球場名物お好み焼きはここ。こんな泣かせる売店のある球場はここだけだろう。ほんとに、重要文化財に指定したくなる球場である。

小ぢんまりした内野入口。川崎球場内野にはコンコースのようなものはない。何度か改装したとは言え、基本的な造りや、雰囲気は戦後間もない頃そのままなのだろう。

球場の敷地と、敷地の外を仕切る塀に鉄条網。
昼なお欝蒼としたその威容は、最近野球ファンになった人が見たら思わず息をのむであろう静寂に満ちている。歴史の表舞台から去り、静かに終焉を待つその姿は、「野球が本当に好きな者だけ来い」そう言っているようにさえ思える。

わりと知られた正面の近景。90年にクリーム色に塗装されるまでは、青いペンキで塗られていた。そのペンキが剥げまくっていて、異様な迫力を醸し出してい た。

出口
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