D.U.B.

使用機材の紹介



 モトヤナギの自宅スタジオ(いわゆるベッドルーム・スタジオというやつですね)の機材リストです。クラブ系の音楽制作をするなら、これだけあれば十分でしょう。初心者にも参考になると思います。


COMPUTER
PowerMacintosh G3 DT/233+Sonnet Encore ZIF G4/500 (RAM512MB, HD120GB+120GB)
iBook/700 (RAM384MB, HD20GB)
PowerBook 520c (RAM12MB)
PowerBook 160 (RAM10MB)

Audio Interface
Digidesign Audiomedia 3
M-AUDIO FireWire 410

MIDI Interface
MOTU MIDI EXPRESS XT-USB

CD-R Drive
YAMAHA AD-RW8424
RICOH MP7040SE
 
 メインのコンピューターは500MHzのG4アップグレード・カードを搭載したベージュの初代パワーマックG3。2003年2月に大学時代の先輩BIRDIEさんからG4/500に改造したDT/300を中古で売ってもらったのですが、1年後、不慮の事故によりマザーボードが死亡。急遽YahooオークションでDT/233を5000円で入手し、G4カードやATAカードを移植するという変遷の結果、現在の環境に落ち着きました。
 世間はOS Xに以降しつつありますが、現在のOS9でのVST環境が充実しているので、OS9との心中用マシン(笑)として買いました。音楽制作は、当分はOS9のままです。
 PowerBook160は1996年に知人からタダで譲り受けたもの。ライブ用のMIDIシーケンサーとして使っていましたが、FDドライブが壊れてしまっため、PowerBook 520cを1999年に中古で購入。しかし、MIDIシーケンスでのライブにそろそろ限界を感じつつあり、ラップトップ・スタイルの演奏に移行するため、2003年12月にiBookを購入しました。FireWire 410のパラアウトを使ったライブのスタイルを研究中です。
 

SOFTWARE
Steinberg Cubase VST 5.1
Steinberg ReCycle! 2.0
Digidesign Pro Tools LE 5.01
BIAS Peak LE VST2.62
WAVES Native Power Pack 3.0
Waldorf Edition (PPG Wave 2.V, Attack, D-Pole)

NATIVE INSTRUMENTS KONTAKT 1.1
SampleTank 1.1

 D.U.B.を始めた1995年当時は、Roland MV-30をシーケンサーとして使っていたのですが、やはり限界を感じて、1997年にマッキントッシュに乗り換えました。シーケンス・ソフトはテクノの定番Cubaseです。
 コンピューターを導入して本当に良かったと思ったのがReCycle! でして、ブレイクビーツを自動でブツ切りにしてくれるのだから、音楽制作の発想が変わるくらいの効果があります。
 Pro Tools LE はAudiomedia 3で使うTool Box XPというバージョンです。しかし、サンプラー中心の私はオーディオ編集をあまりしないので、Pro Tools は普段は使っていません。
 Peak LEは、完成した曲をDATからマックへ取り込み、マスタリングするのに使っています。バージョンアップでVSTプラグインも使えるようになりました。
 WAVESのプラグインはVST&RTAS対応なので、CubaseでもPro Toolsでも使えます。マスタリング用のコンプL1は効果絶大です。
 PPG Wave 2.VはPPGの名機をシミュレートしたソフトシンセ。Attackはアナログ系ドラムマシンで、キックが太いです。D-PoleはMIDIコントロールできるフィルター。
 KONTAKTはソフトサンプラーですが、付属のライブラリーが強力なので、音源としても使えます。
 SampleTankは、定番のマルチ音源。膨大な音色数がプリセットされています。
 ちなみにイトウさんはPowerMac G4とEmagic Logic Audioを使っています。


SAMPLER
Roland S-760 (RAM32MB with ZIP Drive)
Roland DA-400 (S-760用DAコンバーター)
CASIO SK-1 (サンプルトーン)

 1994年のS-760購入当時はオプションボードとRAMを8MBを増設して25万円もしたのです。サンプラーの世界標準はAKAIですが、Rolandは普通のテレビにつないでマウスでオペレートできるという手軽さが良いです。アナログアウトは本体には4パラしかないのですが、DAコンバーターを中古で買って、8パラに拡張しました。私のS-760はオプションをフル装備状態です。
 D.U.B.のバックトラックはほとんどS-760でつくっていましたが、最近はソフトサンプラーに移行しつつあり、出番は減っています。
 CASIO SK-1は別名サンプルトーンとして、80年代に一世を風靡した名機。サンプラーと言えば高価なフェアライトやシンクラヴィアだった1986年に16,000円という破格の値段で登場しました。当時、私は日清カップヌードルの景品として入手したのですが、学生時代の酷使の結果、初代は死亡。2代目を2006年10月にヤフオクで入手しました。


