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■■ Japan On the Globe(626) ■■ 国際派日本人養成講座 ■■

         Common Sense: 学校の先生が国を救う(上)
                        〜 校長の孤独な戦い
    
                   日教組教員による国旗・国歌への執拗な反対
                  運動に校長は追い詰められていった。
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■1.「君が代なんて、そんな、やらなくていいわよ」■
    
     平成10(1998)年3月下旬、一止羊広(ひととめ・よしひろ、
    ペンネーム)氏は、大阪府内の養護学校B校の校長任命の内示
    を受け、現在の女性校長・宇都宮京子氏から引き継ぎを受けた。
    宇都宮校長は教育委員会の参事という要職を経て、校長に就任
    した「やり手」との評判高い人物である。

     5時間ほどの引き継ぎの中で、入学式や卒業式における国旗
    ・国歌のことが話題となった。多くの学校で、日教組中心に国
    旗掲揚・国歌斉唱に対する反対運動が盛り上がっていたからで
    ある。

    「国旗は、これまで玄関に三脚で掲揚してきました」との説明
    に、「式場には掲揚しないのですか」と聞くと、「玄関にだけ
    です。本校ではそうすることになっています」と女性校長はさ
    らりと答えた。

    「国歌斉唱はどうなっていますか?」と聞くと、意味ありげな
    微笑を浮かべて、「君が代なんて、そんな、やらなくていいわ
    よ」と答えた。教育委員会の要職を務めた人の言葉とも思えず、
    一止氏は耳を疑ったが、初対面でもあり、それ以上、突っ込ん
    だ話はしなかった。

     前任者のこのセリフは、これから3年間続く戦いの日々の前
    触れだった。

■2.まやかしの「実施率」■

     3月30日、教育委員会からB校校長の辞令を受け取った後、
    新任校長だけ別室に集められて、国旗・国歌の指導に関する分
    厚い資料を手渡され、入学式や卒業式において国旗国歌の指導
    を正しく行うようにとの訓令を受けた。

     その熱の籠もった訓令と、宇都宮前校長のあの言葉とのギャッ
    プをどう理解したら良いのか、一止校長には分からなかった。

     後で分かったことだが、宇都宮前校長は校長会などでは国旗
    ・国歌の指導を正しくやっているとよく吹聴していたという。
    一止校長が引き継ぎの際の前校長の言葉を紹介すると、ある校
    長は「えっ」と驚きの声を上げ、「あんなに偉そうに言ってい
    たのに」と深い溜息をついた。

     実際には、国旗掲揚も国歌斉唱もしていないのに、教育委員
    会には「した」と報告し、委員会はそれをデータにまとめて、
    外部には実施率○%などと発表する、というまやかしが広範囲
    に行われていたのである。

■3.校長に着任挨拶もさせない職員会議■
    
     4月3日に最初の職員会議が開かれた。一止校長は冒頭で着
    任の挨拶をしようとしたが、議長はすぐに議事に入ろうとした。
    校長が立ち上がって、「議題に入る前に挨拶をさせてください」
    と言っても、議長はそれを無視して「このまま議事を続けます。
    校長の話は最後の連絡・報告のところでしてもらいます」と拒
    否した。

     一止校長は、脳天に一撃を食らったような気がした。

         それは変ではありませんか。新着任の校長にはじめに挨
        拶をさせないなんて、考えられません。私は、はじめに皆
        さんに語りたいことがあります。

     教員たちの間に、反発のざわめきが起きた。なおも押し問答
    が続いたが、結局、一止校長は押し切って挨拶をし、その中で
    教育の基本姿勢を述べた。

     新任校長に挨拶もさせないという異様な雰囲気の中で、一止
    校長の第一歩が始まったのである。
    
■4.「国旗を掲揚したことに抗議します」■

     4月7日、入学式。式次第には国歌斉唱もなく、式場の配置
    図には国旗掲揚も記されていなかった。教頭に何とかならない
    かと相談したが、「今からでは無理です」。

     やむなく従来通り、事務長に命じて、国旗を玄関に三脚で掲
    揚させた。玄関を通るのは、一部の教職員と外部からの訪問者
    のみで、児童生徒たちは国旗に気がつきもしない。これでは教
    育上、とても意味があるとは言えない。

