■このコーナーは、ページ制作者(ストラングル・成田)の後輩にして、
ヤキのまわったミステリ・ファン、関氏(東京在住)のメールを基に
構成したものです。苦情等は、本人に転送いたします。
色違いは、成田氏のチャチャ入れ。
4/24
東京は昨日から降り続く雨が一向に止まず、朝も早くから鬱陶しいことです。今日は月曜提出の仕様書作りの為に出勤しております。25日が日曜ということで、本日HMM6月号を購入。ゴダード、I・ランキン(ポケミス新刊も同時に購入)のホットなインタビューに悪党パーカー特集と今月も旬を抑えています。しかし、溜まる一方の新刊をいつ読んだら良いものか。
4/23
やれば出来るじゃない、俺も。創元のHPにアクセス出来ました。しかも、早速メールを入れた所即日で添付の様な回答まで頂きました。HPの内容も、原書の書影入りの近刊案内など、情報源としてはバッチシですよ。何と、瀬戸川猛資「夜明けの睡魔」が創元から出るとは!寝首をかかれたな、早川書房め。
以下、東京創元社からのメールが添付されていましたが、私信なんで、概要だけ。
関が今回の記念復刊は、自分のようなオールドファンには、あまり興奮するものがなかったと書いたところ、復刊のためには、翻訳権の問題、翻訳の問題(古びてないか)、採算性など超えなければならないハードルが幾つもある、とのこと。(重版するには最低3,000部は刷り、3〜5年以内に売り切れるようでないと採算はとれない)、そこで電子出版も研究中とのことです。
とても、丁寧なお返事でありました。私も、天城一の短編集熱望とか、メールしてみよっと。
「ステラの遺産」バーバラ・ヴァイン(HPB 1674)
早川書房にしては強気の惹句“そして思わず「あっ」と声をあげてしまうラスト”についふらふらと手を伸ばしたが・・・。いやああ。母子代々やたらと迷信言い伝えの類に固執するヒロイン・ジェネヴィーヴ(33・主婦・子供なし)は勤務先の老人ホームの入居者・ステラ(71)と仲良しで、彼女の保有する謎の家と過去の思い出を徐々に託される。このジェネヴィーヴは現在不倫で悩んでおり(?)、38歳上の
ステラも過去に不倫で身を焦がしていたことが判る。世代を超えたこの二人の女性のエピソードが互いに呼応し合い、現在進行の恋の行方と過去の事件の解明とが静かなサスペンスと共に描かれる。しかしなあ、60年代のステラの事件も現代のジェネヴィーヴの結末も予想内のもので、全っ然意外でない。そしてラストページ手前のあのエピソードを、思わず「あっ」と声をあげてしまうラストというのか?がっかりだあ。ついゴダード「蒼穹〜」の同趣向のラストと比較したくなるが、出来は天と地。本作は上質のハーレクインではあるが、ミステリとしての出来は????であるよ。じっくり読ませはするものの、かつて日本デビュー時に一大ブームを呼んだ時の傑作郡とも雲泥の差。ヴァイン(=レンデル)65歳の作だが、これはしたり。55点。
鬼の直感も当てになりませんでした。引き続きリンゼイ・デイヴィスのファルコ・シリーズ第二弾に取り組んでいます。平行して「グランギニョール」も少々。
昨日蒲田の本屋で創元新刊のゴダード、発見。上下本だが意外に薄い。文春といい、何だ。でもこの二作(計四冊)は読まねばなのだ。
ミステリマガジン 5月号(2)
特集/アウトローの時代
「囚人」 ジェイムズ・リー・バーク
