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投稿時間:2002/07/15(Mon) 17:43
投稿者名:ふいごのマロウ
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空白期のオリジナルストーリー
はじめまして。ふいごのマロウと申します。
銀河帝国興亡史は小学生の頃夢中になって
読みましたが、なかなか周囲の人間におも
しろさを理解してもらえず、一人で読んで
ました。

その後、高校や大学ではSF研等と接触をも
ちましたが、ガンダムやスターウォーズの
ファンやサイバーパンカーしかおらず、
銀河帝国興亡史について語れる人間には
会えませんでした。

ふとしたきっかけでこのWWWを発見し、
とても嬉しく思いました。

さて、長くなってしましましたが
本題に入ります。

アシモフ未来史の中で、「ロボットと帝国」から「宇宙の小石」までの数千年?が
空白になっています。

(注)「宇宙の小石」より「宇宙気流」の
ほうが時代的には前らしいが「地球」が
舞台ではないので今回は除きます。

中学生の頃、私はこの空白期間でオリジナ
ルの物語を書いたのですが、いつのまにか
どこかへ紛失してしまいました。

時代的には「宇宙の小石」の数年後あた
りからはじまり、仕立屋の隠居と若手学
者は「宇宙の小石」に続いて登場し、
あのヒュー☆ン=☆☆ー☆も登場します。

また、オリジナルロボットとして最後の
☆ラリア製ヒューマノイドロボットが登場
し、ヒュー☆ンとその仲間を妨害します。

ヒュー☆ンが危機に陥った絶妙のタイミ
ングで(笑)、寿命?が限界に近づきつつ
も、女史の失われた技術による改造でスペ
ーサー製ロボットとは異なる特性を持った
バイア☆イが現れ、ヒュー☆ンを助けます。
ですが、今後の人類の進むべき道を巡って、バイア☆イとヒュー☆ンは対立します。
そして御隠居が・・・

と、まあ、こんな感じでした。
中学生の頃考えたにしてはなかなかおもし
ろそうな感じがしたのですが、誰にも読ん
でもらってないので、実際の出来はどうだ
ったか定かではありません。


このWWWを見つけたのが嬉しくて、つい
長々と書いてしましました。
ごめんなさい。
今後もよろしくお願いします。
(1999年06月26日 土曜日 13時24分08秒投稿)

投稿時間:2002/07/15(Mon) 17:44
投稿者名:まこと
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"Foundation and chaos"との異同(新三部作のネタばれ一杯)
ふいごのマロウ様のオリジナルストーリーには驚きました。この展開はリーズナブルで私も賛成したい。また「新ファウンデーションシリーズ」を書かせたアシモフイステートの認める公式のストーリーと言っても通用するかもしれません。なぜなら去年出た「新ファウンデーションシリーズ」の第二巻の" Foundation and Chaos"で暗に語られるロボット間の対立が、新旧ロボットの対立というふいごのマロウ様と殆ど同じ考えに基づいているからです。

"Foundation and Chaos"はセルダンの裁判前後の話ですが舞台裏ではロボット達が対立しています。対立の一方はジスカールのロボット法第零条を持つダニエルらのジスカルディアンというロボット達、もう一方は旧ロボット3原則を守りスーザン・キャルビンの名を冠してキャルビニアンと呼ばれるロボット達です。

昔からキャルビニアンはジスカルディアンと対立していました。ジスカルディアンが人類のためならば個々の人間を殺す事をも辞さないことや、ダニールが人間と相談せずに人類の運命を決めようとしている姿勢に反対だったからです。しかし圧倒的な指導力のあるダニールの前に、早い時点でキャルビニアンは敗れてしまいます。

しかし少数のキャルビニアンは生き延びます。彼らの一派はトランターに潜みジスカルディアンが画策するファウンデーションの実現を阻止しようとするのです。このストーリーでのキャルビニアンの代表格が2万年前にオーロラのアマジロ博士の作ったPlussixというロボット、仲間のKallusinはソラリア製です。

この作品の中で過去のキャルビニアンとジスカルディアンの戦いは間接的にしか触れられませんが、ふいごのマロウ様の御説の通りの戦いが起こった事にしてもストーリーの流れに殆ど違和感はありません。

と言うわけで私はこのオリジナル・ストーリーに本当に驚いたのでした。
(1999年06月27日 日曜日 04時02分36秒投稿)

投稿時間:2002/07/15(Mon) 17:45
投稿者名:ふいごのマロウ
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これはびっくり!!!(ねたばればれ)
びっくり!!!!!!!!