     しかも、その直後に、分会長(日教組のB校での代表者)が
    いきなり校長室にやってきて、怒った顔で一止校長を睨みつけ、
    「国旗を掲揚したことに抗議します」と言って、持参した抗議
    文を読み上げ、そのまま校長の机の上に置いて、出て行った。

     校長が職員の意向を踏みにじって「日の丸」を掲揚したこと
    は、「職場の民主主義を蹂躙している」のであり、憲法・教育
    基本法で保障された「教育の自主性」を放棄するもので、「怒
    りを表明し」抗議する、という内容だった。

     4月22日の職員会議では、この「抗議文」と同様の、校長
    を非難する意見が数名から出された。そこで一止校長は、国旗
    ・国歌指導の意義を説いた。リレハンメル・オリンピックの会
    場で優勝した国の国旗が掲揚され、国歌が演奏されているとき、
    日本の記者団や選手団の一帯だけが起立をせず、国際的なひん
    しゅくをかった例を挙げ、

         我が国の文化や伝統を尊重するだけでなく他の国の文化
        や伝統も大切にする気持ちを育てること、そしてその一環
        に位置づけて、自国の国旗・国歌を大切にする気持ちを育
        て、他の国の国旗・国歌も大切にする気持ちを育てる取組
        を進めることが求められています。学習指導要領に国旗・
        国歌の指導が盛り込まれているのもそのためです。[1,p27]

     この段階では、まだ「話せば分かる」との思いがあった。
    
■5.反論なき反対■

     その後しばらく平穏な日々が続いたが、11月に入って、翌
    年の卒業式委員会から実施計画書が出された時から、騒動の第
    2幕が始まった。計画書には「日の丸は掲揚しない」という一
    節があったのである。

     一止校長は、彼らの国旗・国歌に関する誤った認識を正さな
    ければならないと、A4版10頁もの資料を作成して、職員会
    議に臨んだ。

     まず世論調査で「(日の丸が)国旗としてふさわしいと思う」
    84%、「(君が代が)国歌としてふさわしいと思う」68%、
    「新学習指導要領による(国旗掲揚・国歌斉唱の)義務化に賛
    成、どちらかというと賛成」73%というデータで、国民の圧
    倒的多数が国旗・国歌を支持している事実を紹介した。

     しかし教員たちは今度は、「校長は職員会議の合意を守らず、
    職務命令で『日の丸』『君が代』を押しつけるのか」と「職場
    民主主義」論で反発してきた。そこで一止校長は、さらにA4
    版24枚もの『国旗・国歌Q&A』を作成し、法的な面での彼
    らの誤りを正した。

     まず国旗掲揚・国歌斉唱を定めた学習指導要領が法的拘束力
    を持つことは、学校教育法に定められ、最高裁判例によっても
    確認されている事で、それを「職場の合意」で勝手に無視する
    ことは許されない。

     さらに学校運営の最終責任者は校長であり、職員会議は校長
    の補助機関であるので、彼らの言う「職場民主主義」は過ちで
    あると説いた。

     しかし、一止校長がどんなに筋道を通して説明しても、彼ら
    は反論も出来ないのに反対の姿勢を変えず、結局、職員会議で
    は「国旗は掲揚しない」と卒業式計画書の原案通りの採決をし
    てしまった。
    
■6.人格攻撃■

     年が明けて、国旗国歌を巡る争いは激しさを増していった。
    1月27日の職員会議では、分会役員からなる議長団が、「職
    員会議の民主的運営についてのアピール」という文書を全職員
    に配布して、一止校長を批判した。一止校長が立ち上がって抗
    議しても、議長はそれを無視して議事を進行させた。

     校長は、このアピールへの反論を、「国旗・国歌Q&AII」
    と題したB4版14頁もの文書にまとめて配布し、すべての問
    題点について再度、丁寧に答えた。

     しかし、組合教員たちは、その文書を配布したことすら抗議
    する始末で、ついには分会ニュースで、一止校長の人格を攻撃
    する川柳を載せるまでに至った。また組合本部とも連携して、
    B校とは直接関係のない他校の組合教員まで動員をかけ、一止
    校長を批判するキャンペーン葉書を大量に送りつけたりした。

     連日の組合攻撃に、校長としての日常の職務もできない状態
    で、一止校長は精神的にも肉体的にも相当追い詰められていた。

     そんな折り、広島県立世羅高校の石川敏浩校長が、国旗・国
    歌に関する組合教員たちの反対に、ついに自殺に追い込まれた
    という衝撃的なニュースが飛び込んできた。[a]
    
