●「○○年代マンガカーニバル」
イベント企画案
1. 協賛のお願い
当地の「コミュニティ文化フェスティバル」は、
毎年7万人の動員実積があり、内容に関しても各
方面から高い評価を得ています。
このたび私たちは、1970年代の文化と風俗を「マ
ンガ」を通じて解明することをテーマとして、展
示イベントを行うことになりました。
70年代はマンガの表現方法において、活発な実験
が行われました。当時のマンガは、世界情勢や政
治、思想などの影響を強く受けると共に、映画や
前衛絵画、各種パーフォーマンスと手法面で交流
しながら発展し、現在の文化的土壌を形成してい
ます。私達は、このイベントをより実りのあるも
のとし、地域文化への貢献を図りたく、ここに御
社の協賛をお願いする次第です。
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ポイント 協賛を求めるイベントの趣旨がわかりやすく
説明されています。
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2. 企画概要
@名称
「70年代マンガカーニバル」
A期間
200X年8月9日〜11日(3日間)
B会場
市立中央公民館
コミュニティ文化フェスティバル会場
C主催
平成高等学校「マンガ同好会」
D協力
平成高等学校「視覚芸術愛好会」
E目的
1970年代の文化的特徴をマンガに取材し、現
在の文化に与えた影響を探る
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ポイント 「6W2H」の原則西多賀って、イベント企
画の概要をまとめています。
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3. 問題提起
この企画を立てるきっかけとなった、いくつ
かの「気になる」現象を列挙する
@なぜ「山本リンダ」が復活し、70年代の
ファッションがもてはやされるのか
Aなぜ、70年代の曲がリメークなどでカバーさ
れるのか
Bなぜ、ビートルズはいまだに影響力があるの
か
Cなぜ、70年代的な社会運動が再び隆盛になっ
てきたのか
Dなぜ、70年代は「レトロ」ではないのか
Eなぜ、70年代にマンガは急激に発展したのか
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ポイント 現象に対する問題意識を企画の出発点と
しています。
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4. 研究課題
⇒研究テーマ
@70年代の文化を分析して特徴を抽出する
A70年代の文化が現在に与えた影響を検証する
⇒題材の選定
当時のマンガ作品をテキストとする
⇒選定の理由
@マンガは、庶民的な文化表現である
Aマンガは、時代をクローズアップ(または時
代にズームイン)出来る表現方法である
Bマンガは、70年代に政治、社会、文化のあら
ゆるジャンルにまがって影響を与え、かつそ
れらと絡み合いながら発展していった文化で
ある。
Cマンガ家は、時代を見つめる研究発表者であ
る
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ポイント マンガの果たしてきた社会的役割などを
述べて、題材として選んだ理由を明確に
していきます
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5. 内容の方向性
@パネル展示
(1)70年代のマンガをテキストとして提示
※解析を通じて文化特徴を抽出
(2)マンガ絵巻(歴史年表)を掲示
(3)マンガ作品およびマンガ家の系図を掲出
A現物展示
(1)70年代のマンガコレクションを陳列
Bビデオ展示
(1)70年代の人気アニメーションを放映
(2)当時のマンガ家に対するインタビューを放映
CBGM
(1)当時の流行音楽やラジオ番組を放送
Dステージ発表
(1)講演会「今に生きる70年代の文化」
※大型ビジュアルパネルを使用
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ポイント 大まかな展示内容を決めていきます。
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6. 動員計画
@告知方法
(1)案内ポスターを掲出
・校内掲示板
・駅および区の掲示板
・会場周辺の店舗
(2)案内ビラを手まき配布
・当校および近隣校の校門(下校時)
・平成駅西口広場(夕刻)
・フェスティバル会場および当会場の入り口
(会期中)
(3)区広報でパブリシティを展開
(4)新聞地域版の催事欄で案内
(5)CATVで事前PR
A動員目標
(1)フェスティバル全体 72,000人(昨年実績)
(2)当会場目標 8,500人(会場前通行量)
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ポイント 協賛企画では、動員数の予測が重要な役割
を果たします。
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7. 協賛条件
@協賛金
本企画の実施費用の援助
(1) 700,000円
A資料提供
御社所有の70年代ミュージシャン関連資料の会
期中の貸し出し
(1)レコードジャケット
(2)コンサートポスター
(3)スナップ写真(レコーディング風景など)
(4)ミュージシャンプロマイド
(5)販促品(ノベルティなど)
(6)その他(スタジオアイテム)
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ポイント 協賛についての要望事項を簡潔にまとめて
います。
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8. 協賛特典
協賛に対する御社のメリット
@企業名の露出
「協賛:潟fンスナー音楽産業」と記載
(1)案内ポスター(100枚・B2判・2C)
※掲出場所は動員計画の項を参照のこと
(2)案内ビラ(50,000枚・A4判・2C片面)
※配布方法は動員計画の項を参照のこと
(3)案内看板
・横断看板(会場入り口頭上1カ所)
・立て看板(会場入り口両脇2カ所)