とにかくびっくりです。>まことさま

新3部作?!?
ふぁうんでーしょんあんどかおす!?!?
じすかるでぃあん????
きゃるびにあん?????

なんですかそれわー!!!
まったくしりませんよー!!!

ベンフォードがなんかやらかしたのですか?>新三部作?

すみません。動転してしまいました。
おどろきもものき。

とりあえず明け方なので眠いので
頭が回ってないので

私が考えたのは
1、ダニール勢力
2、ソラリアロボット勢力
3、バイアリイ+α
4、ロボットが好きになれないシュヴァルツ と当時の地球人たち。

の四勢力わやくちゃの図だったりするんで
すよ。たしか・・・
まず1と2の対立があって、3と4が
後から加わります。

2と戦うために1と3と4は
一時期手を組みますが・・・

シュヴァルツの精神感応能力ならロボット
の存在は簡単にばれてしまうはず。
また、シュヴァルツの性格からいって
ダニールの考えに理解を示しても
賛同までは至らないはず。
さらに
スティーブン=キャルビン=バイアリイ
の能力が☆☆☆となり

さらに・・・

ああ、私に文才と時間があれば・・・
ここまでプロットができてれば・・・

というわけで、誰か書きませんか?
↑情けないなあ・・・


とりあえずわたしは寝ます。すみません。

それにしても、びっくりです。

”ふぁうんでーしょん&かおす”

うーん・・・
(1999年06月27日 日曜日 04時58分09秒投稿)

投稿時間:2002/07/15(Mon) 17:47
投稿者名:まこと
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タイトル:
新3部作
新3部作については、第一発言者様が伝言板の過去ログの13、30、46、104あたりで紹介されていますし、167には私の感想もあります。アシモフ夫人のジャネットとAsimov Estateというのがグレゴリー・ベンフォード、グレッグ・ベア、デヴィッド・ブリンの3人に要請して書いてもらったみたいです。ジャネット自身がアシモフの作品の大ファンだったようですから、よっぽどシリーズの続きが読みたかったのでしょう。

ところでこれら3作は皆セルダンの時代の話です。「宇宙の小石」の時代までについては、(第一発言者様が前に書かれていましたが)手がかりがいくつかあるので比較的書き易すそうなのに、アシモフ博士も書いていないし、他の作家の作品でも見当たりません。

ふいごのマロウ様、考案の
1、ダニール勢力
2、ソラリアロボット勢力
3、バイアリイ+α
4、ロボットが好きになれないシュヴァルツ と当時の地球人たち。
の四勢力わやくちゃの図

ていうのが出てきたら楽しいでしょうねー
(1999年06月27日 日曜日 07時00分18秒投稿)

投稿時間:2002/07/15(Mon) 17:48
投稿者名:ふいごのマロウ
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タイトル:
やっぱりもう一度自分で書くべきかな?
>まことさんへ

丁寧な新3部作の解説、ありがとうござい
ます。

ひととおり、掲示板の過去ログを読み終わ
りましたが、自分の知識の危うさと情報の
古さに冷や汗ものでした。うーん、知った
かぶりはいけませんよね。反省してます。
過去ログくらいちゃんと読んでから発言
しないと。
ベアにベンフォードにブリンですか・・・
しらなかった・・・

ベンフォードにはクラークの「悠久の銀河
帝国」で大失望させてもらいましたから。


なんせ、1999年6月27日になって
初めてヤフーで”アシモフ”を検索した
ような人間ですから。私は。1994年頃
すでにネットサーフィンしてたというのに。
アシモフに限らず、すべてのSF小説から
離れて久しいんです。

小・中・高校の時に、誰か他にアシモフが
好きな人が近くにいてくれたら、きっと
原稿なくすような事はなかったと思うんで
すけど・・・

一人で書いて、一人で読んで、一人で満悦
してましたから。私に友人がいないのでは
なく、こういう話を理解してくれる人間が
いなかったんですよ。

というわけで、このWWWを発見した時の驚
きはエプリング・ミスが第二ファウンデー
ションを再発見した時の驚きに匹敵するも
のがあったのでした。オーマイセルダン!

