Q1 庵治石はもう無いといった噂ですが本当ですか
 大量の庵治石が現在でも採掘されています。
 庵治石開発協同組合に加盟している事業所のうち、約40社が採掘しています。


Q2 本物の庵治石はどうやって見分ければいいのですか
 中国産の石を、庵治石(中国庵治)と言って売っている業者もいます。日本石材産業協会
 加盟の採石事業所では、「石材産地証明書」を発行しています。証明書を発行してもらい
 ましょう。○○庵治といって売っているものは、偽物が多いので気をつけてください。


Q3 砥石の艶はなぜ良いのですか
 天然の砥石は入手困難になりましたが、人工砥石があります。
 水を出しながら低温で時間をかけて磨き上げられた石は、色も濃く深みを感じさせてく
 れます。
 バフ仕上げと比較して、光沢が長持ちします。


Q4 光沢計で94〜97と言われても解りませんが
 庵治石の標準的な光沢は、85前後の数字だと考えて下さい。
 90を超えるところは少なく、95以上は設備と技術が必要です。

 
Q5 どういった庵治石がよい庵治石ですか
 光沢が長持ちして、安定して供給できる石だと思っています。
 
Q6 光沢が長持ちすると聞くが、どのくらい持つものですか
 大正末期〜昭和初期に建立されたお墓で光沢がきれいに残っているお墓があります。
 原石の善し悪しと、研磨技術で変わってきます。
 
Q7 どうしてこんなに特別に価格が高いのですか
 キズが多く色合わせ・模様合わせが大変でコスト高になることです。
 (製品になる原石はほんの数%)
 
Q8 作るのに時間がかかるのはどうしてですか
 受注生産であること、色・模様を合わすために何度も作り直すことなどです。

もし、お墓に関して被害にあったと思った方は
 @購入した販売店と交渉する。
 A消費生活センターの相談窓口へ相談する。
 B日本石材産業協会(FAX03-3251-7681)の消費者ニーズ対策委員会へ相談する。

問い合わせ先  aji−ota@mtj.biglobe.ne.jp