昨年「囚人同盟」で話題になった作者の同題短編集の表題作。南ルイジアナでアンチ人種差別を唱える反骨の父が、黒人の脱走囚を庇いたてる一部始終を息子の眼を通して描く。厳しい情勢下でも己の信念を貫く強い父と、どこにもいる体制派の母との囚人を巡る諍いや、庇いたてた囚人に裏切られる父子などが旧き良きアメリカ映画の如くに丹念に語られる。ルイジアナの夕焼けやザリガニとビールの夕食などのシーンがやけに秀逸で、父子の絆にしんみり。★★
「ブラック・ドッグ」 ウォルター・モズリイ
黒人の前科者ソクラティーズ・フォートロウの連作短編集より。ひき逃げされた犬を助ける為に白人を殴って起訴されたソクラティーズに味方する女獣医ドリー。やり手だがどこかいけ好かない黒人女弁護士ブレンダ。きびきびした短い章立てでテンポ良く、ソクラティーズの困惑や意地が描かれる。ラストの科白の効果を狙っての訳題も良い。★1/2
「母さんは銀行強盗だった」 ニコラス・ブリンコウ
作者は“ブリティッシュ・ニューウェイヴ”の旗手らしいが、いやあブッたまげた。意表を突く出だしに最高にカッコ良い強盗母さんと乗っけから一気に引きずり込まれました。強盗の度に刑務所入りする母に面会しながら大きくなるぼくが次第に女子刑務所フェチになる、という設定の気の利き方!蛙の子は蛙のぼくの意外な現在!ハチャメチャなアウトロー揃いのご機嫌、ギンギンな一作。★★1/2
他に風間一輝ら五編のアウトローに関するエッセイ。広辻万紀、霜田蒼と期せずして二人が触れる所のジム・トンプスン。小山正の「ビデオ情報」も今月は“ジム・トンプスンの映像世界”で、今月の特集自体トンプスンの為の企画かと嬉しくなってしまう。それにしてもビデオ紹介の『セリ・ノワール』原作
A Hell of Womanって、凄すぎる最後の章(ミステリ版『虎よ、虎よ!』とは?)が気になる。
で、本日図書館で「内なる殺人者」(河出書房文庫)を申し込み、ついでに前述のエッセイでプリズン・サスペンスに触れていた茶木則雄おススメのロレンゾ・カルカテラ「スリーパーズ」も借りてしまった。
■アンドリュー・ヴァクス、その作品と音楽/
「過去を求めて」 アンドリュー・ヴァクス
自家監修のCDライナーノーツ収録作。オカルトがかった奇妙なストーリーで、連続殺人鬼を捜すブロンドの女が彼に会うために彼と同じく七人を殺すことを承諾し、次々と殺人をこなして行く。男の正体と女の目的が明らかになるラストは少し怖い。★1/2
■傑作ミステリ/
「氷穴」 アシュリー・カーティス
これは意外な掘り出し物!R・エイディーのアンソロジーに入れてもおかしくない密室不可能ものだ。少年たちがその唯一の出口を見張っていた山の中の氷の洞窟内でピッケルを刺されて宙づりで殺された男の謎。地元警察署長ギャヴィンらの洞窟探査行で明らかになる忽然と消えた犯人。弱り果てたギャヴィンが元市警警視フリーモントに相談すると、この安楽椅子探偵夫婦がズバリと絵解きをしてくれるという全く嬉しい構成。動機の伏線もしっかりしており、類別トリックのアレンジによるトリックもほどほどに真犯人に意外性を与えている。好感の持てる一編です。★★
■人気作家が語るミステリ・クラシック/
「ローリー・キングのコナン・ドイル論」 ローリー・キング
今更語ることは無い、風の言い訳めいた前置きで隙間評論的な窮屈な仕上がりです。ホームズが推理マシーンではなく、感情を持った人間であるということをタラタラと傍証するもの。