■7.「あれは右翼の旗、右翼の歌だ」■

     3月1日、二人の保護者が校長に面会を求めてやってきた。
    PTA会長の吉川氏と、ある会社の労働組合の役員をしている
    という噂の佐藤氏である。二人は国旗掲揚・国歌斉唱を止めて
    欲しいという「申し入れ書」を持ってきたが、その形式や内容
    は組合教員たちのものとそっくりで、分会からの働きかけでやっ
    て来た事は明白だった。

     一止校長が「申し入れ」を拒否し、「自殺した石川校長の気
    持ちを察するとお気の毒でなりません」と言うと、佐藤氏は
    「あの校長はアホや。日の丸や君が代に反対すればよかったん
    や」と言い放った。

     吉川氏が「『日の丸』を国旗と呼び、『君が代』を国歌と呼
    ぶのは根拠がない」と言うので、一止校長が「それでは、日の
    丸・君が代はいったい何ですか」と反論すると、「あれは右翼
    の旗、右翼の歌だ」。

    「そんな主張は社会通念上通用しません」と一止校長は、また
    教員たちに何度も説明してきたことを繰り返さなければならな
    かった。結局、二人は怒って帰って行った。

     その夕刻、また分会役員がやってきて、「卒業生が着席した
    あと、開式に先立って君が代の曲を流すということだが、卒業
    生が入場しなければどうなるのか」と脅してきた。一止校長は、
    「そのようなことはしないでもらいたい」と引き留めるのが精
    一杯だった。
    
■8.「式当日の朝も交渉に来るぞ」■

     孤立無援の戦いを続ける一止校長に、支援者が現れた。PT
    A副会長の西川氏である。西川氏は、校長から組合からの執拗
    な反対の様子を聞いて、こう主張した。

    「入学式や卒業式に国旗を掲揚し、国歌を斉唱するのは当然の
    ことである。多くの国民が支持している」「自分が反対だから
    と言って、生徒を式場に入れないなどというのは許されない。
    先生方は子どもたちのことをどう考えているのか」「多数決で
    反対を決めて、それを校長に『守れ』と言うなら、保護者にも
    多数決をとればいい。保護者は賛成の方が多い」

     西川氏が帰った後にも、教員30名ほどが校長室に押しかけ
    てきて、国旗掲揚・国歌斉唱はしないで欲しい、と言ってきた。
    こうしたやりとりが、連日連夜続いた。夜7時頃になって、
    「交渉だ」と叫びながら数を頼んで校長室に押し入って来て、
    押し問答を続けた後、「式当日の朝も交渉に来るぞ」と勝ち誇っ
    たように言い捨てて、帰って行く。

         私はその頃眠れぬ夜が続いていました。慚愧に堪えない
        ことですが、私の心理状態は相当に追い詰められていまし
        た。自殺した石川校長のことが胸を衝きました。石川校長
        もこのような状況で追い詰められて自ら生命を絶ったに違
        いない。私は、崩れそうになる気持ちを必死で抑えました。
        [1,p128]

    「混乱だけは避けなければならない」との断腸の思いで、一止
    校長は国歌「君が代」の演奏を断念した。その途端、激しい胃
    痛に襲われた。

     しかし組合教員たちは、校長の譲歩に気を良くし、「国旗掲
    揚もやめよ」と迫ってきた。彼らは卒業式当日の朝、校長が来
    賓に応接している最中にも、突然、校長室に入ってきて、「国
    旗掲揚をやめよ」と言い出したのである。一止校長は、強い憤
    りを覚え、その要求を突っぱねた。
    
■9.西川PTA副会長の見識と勇気■

     卒業式は、一見平穏無事に終わった。国旗は式場正面壇上に
    三脚で掲げられた。本来は正面真ん中に天井から吊す形で掲揚
    すべきだが、それを妨害するための定石手段として、子どもた
    ちの作品が壁面に飾られていたのだ。それでも、ようやくここ
    までこぎ着けた、と一止校長は感無量だった。

     西川PTA副会長が挨拶に立った。吉川会長は国旗掲揚に反
    対の立場から出席しなかったからである。西川氏は会長の挨拶
    を代読したあと、「個人的な意見ですが」と前置きして、次の
    ように述べた。

