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                   歴史を反省しない中国

                                                   伊勢雅臣
■転送歓迎■ No.1151 ■ H18.06.26 ■ 8,413 部 ■■■■■■■

     事ある毎に、日本に歴史の反省と謝罪を求めてくる中国だが、
    イギリスの『エコノミスト』誌が文化大革命40年を機に過去
    を反省しない中国を批判した。

     産経新聞(5月23日版)によれば:

         同誌は社説で、「中国は過去を甘受すべきだ」などの見
        出しを掲げ、文化大革命を「二十世紀最大の蛮行の一つ」
        と決めつけ、「(文革についての)説明を求める国民の思
        いを見くびってはならない。中国の共産主義者たちは、勇
        気を持って対応しておけばよかったと思うことになるかも
        しれない」と指摘した。

         文革で密告や裏切りを通じて、誰も信じられなくなった
        世代が今も残る一方、中国政府はその悲劇を反省しようと
        しないとし、「過去に直面できないことが、中国共産党の
        最大の弱点の一つ」と論じた。そのうえで、「健全な未来
        には過去の過ちを理解することが必要で、事実と向き合わ
        ずして理解はありえない」と指摘。教科書をめぐる日中間
        の論争も取り上げ、「中国での日本の残虐行為を小さく描
        いている教科書を、日本が採用することへの中国側の怒り」
        に言及しながらも、歴史をめぐる中国教科書の「いびつな
        宣伝」も「恥ずべきだ」と主張した。そして、「中国の近
        隣諸国は、自分自身について正直になれない政府を信用す
        るのは難しいと感じている」と指摘した。

     ユン・チアン『マオ』が世界的なベストセラーになり、中国
    が隠してきた歴史が暴かれつつある。

     中国共産党政権の正当性は、選挙ではなく、経済発展と抗日
    の歴史によって成り立っている。資源環境問題・汚職・貧富格
    差などの問題で、経済の健全な発展が立ちゆかなくなり、また
    抗日史観の嘘が暴かれれば、民意はますます離れていくだろう。
    あとは独裁政権の本領を発揮して、武力で民意を押さえつける
    道しか残されていない。 

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