■名作再読/
「ラ・パロマ号の銃声」 直井明
ハメット「マルタの鷹」の第16章の船室内での五人のやり取りで、発砲した人物は誰であったかを論考するもの。おいおい、何だか今月は評論の方は今ひとつあるよ。
と言う訳で今月のマイ・ベストはジム・トンプスンだが、ニコラス・ブリンコウも良いぞ!何か悪党もののムーヴメントを予感するが、ここで悪党パーカーの復活とは、実に商売が巧いな、早川書房。
うーむ。早く読まなければ、とこればっかり。東京の古本屋で、「内なる殺人者」300円で、買ったあるよ。関君と会ったときには、もってたのに。
まいった。土曜日に雨の中、新宿紀伊国屋まで出向いてカーの「グラン・ギニョール」(誰かさんと違い俺は購読した)を入手したら、それだけで有頂天になってしまい、文庫のコーナーを見過ごした。本屋通いは犬の散歩と一緒で、常に全スポットをチェックしなければいけませんね。創元推理の40周年フェアが既に始まっていたとは。本の雑誌によると、ブックレットもあるらしく早く行かねば(もっと
も「ダ・ヴィンチ」によるとそれほどのラインナップでもないが)。翔泳社ミステリーの件、本の雑誌でもコラムで猪狩春男が取り上げている。第二回配本のジム・トンプソンに早くも熱いエール。そこで、
ミステリマガジン 5月号(1)
特集■アウトローの時代/
「ファイヤーワークス」 ジム・トンプソン
本誌2月号の「年末年始、注目の犯罪映画」(土佐健)でも写真入りで紹介の今年1月に公開された映画の原作。百二十枚の中編だが、エッセンスの濃さは「ポップ〜」並み。二卵性双子のマーティとキャロルの兄妹は過去の虐待と孤独の故に独自のモラル(特に兄貴のマーティ)で生きている。マーティの論理は彼独特のコードに基づき、キャロルの元夫の放った探偵を、ナンパした婦警ロイスを嬲りものにして行く。近親相姦(?)の兄妹といい、ロイスに四つん這いで孔雀の格好をさせて興じる倒錯的なセックスといい、インモラルな味付けも相変わらず好調で、この兄妹の周りでは正常なモラルの方が弛緩して行く。ラストの兄妹夫々に訪れる破局は紙数の故かやや性急な感じもしたが(前述の映画版では「なかなかラストも捻りがきいている」とのことだが)、詩的なまでのマーティの世界観には再び陶酔出来ること、必至。★★★(以下、次号)
今年は突然とこのジム・トンプソンが来そうですね。そして、ロバート・ゴダード!何ということでしょう。前回次回作の予告のことに触れたら、土曜日に文春文庫から「蒼穹〜」の続編、「日輪の果て」(上・下)が出たのに続き、22日には創元推理から「鉄の絆」(上・下)が出るというのだ。ゴールド・ラッシュならぬゴダード・ラッシュだ。先の続編はハリー・バーネットの息子が現れるというものらしいが、造本がひどい。スカスカの大文字で上下各三百ページ、優に一冊にまとめられるものを無理くりに二分冊にするアコギさ。うーむ。早速購入したが割り切れんのお。
「週間文春」で池上冬樹がクック「死の記憶」を前作より上で早くも今年のベスト入り確実と誉めている。しかも誉めのポイントが俺同様そのプロセスに深く言及されているに及び我が意を得たりと膝を叩く。よし。
今年は、トンプソン大爆発だあ。といいつつ、まだHMMの中編を読んでいない。
創元の復刊は、もしかして、あれで終わりなの?