         卒業生の皆さん、壇上を見てください。壇上の左には校
        旗がありますね。右には日本の国旗日の丸があります。学
        校に校旗や校歌があるように、国にも国旗や国歌がありま
        す。先生方にお願いします。大人の主義・主張に子どもた
        ちを巻き込まないでください。国旗・国歌について、子ど
        もたちに正しい教育をしていただきますようお願いします。
        [1,p131]

     西川PTA副会長の見識と勇気に、一止校長は感動を覚えた。
    同時に、組合教員たちは精神的なパニックに陥った。式が終了
    して、一止校長が式服を着替えていると、組合幹部がいきなり
    校長室に入ってきて、抗議文を机の上に置き、「PTA副会長
    の個人的な発言について、校長としてどう責任を取るつもりか」
    と詰問した。

     翌朝も組合幹部が校長室にやってきた。一止校長は出張で不
    在だったが、彼らは教頭に「PTA副会長の発言は、人権侵害
    だ」「新聞社が知ったら、喜んで飛びついてくるぞ」「裁判に
    訴えてもいいんだぞ」と言い残していった。

     組合教員たちの正気とも思えぬ行動は、その後、ますますエ
    スカレートしていく。
                                         (文責:伊勢雅臣)

■リンク■
a. JOG(114) 恐怖と無法の広島公教育界
   「自分の選ぶ道がどこにもない」と言い残して校長は自殺した
b. JOG(627) 学校の先生が国を救う(下)〜 志の継承
   日教組に対して不屈の戦いを続ける校長の姿に、その志を継ぐ
   先生が現れた。

■参考■(お勧め度、★★★★:必読〜★:専門家向け)
  →アドレスをクリックすると、本の紹介画面に飛びます。

1. 一止羊大『学校の先生が国を滅ぼす』★★★、産経新聞出版、H21

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ おたより _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/
■「学校の先生が国を救う(上)〜 校長の孤独な戦い」に寄せられたおたより

                                             「樵」さんより
     私も先日「学校の先生が国を滅ぼす」を読み終えたところで
    す。まずは著者の一止羊広氏の孤軍奮闘に対して、心より賛辞
    をお送りしたいと思います。

     現場の状況がここまでひどい状態とは思いもよりませんでし
    た。知らないという事は恐ろしい事です。

     この本を読んだ後に、書かれていたことについて、小・中学
    生を持つお母様方と話す機会がありました。

     大方の意見としては、日教組のやっている事には不満を感じ
    るが、実際に子供が通っていると人質に取られているようなも
    ので、なかなか強くは意見できないとの事です。

     当然だと思います。学校にいる間、四六時中子供のそばにつ
    いている事は出来ません。先生方を信頼して預けるしかないか
    らです。常識のある教師ならば、保護者から意見があったから
    としても、それで生徒を差別するという事はないでしょう。

     しかし、日教組に入っている教師たちは別です。一止氏の著
    書を読めば分かります。また、元内閣安全保障室長の佐々淳行
    氏はその体験として、御子息が小学校に通われている時に、担
    任教師が生徒に「親が警察官や自衛官の者は立ちなさい」と言
    い、その生徒たちを延々と立たせ、罵ったと語られていました。

     まともな事を教えようとしている先生方や子供らを思うばか
    りに、物が言えない保護者達だけの問題ではありません。教育
    は国の要です。

     地域の大人が義務教育に協力することが必要になるのではな
    いでしょうか?

     現在、学校評議員制度はありますが、日教組の活動に対して
    はあまり効果が無いようです。そこで、職員会議の議事録の情
    報公開や傍聴などの方法がとれないものかと考えます。

     公立学校でどのような事が起きているか知る必要があり、な
    にかしなければならないと感じました。

                                              YOSSYさんより
     教員採用汚職で揺れた大分県在住です。

     この、一止羊大氏著作の『学校の先生が国を滅ぼす』、先月
    購入して読みましたが、学校というある意味閉鎖された空間で
    行われている、社会通念上通用しない主張を繰り広げる組合教
    師達に怒りを覚えずにはいられませんでした。校長を誹謗中傷
    する文書を保護者に大量にばらまく。自宅に時間を問わず脅迫
    まがいの電話をかけてくる。着任したばかりの校長に就任の挨
    拶すらさせないで議事を進行しようとする職員会議の現場。自
    分達の主義主張を延々と繰り広げ、異論は徹底的に排除する。
    教育者の集まりどころか社会人としてのモラルが決定的に欠け
    ている。