SYNTHESIZER
KORG 01/w FD
CLAVIA DMI Nord Lead 2
Novation BassStation
KORG 01/w pro
(伊藤さん所有)

 マスターキーボードの01/w FD(61鍵モデル)は1999年に中古で購入。PCM音源のシンセとしては十分なクオリティを持つ名機です。
 Nord Leadは、2000年に「3」が発売される直前に安くなった「2」を新品で買いました。独特のサウンドは存在感十分。
 BassStationはベース音源としてだけでなく、ライブではTB303的な飛び道具としても使っています。
 イトウさんの01/w pro はライブでのピアノ&オルガン専用という感じですが、スタンダードな01/wよりもピアノの波形が多く内蔵されており、さすがにいい音がしますね。


SOUND MODULE
KORG SG-Rack
KORG 03R/W

 SG-Rackは私にとっては「ヴァーチャル・イトウさん(笑)」です。彼のピアノをMIDIで録っておいて、後で一人でミックス・ダウンすることが多いのですが、イトウさんの01/wと比べると、私の音源ではピアノがどうにも弱かった。ようやく本格的なピアノ音源を手に入れました。
 03R/Wは中古で2万円で購入。初めて買ったコルグのシンセ(音源モジュール)です。ピアノがイマイチなのが残念ですが、リード系やパッド系はコルグらしい個性のある音がします。


RHYTHM MACHINE
Roland TR-505

 さすがに今は現役を引退していますが、学生時代は大活躍してくれたドラム・マシン。ベース練習の友として、またGO-GOバンドでのパーカッション担当として、無くてはならない存在でした。しかし、悲しいことにローランドのドラム・マシンの中では最も再評価されていない機種なんですよね。


MIXER
MACKIE SR24/4 (24ch)
MACKIE MS1402-VLZ (14ch)

 パーソナルミキサーの定番といえば、やはりMACKIE。14chのMS1402を1996年から5年近く使ってきましたが、楽器が増えてきたので、中古のSR24/4を2000年にインターネット・オークションで購入しました。自宅スタジオにはサイズがちょっとデカいのですが、音はさすがに太いです。コンパクトなMS1402はライブ専用となりました。


MONITOR SPEAKER
SONY SMS-1P

 アマチュアの場合、どうしても後回しになってしまうのがモニターです。私も長い間普通のオーディオをそのまま使ってきましたが、2002年にようやくパワードモニターを導入しました。
 SONYのミニサイズ・モニターなので、本格的とは言えないかもしれませんが、なかなかいい音がします。普通のアパートではあまり大きな音は出せないですから、これくらいが丁度いいのかも?


EFFECTER
SONY HR-MP5
ZOOM 1202
ZOOM 1402
ALESIS NanoCompressor

 ZOOMの格安系が2台あるのが笑えますが、エフェクターは何台あっても困ることはありません。HR-MP5は操作性が本当によく、使いやすい製品です。イトウさんも持ってます。
 NanoCompはシンプルなパネルで分かりやすい製品ですが、やはりコンプは奥が深い。使いこなすにはまだまだ勉強が必要ですね。

SONY HR-MP5の電池交換・改造についてはこちら!


DJ TOOLS
PIONEER CDJ700S ×2(DJ用CDプレーヤー)
NEU DJM 525(DJミキサー)
ELECTRIX EQ Killer(アイソレーター)
ELECTRIX Filter Queen(フィルター)
KORG KAOSS PAD2(エフェクター)

 CDオンリーの私は、CDJ2台を使ったDJシステムを組んでいます。といっても、クラブでDJをしているわけではありませんが・・・
 EQKillerは、周波数帯ごとにカット、ブーストができる強力EQ。Filter Queenと組み合わせると、特定の帯域のみにフィルターをかけるというトリッキーな技が可能になります。
 KAOSS PAD2は、坂本龍一も2004年頃にハマっていたタッチパッド搭載のマルチ・エフェクター。2mixの素材でもかなりの変化が加えられます。


RECORDER
SONY DTC-790(DAT)
SHARP MD-MS200(MD録再ウォークマン)

 DATは、マスターレコーダーとしてはもちろん、ミキサーからマックへオーディオを取り込む際のADコンバーターとしても使っています。
 MDウォークマンはライブの録音に使うことが多いです。



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