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           まだまだ残っている日本人の美しい心根

                                                   伊勢雅臣
■転送歓迎■ No.1250 ■ H19.02.19 ■ 8,805 部 ■■■■■■■


     先週の国際派日本人養成講座は、「日本は美しい国だった」
    [a]をテーマとしたが、現在の日本人が過去の美しい心根を完
    全に忘れ去ったわけではない。

     たとえば、早稲田大アジア太平洋研究科の米国人女性、ジン
    ジャー・ヴォーンさん(米国籍)は、外務省のJETプログラ
    ム(語学指導等を行う外国青年招致事業)で英語を教えていた
    平成12年、日本の百名山踏破を決めた。以来、塔ケ岳(神奈
    川・丹沢)を手始めに、北アルプスなど90カ所を制覇した。

         百名山挑戦は、日本人との出会いの場を増やした。山頂
        近くで老女から「寒いからうちに一泊したら」と声をかけ
        られた。おにぎりを差し入れてくれた女性もいた。雨に打
        たれながら歩いていると、何人もの人が「風邪をひくから
        うちで休みなさい」といたわってくれた。

        「私を、まるで自分の家族のように心配してくれた。日本
        人の心に触れた気がした」

     幕末に『ジャパン・ヘラルド』などの新聞事業を手がけた英
    国人記者、ジョン・ブラックも、まったく同じ体験をしている。

         通りがかりに休もうとする外国人はほとんど例外なく歓
        待され、『おはよう』という気持ちのよい挨拶(あいさつ)
        を受けた。この挨拶は道で会う人、野良で働く人、あるい
        は村民からたえず受けるものだった。

     地方では、こういう美しさがまだまだ残っている。それを意
    識的に子供達の教育の中で伝えていくことが、「美しい国、日
    本」への道であろう。

■リンク■
a. JOG(484) 美しい国だった日本
   「方々の国で出会った旅行者は、みな感激した面持ちで日本に
   ついて語ってくれた」

■参考■
1. 産経新聞「【美しい国】(6)外国人の目 見失った『もの』
   ・・・」H1.01.08、東京朝刊、30頁 

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