D.U.B.を始めた1995年当時は、Roland
MV-30をシーケンサーとして使っていたのですが、やはり限界を感じて、1997年にマッキントッシュに乗り換えました。シーケンス・ソフトはテクノの定番Cubaseです。
コンピューターを導入して本当に良かったと思ったのがReCycle!
でして、ブレイクビーツを自動でブツ切りにしてくれるのだから、音楽制作の発想が変わるくらいの効果があります。
Pro Tools LE はAudiomedia 3で使うTool Box
XPというバージョンです。しかし、サンプラー中心の私はオーディオ編集をあまりしないので、Pro
Tools は普段は使っていません。
Peak
LEは、完成した曲をDATからマックへ取り込み、マスタリングするのに使っています。バージョンアップでVSTプラグインも使えるようになりました。
WAVESのプラグインはVST&RTAS対応なので、CubaseでもPro
Toolsでも使えます。マスタリング用のコンプL1は効果絶大です。
PPG Wave
2.VはPPGの名機をシミュレートしたソフトシンセ。Attackはアナログ系ドラムマシンで、キックが太いです。D-PoleはMIDIコントロールできるフィルター。
KONTAKTはソフトサンプラーですが、付属のライブラリーが強力なので、音源としても使えます。
SampleTankは、定番のマルチ音源。膨大な音色数がプリセットされています。
ちなみにイトウさんはPowerMac G4とEmagic Logic
Audioを使っています。
1994年のS-760購入当時はオプションボードとRAMを8MBを増設して25万円もしたのです。サンプラーの世界標準はAKAIですが、Rolandは普通のテレビにつないでマウスでオペレートできるという手軽さが良いです。アナログアウトは本体には4パラしかないのですが、DAコンバーターを中古で買って、8パラに拡張しました。私のS-760はオプションをフル装備状態です。
D.U.B.のバックトラックはほとんどS-760でつくっていましたが、最近はソフトサンプラーに移行しつつあり、出番は減っています。
CASIO
SK-1は別名サンプルトーンとして、80年代に一世を風靡した名機。サンプラーと言えば高価なフェアライトやシンクラヴィアだった1986年に16,000円という破格の値段で登場しました。当時、私は日清カップヌードルの景品として入手したのですが、学生時代の酷使の結果、初代は死亡。2代目を2006年10月にヤフオクで入手しました。
マスターキーボードの01/w
FD(61鍵モデル)は1999年に中古で購入。PCM音源のシンセとしては十分なクオリティを持つ名機です。
Nord
Leadは、2000年に「3」が発売される直前に安くなった「2」を新品で買いました。独特のサウンドは存在感十分。
BassStationはベース音源としてだけでなく、ライブではTB303的な飛び道具としても使っています。
イトウさんの01/w pro
はライブでのピアノ&オルガン専用という感じですが、スタンダードな01/wよりもピアノの波形が多く内蔵されており、さすがにいい音がしますね。
SG-Rackは私にとっては「ヴァーチャル・イトウさん(笑)」です。彼のピアノをMIDIで録っておいて、後で一人でミックス・ダウンすることが多いのですが、イトウさんの01/wと比べると、私の音源ではピアノがどうにも弱かった。ようやく本格的なピアノ音源を手に入れました。
03R/Wは中古で2万円で購入。初めて買ったコルグのシンセ(音源モジュール)です。ピアノがイマイチなのが残念ですが、リード系やパッド系はコルグらしい個性のある音がします。
さすがに今は現役を引退していますが、学生時代は大活躍してくれたドラム・マシン。ベース練習の友として、またGO-GOバンドでのパーカッション担当として、無くてはならない存在でした。しかし、悲しいことにローランドのドラム・マシンの中では最も再評価されていない機種なんですよね。
パーソナルミキサーの定番といえば、やはりMACKIE。14chのMS1402を1996年から5年近く使ってきましたが、楽器が増えてきたので、中古のSR24/4を2000年にインターネット・オークションで購入しました。自宅スタジオにはサイズがちょっとデカいのですが、音はさすがに太いです。コンパクトなMS1402はライブ専用となりました。
アマチュアの場合、どうしても後回しになってしまうのがモニターです。私も長い間普通のオーディオをそのまま使ってきましたが、2002年にようやくパワードモニターを導入しました。
SONYのミニサイズ・モニターなので、本格的とは言えないかもしれませんが、なかなかいい音がします。普通のアパートではあまり大きな音は出せないですから、これくらいが丁度いいのかも?
ZOOMの格安系が2台あるのが笑えますが、エフェクターは何台あっても困ることはありません。HR-MP5は操作性が本当によく、使いやすい製品です。イトウさんも持ってます。
NanoCompはシンプルなパネルで分かりやすい製品ですが、やはりコンプは奥が深い。使いこなすにはまだまだ勉強が必要ですね。
SONY
HR-MP5の電池交換・改造についてはこちら!
CDオンリーの私は、CDJ2台を使ったDJシステムを組んでいます。といっても、クラブでDJをしているわけではありませんが・・・
EQKillerは、周波数帯ごとにカット、ブーストができる強力EQ。Filter
Queenと組み合わせると、特定の帯域のみにフィルターをかけるというトリッキーな技が可能になります。
KAOSS
PAD2は、坂本龍一も2004年頃にハマっていたタッチパッド搭載のマルチ・エフェクター。2mixの素材でもかなりの変化が加えられます。
DATは、マスターレコーダーとしてはもちろん、ミキサーからマックへオーディオを取り込む際のADコンバーターとしても使っています。
MDウォークマンはライブの録音に使うことが多いです。