・つり看板(発表ステージ頭上1カ所)
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A広告チラシの当会場内配布または設置
※設置スタンドは御社支給のこと
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ポイント 協賛に対するスポンサーのメリットを、
企業名の露出を中心にまとめています。
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B広告の無料掲載
(1)「70年代マンガカーニバル」展示会ガイド
(10,000部・A4判8頁・モノクロ・表4広告)
※完全版下にて入稿のこと
(2)フェスティバル総合パンフレット
(120,000部・A4判32頁・2C)
※詳細は未定。実行委員会と広告掲載につい
て交渉中
C特別展示コーナーの開設
(1)名 称:「デンスナーコーナー」
(2)内 容:数々のヒットメーカーを送り出す
音楽界の王者「DENSNNER」の
アピール
(3)展示物:70年代ミュージシャンの関連資料
※詳細は協賛条件の項を参照のこと
(4)演 出:壁面展示およひ平台陳列
※貴重品はショーケース内に陳列
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ポイント 企業協賛を取り付けるために、メリットの
だめ押しをしています。
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9. 警備計画
御社資料の保護に関する約束
@昼間
展示コーナーに常時一名を配置して開設に当た
らせるとともに、来場者が手で触れたりするこ
とがないように監視する
A夜間
公民館全体が警備体制にある
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B緊急時
危急の場合を除き、担当監視員が保護に最大限の
努力をはらう。
※なお、不慮の事態により資料に損失があった場
合は、主催者が誠意と責任を持って対処する
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ポイント 協賛を受けるにあたり、保障や補償に関する
取り決めが重要性を帯びることがあります。
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イベント企画書のまとめ「○○年代マンガカーニバル」イベント企画案
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イベント企画書のまとめ
- 1.企画概要
- @名称「70年代マンガカーニバル」
- A期間200X年8月9日〜11日(3日間)
- B会場市立中央公民館
- コミュニティ文化フェスティバル会場
- C主催平成高等学校「マンガ同好会」
- D協力平成高等学校「視覚芸術愛好会」
- E目的1970年代の文化的特徴をマンガに取材し、現
- 在の文化に与えた影響を探る
- 2.研究課題
- ⇒研究テーマ
- @70年代の文化を分析して特徴を抽出する
- A70年代の文化が現在に与えた影響を検証する
- ⇒題材の選定
- 当時のマンガ作品をテキストとする
- ⇒選定の理由
- @マンガは、庶民的な文化表現である
- Aマンガは、時代をクローズアップ(または時代に
|
- ズームイン)出来る表現方法である
- Bマンガは、70年代に政治、社会、文化のあらゆるジ
- ャンルと影響し合いながら発展した文化である
- Cマンガ家は、時代を見つめる研究発表者である
- 3.展示内容
- @パネル展示
- (1)70年代のマンガをテキストとして提示
- (2)マンガ絵巻(歴史年表)を掲示
- (3)マンガ作品およびマンガ家の系図を掲出
- A現物展示
- (1)70年代のマンガコレクションを陳列
- Bビデオ展示
- (1)70年代の人気アニメーションを放映
- (2)当時のマンガ家に対するインタビューを放映
- CBGM
- (1)当時の流行音楽やラジオ番組を放送
- Dステージ発表
- (1)講演会「今に生きる70年代の文化」
- 4.動員計画
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- @告知方法
- (1)案内ポスターを掲出
- (2)案内ビラを手まき配布
- (3)区広報でパブリシティを展開
- (4)新聞地域版の催事欄で案内
- (5)CATVで事前PR
- A動員目標
- (1)フェスティバル全体 72,000人(昨年実績)
- (2)当会場目標 8,500人(会場前通行量)
- 5.協賛条件
- @協賛金:700,000円
- A貸出し:70年代ミュージシャン関連資料
- (1)レコードジャケット、コンサートポスター
- (2)スナップ写真、ミュージシャンプロマイド
- (3)ノベルティグッズetc.
- 6.協賛特典
- @企業名の露出
- 「協賛:潟fンスナー音楽産業」と記載
- (1)案内ポスター(100枚・B2判・2C)
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- (2)案内ビラ(50,000枚・A4判・2C片面)
- (3)案内看板
- A広告チラシの当会場内配布または設置
- B広告の無料掲載
- (1)「70年代マンガカーニバル」展示会ガイド
- (2)フェスティバル総合パンフレット
- C特別展示コーナーの開設
- (1)名 称:「デンスナーコーナー」
- (2)内 容:数々のヒットメーカーを送り出す
- 音楽界の王者「DENSNNER」のアピール
- (3)展示物:70年代ミュージシャンの関連資料
- (4)演 出:壁面展示およひ平台陳列
- 7.警備計画
- @昼 間:展示コーナーに常時一名を配置する
- A夜 間:公民館全体が警備体制にある
- B緊急時:監視員が保護に最大限の努力を払う
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ワンポイント:今後イベントの実施に向けて、会期中のタイムテーブルと詳細なオペレーションプランを作成することになります。
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