で中学の時書いた小説なのですが、タイト
ルは”ミッシング・リング”といいまして
MSX2+の本体内臓ワープロを使って
作成したのですよ。MSX2+は動かなく
なってこれまた久しい(1993年頃には
もう壊れてた)のですが、ひょっとしたら
、実家にデータの入ったフロッピーが
残されているかもしれません。
松下製ワープロならデータ読めるかも?
今度探してみます。みつかるといいな〜

が、所詮自己満足のために書いた小説です
ので、皆様が読んで楽しいかどうかとても
不安です。確かに、アイデアはシャープだ
と実は自分でも秘かに思っていたのですよ。(苦笑)ひそかに。

いまさらですが、ここまでプロットが出来
てて、一度は書けた小説を失われたままに
しておくのは惜しい気がしてきました。

という訳で、もう一度この小説”ミッシン
グ・リング”を書いてみようと思います。
たとえ何年かかっても。今の自分が書ける
すべてのノウハウを詰め込んで。

中学生の時書いたやつは書いたやつで、
見つかったら御報告します。
きっとあのころの情熱でなければ書けない
ものだと思いますから。


ただ、まことさんの発言の「ファウンデー
ションとカオス」のプロットを見て、石灰
質化した脳が回転しだしたのですよ。
キャルビニアン・・・そうか!!!

ただ、中学版(笑)を書いた当時は、「序
曲」や「誕生」の邦訳が出ていなかったし
、新三部作なんて知りもしなかったので、
”おや!”と思う場面が多々あると思いま
す。笑ってゆるしてください。
あと、所詮当時中学生の書いたものです。
SFオタクの中学生に恋愛はかけません。
(爆笑)

まあ、初期アシモフらしくストイックかつ
シンプルな文体で。”ターミナス”じゃな
く”テルミナス”で。赤面しそうなピュア
なラブストーリーを加えつつ・・・

ファウンデーション・トリロジーは創元版
が好き。
でも「宇宙の小石」は早川版の方が好き。

絶対に司馬調とかラッカー調とかティプト
リー調で書かないようにしないと。
小説なんてしばらく書いてないからな〜

書きだしは”永遠人”の娘とキャルビンの
会話から・・・

続いてサートン博士とバイアリイ・・・

銀河帝国初代皇帝とソラリアロボット・・・
ベイリ・ワールドの敗北・・・

安堵流と炉微意にも御登場願いますか。

章始めに”銀河百科事典”の抜粋をのせる
べきかな・・・
中学版ではのっけたんですよ。本編よりも
事典の抜粋の方に気合いが入っていたよう
な記憶が・・・あっ、”辞典”だっけ?

ああ、構想だけはどんどん膨らんでいく・・とんでもなく長編になりそうだなあ・・・

先に年表書いてから作品かくF・S・S形式になりそうだなあ・・・


天上界のアシモフ博士。今だけでいいから
私に乗り移ってもらえませんか?

私はあなたの未来史のちょっと大きな隙間
を埋めたいだけなのですよ。

少なくとも、ベンフォードの書いたやつよ
かなんぼかましなの書きますから。
ベンフオードのオリジナル作品は嫌いじゃ
ないんですけどね。好きでもないけど。

おねがい。
(1999年06月27日 日曜日 11時42分18秒投稿)

投稿時間:2002/07/15(Mon) 17:49
投稿者名:ふいごのマロウ
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タイトル:
3タイプのキャルビニアン(ロボット物ねたばれあり)
”Foundation and Chaos"ではジスカルディアンとキャルビニアンのロボット同士の対立が描かれているそうですが、
私はキャルビニアンがジスカルディアン敗れた理由として、ダニールの指導力よりも、3タイプのキャルビニアンがいて、たがいに対立したせいではなかろうか?と思いました。

1、ソラリア以外のスペーサー製ロボット
2、ソラリア製ロボット
3、地球製ロボット


この3タイプの方向性のずれが、キャルビニアンを敗北に追いやってしまったのではないでしょうか?
数的にはキャルビニアンはジスカルディアンを大幅に上回っていたはずです。
特に、ソラリア製ロボットが、「ロボットと帝国」にでてきたヒューマンフォームロボットのような、「人間」の定義をされていたなら、他のキャルビニアンとは明らかに異質なものだったと思います。

敗色濃厚な段階で、やっと1と2は手を組んだのではないでしょうか?

3に関しては、想像の余地がたくさんありますねえ・・・
(1999年06月28日 月曜日 12時48分47秒投稿)