グランギニョールの件、涙が出るほどぐやじい!貴殿の喜び庭駆け回る姿が目に浮かび、地団太踏んでます。ええ、ええ、さぞや御満悦でしょうね。
「惜別の賦」 ロバート・ゴダード(創元推理文庫)
成田さんHPでは1/31に購入している筈ですが、未だ読んでいないのですか?それは罪ですよ。英国の田舎コーンウォールで34年前に起きた大伯父殺人を巡り、主人公クリス・ネイピアが親友の死に苦悩し、行方不明だった彼の妹や謎の恐喝女に振り回されて否応無しに事件の真相を探り出す過去への巡礼に発つ。よく言及される「複雑な物語構成」も、トマス・H・クックのそれの後には驚くほど平易で読みやすく(このワードはクックにこそふさわしい)、実にもうスマート。しかも前に読んだ「蒼穹のかなたへ」の失踪した女探しより、過去の殺人の冤罪を巡る真相の解明プロセスはグッとミステリ的になっているし。さらに前述の二人の女の正体にミステリのある常套トリックを巧みに融合して使う当り、相当技有りである。「蒼穹〜」は年間ベストといわれても、あまりピンと来なかったが(好みだが)本作は相当シビレた。英国の田舎にタイムスリップして、至福の読書時間を堪能出来た。余は満足。88点。
仝文庫で近刊として Hand in Glove (1992)の予告があり、作品リストによると「蒼穹〜」の続編
Out of the Sun (1996)というのもあるらしい。え?あれの続き?しかし、本作の主人公もそうだがゴダードの作品って、タフガイではないどちらかというとだらしない中年男が多いよな。でも読んだ中では英国紳士としての気概は感じられ、ネオ・ハードボイルド世代の探偵たちとは混同出来ないよ。
嗚呼、それにしても悔しいよお。引き続きは予定を変更してバーバラ・ヴァインのポケミス新刊「ステラの遺産」に取り掛かる。帯に曰く”そして思わず「あっ」と声をあげてしまうラスト”に引き付けられたのだ。おれの中の鬼の本能が期待出来る、と囁いているのだ。
ええ、ご満悦(笑)。
「惜別の賦」サイ君が読んだので、まあいいかと。彼女の言では、ゴダードの主人には、感情移入ができなくていまいちだったが、今回は良かったとのこと。「リオノーラの肖像」<「千尋の闇」<「惜別の賦」だそうです。
4/7
>「古畑任三郎」新シリーズ、スペシャルの2時間半。ゲストは緒方拳。肛門におみくじを挿入された連続殺人事件が発生。犯人の狙いは「ABC」であり、六番目の殺人こそが本命。不可能状況でのおみくじ挿入から、犯人の職業を割り出す発想は相当ひねくれている。三谷幸喜はコロンボは相当研究していることは自明だが、ミステリ全般への知識もかなりで、エッセイ等未読だが自身がマニアか優秀なブレーンがいるのか。今回は長丁場のスペシャルを倒除プラス「ホッグ〜」の味付けで巧みにこなしている。尚、玉子が決め手となる証拠当てを一緒に見ていたカミさんに看破され「こんなのも判らないの?」と馬鹿にされる。
>一足先に終わった「ケイゾク」の最終回は酷かったらしい(カミさんが見た)。乱歩の通俗長編もどきの整形変身ネタで、今時こんなのありかよ、という終わり方。やはり古畑に比べるべくも無い出来であった。
>ゴダード、間もなく読了だが至福の時間である。スゴイスゴイ。トマス・H・クックのヘビーさは無いが、英国伝統のストーリーテリングの妙を堪能出来る。読み終わるのが惜しい。
>机の中を整理していたら、図書券が2,500円分出てきたので「推定相続人」を購入。これも読まねば。解説のみ斜め読みしたが、同じ作者の「リトモア誘拐事件」(未読)って、評判悪いのね。しかし名解説ですね、これ。ほれぼれ。
「推定相続人」の解説って名解説かなあ。なくとなく、ROM読者向けって感じで、ヘンリー・ウェイドっていう作家の持ち味、ミステリ史的な位置がどこにあるのか、よくわからなかったけど。
4/2
「コラムは誘う」小林信彦(新潮社)
前作「コラムの冒険」から実に三年ぶりの続編の<エンタテインメント時評1995〜98>。ゴダードを中断して読み上げた。この「コラム」シリーズは前身の「地獄の観光船」から全部読んでおり、常に知識のひけらかしが鼻に突きながらも、実はスルドク贔屓にしている。
今回も新し物好きの著者らしく、爆笑問題を再三取り上げ誉めそやしている(紹介されるギャグの一部にはセンスを感じた)。しかしアメリカ映画評やNHKBS、WOWWOWの往年の名画評になるとシャープな切り口に感心する。「ゲット・ショーティ」「リービング・ラスベガス」「マイケル」など、見逃し
た映画だが是非観たくなる。全81本のコラム、むさぼるように読んでしまいました。
>ポケミスの新刊は何とお久し振りのバーバラ・ヴァインなのですね。これは土屋隆夫、リンゼイ・デイヴィスの次に読まなくちゃ。原書房からクリスティーの研究読本が出ていました。各作の書影もふんだんで、パラパラやっただけだがそそられました。
>「だんご〜」の元ネタが入っている佐藤雅彦の超短編集「クリック」は図書館で予約五人待ち。今年の正月に単館ロードショーで全編ルーマニア人を使ったオムニバス映画も撮っており(未見)、この「ポリンキー」「バザールで〜」の才人、気になるのだ。
とりあえず、3月につっこんでおきます。4月異動じゃなかったんだ。
いやあ、HP復活ほっとしました。これはメールアドレス変更と関係ありなのですか?
