能力開発技法
【解説】
十分に見ているつもりでも、枝葉末節に気をとらわれがちになります。共通事項が多い場合は、
気本手な中心事項になります。中心を見抜き、その構造をとらえるようにします。
【ポイント】
- 自分の戦略をつねに頭に置いて観察します。
- 予習をして、あらかじめ質問を用意します。
- 観察の対象となるものの問題点を把握します。
- 上記問題点を解決するという立場からものを見る
ようにします。
- 応用可能性の観点から観察します。
- 応用した場合のメリットという観点から観察しま
す。
- 観察の対象となるものと競合するものとを比較し
ます。
- つねに両面を見ます。
- プラス面を見たらマイナス面も見ます。
- 両面のうちどちらが主流かを見極めま
す。
- 本質を見ます。
- 部分ばかりにとらわれないで全体を見ま
す。
目立つものは主流ではありません。目立つものに左右されないように気を配ります。異常なもの
を見たなら、背景の通常なものを確認して、どちらが主流であるかを調べます。また、現象だけを
見て、背後にある本質的なものの流れを見ないで、一喜一憂していないか。さらに、現象的大小で
なく、本質的な大小を見ているなどに注意します。
- 自分の立場と希望の点検によって偏りの修正をし
ます。
- 私欲で物事を見誤らないようにします。
- 過剰防衛的見方に注意します。
- 鋭い観察をするための努力を払います。
- 人の見ないところを見ます。
- ポイントとなるところは徹底して観察し
ます。
- 思考方法の技術を身につけます。
|