかジャパンって前の号が出たの半月前だよ。もう次の号だよ。大変さがしのばれる。GW返上で働いてるんでしょうなあ、編集部の人。 この辺のリニューアルに関していえば、オフィシャル掲示板では例のごとく騒いでるし、「なぜナンバーガールやスーパーカーを表紙にしない」なんていう不毛な議論も相変わらず。なによりもげんなりしたのは、ネット上で知っている人が記事に関して大批判を展開していたのを見たとき。 たかが一雑誌じゃないですか。そんなに熱くなることなんでしょうか、ねえ。その辺の熱い連中が購買数を支えているんだろうが。 ▼リンク一件追加。 ●metaphor かとぅさん B.C.Dから復活。読書や映画ネタを含む日記。ってうちみたいなサイトになるのでしょうか。オールナイトニッポンスーパー木曜パーソナリティーのネタを封印して。 |
5月13日(月) |
▼松田美智子『カプセル 新潟少女監禁事件 密室の3364日』(主婦と生活社) タイトルで内容がすべてまるわかりですね。地裁の判決が出るまでの、事件の全貌と裁判の記録です。食事中に読まないことをお薦めします。つうのもほんとにこの被告の病的なる潔癖性と被害者の扱いが矛盾しすぎている上に、被告の発言が生々しすぎているのです。単なるエロス以上のものを訴えかけているような気がする。 それにしても初めて知ったのですが、傍聴席を獲得するために週刊誌では100人ぐらいのバイトを使うそうで。 |
5月14日(火) |
▼JRの定期券をためしにスイカにしてみたんですけど、そもそも俺は定期券を財布の中に入れていつも必要時に取り出しているので、わざわざスイカにする必要もなかったかもしれない。慣れるまで三日ぐらいかかったってのは遅すぎですか。いつも券を差し込むという習慣がついてるもんだから。酔った時が怖いな。 かのスイカ、「スイスイ通れるICカードの略なんだぜ」なんつうとたまに、俺が真顔で冗談を言ってると思う人がいる。冗談きついのはJRの方だ。「E電」といいスイカといい、どうしてセンスのない名前をつけるんだ。 ここを見ると、スイカにはもうひとつ意味があって「Super Urban Intelligent Card」の頭文字なんだと。「すーぱーいんてりじぇんすあいしーかーど」なんて発音されたら、e-ラーニングのメディアか何かだと思いそうだ。そんな御大層な名前を定期券につけるってのも。 |
5月15日(水) |
▼打ち合わせで海浜幕張へ。 途中の舞浜まで若けえ連中のうるさいこと。途中からダレきったサラリーマンしかいなくなる落差。みんなイベントの手提げ袋持ってるし。 ▼8時ぐらいまで会社でその後新宿へ。(8) |
5月16日(木) |
▼会社で取材あり。午後6時からだったので9時まで延びる。 |
5月17日(金) |
▼仕事がちょっと間が空いていたのでネットを検索していたら、今年の高額納税者ランキングが載っていたので見てみたり。見たってどうだってわけじゃないけど。そこからあちこち飛んで、天上の飛鳥さんのところから、普段見てない2ちゃんねるまで飛んで、辻の年収が4500万だったことにショックを受けている連中のスレッドを見たり。朝っぱらからあっという間に1000メッセージ達しているというところや、「お前らこんなところに居て、金より貴重な時間を無駄にしてどうする?」などと正論をぶつ奴を見たりして笑ったり。 ええ、言われなくたって勤務時間帯にこんなスレッド見て稼働時間を無駄にしてるさ。そんな雨の降る午後。 ▼辻加護写真集がもうすぐ発売されるそうだけど、推定年収が発表されたことによって売り上げは影響せんのだろうか。自分の年収と比較して鬱になったりする奴が多数いそうなんだけど。社会人男性における年収って、女性にモテるかどうかと同程度で自らのアイデンティティに直結しているわけで。写真集を手にとって「こいつらは俺より年収が多い……」と打ち震える奴が書店に現れるか。いないかそんなの。 ▼さて、5月16日の公示日を見越してダ・カーポでは『芸能界マネーの虎』という特集をやってました。モー娘。がデビューからどのメディアでどのくらい儲けたかを分析するという身も蓋もない記事も。関係ないけどごっしー氏の本名って五島昌紀ってのね。 ▼年収少ないくせに銀座へ。(45) |
5月18日(土) |