「死の記憶」 トマス・H・クック(文春文庫)
スゴイ。強烈。くらくらしている。「緋色の記憶」を遥かに超越した傑作である。主人公スティーヴ・ファリスが九才の時に見舞った父による突然の一家惨殺事件。この'59年の事件を追うノンフィクション・ライター、レベッカ・ソルテロの登場で否応無く過去に向き合うスティーヴ。例によって、過去の回想と現在とが巧妙に融合し、自在な時間軸の中で語られる濃密な描写に圧倒される。「緋色の記憶」と違い、このセンセーショナルなテーマが、先ず良い。理由無き父親のショットガン乱射による一家の惨殺シーンが繰り返し描写され、精神の均衡が崩壊する様が何度となくリプレイされる内に、現実のスティーヴの精神も徐々に破綻を来たして行く。家庭生活が以下に微妙なバランスの上にあり、脆くあやういものであることか。「退屈からの逃避」という作中のキーワードを含めて大いに自戒される。この誰
の内にもある何かが決壊した時に、暴発が起こるのか、レベッカのインタビューはスティーヴのみならず読むものにも逆セラピー効果がある。怖い。この辺り、屈折した例えでいうと「ドグラ・マグラ」にも通じる強力な感化作用がるのだ。
事件前の最後の夏休み、ケープゴットの夜の浜辺でひと夏の恋を謳歌して腰をグラインドする姉ローラの姿態を互いに覗き見て目と目が合う九才のスティーヴと父。緊張の糸が極限まで張り詰められたこのシーンは圧巻。
そして自暴自棄になったスティーヴが結末近くでスペインのアリカンテに飛び、うらぶれた夜の居酒屋で事件は急転直下解決される。ここに至り、伏線の妙に、事件の真相に愕然となるのだがむしろこれは後日談風。ミステリとしての結構を維持する処置に過ぎない。本作の圧巻は読むものの心すら精神決壊へ向けて加速させる途中の部分だろう。ふぅぅぅ。92点。今年読んだ本では「ポップ〜」より上位。
>続いて読み出したゴダード「惜別の賦」。これがまた気宇壮大な話でのっけから顔面パンチものだ。この脂の乗った二作家の作品を続けて読むとめまいものです。その後はEQ連載の土屋隆夫「ミレイの囚人」に取り掛かります。
>先週同行していたドイツ人名前がKlaus(クラウス)なので、「クラウス・キンスキーを知っているか?」と聞いた所、よく聞かれるらしく「ノスフェラトゥを演った最後は発狂した奴だろ?」とあっさり言われる。イギリスにも三年住んだ彼に言わせると、フィッシュ・アンド・チップスはポテトが良くないとのこと
。ポテトにビネガーをかけるのだそうで「料理では無く改悪」だそうだ。誰に聞いても英国料理は評判悪い。
>昨日図書館で小林信彦「東京ドンキホーテ」(76年昌文社)を見る。昔見た筈なのだが。ヒッチコック・マガジン時代の膨大な記事が採録されており、乱歩・淀川らを囲んだヒッチコックとの座談会、横溝・中島河太郎らとのカー座談会、鮎川を加えたクロフツ座談会など。これは近々借りてレポートします(突っ込みがいがありそうなので)。
今、読んでるのが「推定相続人」、次が読みかけの「サムシング・ブルー」(SR2位)、次が「自殺の殺人」で、その次がカー・・。クックまでの遠い道のり。