西サハラ【 地域 】 西サハラ 旧スペイン領サハラ。スペインが撤退した後、モロッコとモーリタニアが分割統治していたが、ギアエルハムラ・リオデオロ解放戦線(POLISARIO、通称ポリサリオ戦線)がアルジェリア の支援を得て独立武力闘争を開始して、1976年には亡命政権「サハラ・アラブ民主共和国 (SADR)」 をアルジェリアの首都アルジェで樹立した。1979年にモーリタニアが領有権を放棄すると、この地域をモロッコが占領した。 1988年に、国連の調停により、独立するかモロッコへ帰属するかの住民投票を実施することで合意、1991年には停戦の合意もなされた。しかし、遊牧民が多いために有権者認定が難しく、投票は現在に至るまで無期延期となっている。 モロッコは西サハラの大部分を実効支配しており、モーリタニア国境に沿って「砂の壁」と呼ばれる防壁を築いてポリサリオ戦線を排除している。 亡命政権であるサハラ・アラブ民主共和国は、アフリカ・中南米・南アジア諸国を中心に約80か国から承認されており、アフリカ連合(AU))にも加盟している。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 【LINK】 ![]() 【世界遺産】 (登録なし) 【 歴 史 】 ![]() 更新 2012/9/10 |