▼朝から図書館へ行こうと思ったけど雨だったのでずっと寝てました。 ▼池袋リブロで『月刊小川奈那』購入。 いつもはコンビニで買ったりするからあんまり意識してなかったけど「月刊」シリーズって男性雑誌扱いなのな。写真集のコーナーに置いてなくて男性誌コーナーに平積みされているのを見たので。 「CD-ROM付き」になるとさらにややこしい。パソコン雑誌のコーナーに置いてあったりする。そういえば「iCupid」休刊ですか。「CD-ROM付きと銘打ってるくせに最終号はCD-ROMなしで同じ値段かよ」とネットで罵倒されているかの雑誌ですが、よっぽど急な休刊決定だったんでしょうなあ。 ▼夜から銀座へ。(46) |
5月19日(日) |
▼サザン『happy!』の一枚目一曲目が『マンピーのGスポット』なんですけど、この曲は95年に買った数少ないCDのひとつでした。大学卒業してしばらくフリーターだったんですが、空き時間は専門学校、そうでなければ映画三昧の生活でCDに金をかけることはなかったのです。映画の日なんか朝10時からレイトショーまで観てたもんな。きちんと数えてないですが、たぶん年間60〜70本ぐらいだったのかな。 世の中は小室プロデュース作品が溢れてましたが、まったく興味なかったですね。シャ乱Qの『ズルい女』をなんとなく覚えていて、ミスチルマイラバはちょっと聴いてたぐらい。でも、なぜか音楽雑誌はまめに買ってたんだよなあ。 そんな95年を思い起こしながら↓これを書きました。 ▼村上春樹『アンダーグラウンド』(講談社文庫) 「マスメディアは伝えるべきことをきちんと伝えていない」としたり顔で語られるようになったが、それでは「何を伝えてないのか」「伝えていないという問題にどう取り組まなければいけないか」まできちんと考えているとも思えない人がその発言をしている。 大衆は問題意識もなくテレビを見ている。テレビで放映されるまでにどれだけ重要なことをスポイルしているかも知らないままに。(ニュース番組で、深刻な事件を報道していたのにいきなり「次は各地の話題です」なんて脈絡もなくほのぼの系のニュースに切り換える流れに「なめてんのか」と思ったことはないですか。きれいごとを言ってテレビの画面を取り繕ったり茶化したりしていく、80年代ぐらいの24時間バラエティショー仕立ての報道は、無情な事件が激化するにつれて実効力を失っていく。それが顕著になったのが、阪神大震災と地下鉄サリン事件が発生した1995年。 「事実は小説より奇なり」とすべて他人事の位置で述べたマスコミ。その小説を語る位置にいて、そんなこと言ってないで現実とコミットしようとした、村上春樹。地下鉄サリン事件インタビューという衒いのない一冊は『心臓を貫かれて』という訳本を上梓した彼にとって、真っ当な「作品」だ。 |
5月20日(月) |
▼長電話のようにとりとめもなく箇条書き。 ▼昨晩はナンバーガールライブ@日比谷野音があったようですが、あんなに大雨だったのに濡れて風邪を引かなかったのでしょうか、行った人は。 ▼辻加護(って打ったら一発変換するよ。単語登録してないのに)が化膿しまい(これは一発変換しなかった)と同じベクトルだという論に納得。(ここの5月19日) ▼akarik氏の雑誌解体後の図。 わたしゃこんなきれいに雑誌を束ねられないや。さすがにあの大量な雑誌レビューをやるだけあって捨てる技術も一流か。 ▼でも今日はヤンマガ(藤本綾/八幡えつこ)とスピリッツ(上野なつひ)買った。 ▼マガジン副編集長二名が大麻で逮捕。事件の内容よりも、副編格の人間が二人もいきなり会社に出られなくなって編集業務の方は大丈夫なのか、とどうでもいいことを考えてみたりする。 ▼忙しかったわけでも飲んで帰ったわけでもないのに、うたた寝して「美少女教育U」見逃した……。 ▼plasticの掲示板が使えなくなったのでrocketを新掲示板とします。今度はiMODEやJ-skyも使えるらしいです。前から「ビジーですからしばらくお待ち下さい」だの「Server Internal Error」だの出まくりで、いつしかそういう状態にも慣れきってしまっているうちにここまできてしまった。無料だからしょうがないと思ってはいたけど、ずっと使い続けているのは無理があるなあ、ってことで掲示板設置して一年経つしこの辺で切り換えます。二日前あたりからずっと見ているとplasticの復旧は無理っぽく過去ログを見ることは無理そうな現状です。今まで書いてくださった方々に感謝すると共に、新掲示板の書き込みをよろしくお願いします。あまり放置され過ぎると掲示板自体も消えてしまうようなので。僕も暇つぶしで電車から書き込みするかも。その前にお前が日記を更新しなければ他の人が掲示板に書き込む話題がないだろ>俺、という事実に気がつきました。 |