     このモラルと道徳心に欠けた教師に教わった結果が、いじめ、
    すぐキレるなど、他人の痛みが分からない、我慢する事を知ら
    ない、自己中心型の人間が生産され教育、社会の興廃招いてき
    たのでしょう。教育は国家百年の計といいますが、日本の再生
    はまず、教育の再生から始まると思います。


                                               雅光さんより
     日教組に毒された教師による間違った平等意識と権利の主張
    が、今の日本を形成したのは間違いありません。

     それを助長させてきたのが、各教育委員会事務局です。彼ら
    も共犯と私は主張します。勿論日教組上がりの教員が事務局を
    構成しています。事務局員が学校長として転勤します。現場で
    は教員の多数に押し切られ、保身が信条と思考しています。

     法に違反する行為をした者は退職させる措置が必要です。身
    分が保証されていることが公務員(教育公務員含む)の退廃を
    生んでいます。


                                           匿名希望さんより
     私も教員をしていますが、新採用のときに、先輩の組合員か
    ら「教職員組合に入らないと、子どもたちのための良い教員に
    はなれない」とだまされて、組合に加入をしました。

     しかし、「子どもの名を借りて、自分たちのわがままを通そ
    うとしている税金どろぼうが集まっているだけの団体」という
    事実に気がつき、今では組合に入っていません。

     このような教員に教育をされている子どもたちは、たいへん
    不幸だと思います。

     私は、自分の教え子たちには「誇りをもって自国の国家を歌
    える日本人」になってほしいと思っています。自国の国旗・国
    家を大切にしない者は、国際人の資格はありません。


                                  「匿名希望 No.2」さんより
     今回の学校現場での日の丸、君が代の問題、深く憂慮してい
    ます。個人的な私見であり、また、十分な検証も考察もしてい
    ないのですがこの問題を別の面から根本的に解決するのではな
    いかと思われる方法がいくつかあるので述べさせていただきま
    す。それは、
   
    ・全ての公立の小学校、中学校、高等学校を完全に民営化する。

         →保護者が学校の運営方針を基に子供の就学先を選べる
        ようにする。日の丸・君 が代を掲揚・斉唱しないさせな
        い教職員のいる学校は敬遠されるのでは?

         →左翼・日教組系の問題教員は全部公立の学校に就職し
        て身分を強く保証されている公務員だからこの問題は起こ
        る。理事の権限の強い民間の私立の学校では保護者からの
        信用が存続に直結するのでこの様な問題は起こっていない。

        ※へき地の小学校・中学校については、かつてオーストラ
          リアで行われていた(現在はどの様な状態なのかわかり
          ませんが)、共通教材使用の遠隔地の先生による無線授
          業やインターネットをつかったライブ授業で対応出来な
          いか?

         「民営化」の問題は郵政が小泉内閣時代の決定に対して
         逆行した流れになっているなど簡単ではないですが、こ
         れが一番の様な気がします。学校運営予算が浮く分だけ
         減税出来ます。利権も絡むし良い点ばかりでないことは
         へき地の問題などを見ても明らかですが一考の価値はあ
         ると思います。
         
    ・全ての授業や生徒集会、職員会議を録画・保存する。あとあ
      との証拠として何があったかの証明になる。

    ・「声を出さない」「騒いで妨害しない」という条件で、保護
      者がいつでも飛び込みで授業参観できる様にする。「問題あ
      りの教員である」と保護者が感じた場合は上位機関である教
      育委員会に相談できる様にする。
   
    ・教職員の雇用形態を変える。給与を年棒の形で高めに設定す
      る代わりに1年更新制にする。

     ・業務書類の一般公開。どの様な仕事でもその種類を問わず、
       外交・防衛など国全体の利益が大きく掛かる分野でない限
       り、パテントなど知的所有権に掛かるものでない限り、
       「何のために」「いつ」「どれだけの時間・費用を掛けて」
       「何を」「どうしたか」という情報はきちんとオープンに
       すべきと考えます。要は隠れてコソコソやる隙を相手に与
       えないことです。

     いくつか考えられる解決策を自分なりに出してみました。教
    育は国家百年の計です。日本の国が良い方向に流れていくこと
    を祈念して止みません。

■ 編集長・伊勢雅臣より

     まずは、保護者の皆さんに卒業式で君が代を斉唱することを
    お願いします。それが「国を救う先生方」への何よりの応援で
    しょう。 

© 平成21年 [伊勢雅臣]. All rights reserved.