11月21日(木) |
▼午後に初台へ。その後10時半過ぎまで校正。 ▼その後銀座へ(116)。 |
11月22日(金) |
▼9時に銀座へ(117)。9時40分入店。 ▼来週ものんびりできなのよねえ。おそらく年末まで。 |
11月23日(祝) |
▼今日が祝日だという気がしない。「勤労感謝の日」だってのも何かの皮肉か。 ▼え〜と、今月に入ってからいろんな本も読んでいるしCDも買っているけど、そういうもののレビューが全然書けないのよねえ。何も吸収する暇がない、なんていう百年前の寝言はこのサイト上で何度もぶつけてきているし、だからといって人間だから合間を見て好きなことをやっているんだけど、全然できない。素の状態で何かを書く心境になれないってのが大きいんですけど。 ▼夕方から英会話(13)。 ▼今まで、書こう書こうと思っていながら、一向に暇ができないまま明後日に次号のジャパン発売日じゃん、ってことで、「ベンジーこと浅井健一がロッキングオンジャパン兵庫慎司に暴行」のことを書きます。 まず最初に兵庫およびジャパン側のことから。 こういう喩えを持ってきていいのかわらかないが、近年の大企業不祥事における役員の記者会見など、聞いていて「この人何を言ってるの?」と思わされることが少なくない。それも当然で、釈明をする役員が本当のことをすべて話せるわけではないのだから。本人はその企業の一員であり、それだからしてその企業に都合の悪いことを言ったり、同じ企業内の特定の人物を悪く言うような発言は、事前に諭されていなくても、避けようとするだろう。 兵庫慎司が1ページまで割いて事の顛末を述べているが、あのように突っ込みどころありまくりの文章になってしまっているのは、まさに上のようなことが原因ではないかと思う。 「長い間の疎遠、って何よ。具体的に書けよ」 「暴力はいけない、ってロックの暴力的な部分を肯定していたんじゃなかったのかジャパンは」 一個人の想像で言わせてもらえば、掲示板などで突っ込まれている部分は、兵庫慎司本人も冷静であるなら気づいていると思う。まがりなりにも文章で生計を立てている人なんだし。ではなぜ気づかなかったのか。冷静じゃなかったから。本人はベンジーとの関係を修復しようと躍起になっていたのは最近のライブレポートで兵庫が書いていたことだし。きちんと話し合おうという姿勢のところでマネージャーや本人から罵倒されて殴られたりしたら、自分が相手に寄せていた信頼が音を立てて崩れたことだろう。だがしかし、ロッキングオン内の人間、それも本人を怒らせた原因となった記事やCDレビューの筆者にその原因を求めるわけにもいかない。本人も悩み、混乱した結果があの文章になってしまったのだと思う。これも喩えとしてどうかと思う言い方だけどあえて言うが、「ネットバトルに巻き込まれて混乱し、なおかつ自分の主張を曲げようとしない人」と同質のものを感じる。 そしてこのことはみんなあまり言ってないからあえて言うけど、部下の不祥事なら上司の渋谷陽一も何か言うべきじゃないの。以前に桑田佳祐や長渕剛のことに言及して「どうしてこういうことが起きると音楽雑誌は黙ってしまうのだろう」と発言していたけど。 |
11月24日(日) |
▼英会話(14)の後に池袋ビックピーカンへ行ってZaurus SL A-300を買う。ボーナスどころか給料日の前日に、ってのが無謀な行為ではありますが、たぶん今週も年末進行でほとんど会社に拘束されると思うので、文書作成能力のあるPDAでこの程度のスペックであれば、ってことで。 実はこの製品が発売された時、あるセミナー開場で本編の内容が終了した後に、いきなりシャープの営業がこの製品を売り込みに来たのよね。(このセミナーの主催がLinuxの専門学校だったから)説明を聞いていて「この製品のポイントはともかく、なぜLinux? WindowsCEより安定しているから?」などと疑問があって訝しく思っていたけど、それが半年後に購入しているとは。例のザウルスショット機能(パソコン上の画面を取り込み) と手書きタブレットと、本体の大きさから判断して。 まあ、これを買うことによって滞りがちな日記の更新をちょっとでも増やしたいな、と。 ▼昨日のことについて。今度はベンジー側の件。 今になってみれば買っておけばよかったと思っている雑誌がある。ベンジーがAJICO時代に『音楽と人』のインタビューを受けた時、インタビュアーのライターが自分の本意と違うことを述べ、その場でベンジーは「君が今言ったこと、訂正してくれる?」と二回も繰り返して言った。その内容が何か思い出せない(立ち読みだったから)。そのためにここに出典できないのが悔しいが、この人はインタビューを受ける姿勢は真剣である。ブランキー時代は3人いたので、リラックスして馬鹿話をしたりすることが多かったが、ソロになると真剣である。