☆ 磁 北 と 真 北 ☆

真北とは、該当場所における一日の太陽高度(地平線から最も太陽が高い位置にきた瞬間)の一番高い時の垂直の影の延長線上が「真北」となる。            

すなわち、該当個所で地平線から太陽が上がって地平線に沈むまでの時間の丁度半分の時刻(国立天文台でいう日の出・日の入の時刻とは定義が少し違うので注意)が、その位置になる。 したがつて、真北の測定を行う場合は直接太陽観測による方法が基本となる。また、地図上での経緯度は真北と真南で表している。

磁北とは、地球の磁気による北で、東京の場合真北より約6度20分西側にズレている。ちなみに、留萌9度21分、八戸7度30分、栃木6度52分、浜松6度35分、広島6度41分、長崎6度45分、鹿児島5度48分、沖縄4度14分ズレている。