政治や戦争や軍隊のことに関して真剣に話したり(なぜかそれが『smart』などファッションメインの雑誌で)。「嫌いな雑誌なら読まなければいい」という意見をどこかの掲示板で読んだが、こういう人の場合は「どう言われているのか」と気になり出して、嫌いなものほどまめにチェックしていたりする傾向がある。 今回の一件は両方に非があることは間違いないとしても、「批評されてどう感じるのか」というのを双方、よく考えた方がいいのではないのかという気がするのだ。って俺がここに書いても双方が読むわけじゃないけどね。でもこういう事件が起こっても他人事にはできないから。 ▼ありゃ、ビール大使様から新作のレビューを頼まれているのに、まだ書けていない……。 ▼例の結婚に関する木根尚登のコメント。 「これだけ証人を集めたのだから決意があるのだろう」 非常に含蓄ある文言。一応小説家でもあるし。チャーリー浜はもう一歩。 |
11月25日(月) |
▼風邪気味。 ▼JUDE『Charming Bloody Tuesday』『Dirty Animal』 2枚同時発売というのに何の意味があるのだろうという人が多いが、こういうケースは「本人が出したかったから出した」というだけで、それ以上でも以下でもないような気がする。(例えになっているかどうかわからないけれど、おそらくなってないけど)GUNS&ROSESの『USE YOUR ILLUSION』の1と2にどれだけちがいがあるかきちんと答えられる人はいないと思うのね。(余談だけど、アルバム2枚同時発売よりシングルの2枚同時発売の方がずっと意味ないような気がするんですが) ▼先行シングル『DEVlL』が後者に、『シルベット』が前者に収録されたが、それぞれのアルバムは、シングルを基準にして収録曲がまとめられているような気がするのね。どちらも浅井健一の世界ということで、彼はアルバム2枚の単位と曲の物量で「ニ面性」を表現したかったのではないかと。 ▼こんなことを言ってる間にロッキングオンジャパンが発売されてしまいました。鹿野淳の発言を読んで一言、「この人やっぱりわかってないわ」 ▼でも提示板に愚痴を言ってる人みたいに「もうジャパン買わない」なんて言わないだろう。スカパラやコレクターズのインタビュ一みたいにおもしろい記事はまだまだたくさんあるから。 ▼蛇足。『Charming Bloody Tuesday』の『Sunny's Chocolate』のバックでハーモニカを吹いているのは、兵庫慎司を罵倒し危害を加えたというあのマネージャーだそうな。 |
11月26日(火) |
▼ザ・コレクターズ『complete set the BAIDIS years 1987〜1990』 コレクターズ、読んで字のごとく、「1988年から1990年までのべスト」 この中であえて一曲紹介するなら、『チャーリー・ゴ一ドンのうた』。 1988年発売の氷室京介『Deqr Algernon』に対する返答……というより、「俺の大好きなあの小説をこんなにしやがっコノヤロー!」というのが正しいところらしい。 でも氷室の曲より、「俺の曲の方が小説に感情移入している」ということはよく伝わってくる。今ドラマをやっているということで取り上げてみました(でも日本のテレビドラマって平気で外国原作の小説をアレンジするな) ▼8時半に会社を出て銀座へ。(118) |
11月27日(水) |
▼年末進行で10時過ぎ。しかも日々是更新を目指しザウル買ったのに意味がない。 |
11月28日(木) |
▼椎名林檎の新作アルバムのタイトルを見て一言、「あんたは中学生男子かい」 ▼前にも書いたけど、歌詞の中へむやみやたらに直截的な性のフレーズを多用するところなんか桑田佳祐によく似ていると思うのだけど。 ▼会社を出て銀座へ。(120) |
11月29日(金) |
▼8時過ぎに会社を出たが、この位置から池袋に向かうと、タワーレコードの閉店時間を過ぎると思ったので新宿へ。 ルミネロのタワーレコードにて桑田佳祐『TOP OF THE POPS』、別冊力ドカワ(なんかときどき復活している元「月刊カドカワ」。桑田佳祐特集号)『渋松対談Z』購入。 |
11月30日(土) |
▼夕方から英会話(15)。その後池袋タワーレコードでPolaris『HOME』PeterGabriel『Up』MercuryRev『All Is Dream』買う。何だか食材買うみたいにCD買いだめしてる。これだけ買ったところで聴く暇がそれほどないというのに。ポイント倍増セールのためにわざわざ買ってる。買ってからちょっと後悔。でも昨日今日の買いだめで、手持ちのポイントカードが満点になりました。後で何と交換するか決めます。その後リブロで『定本渋松対談』買う。ロキノン関係ばかり読んでいるからCD欲しくなるのか。 ▼今月のウィンドウタイトルはエレファントカシマシ『Good Morning』 |