面白い図ができあがりましたので、載せておきます。全国平均の一世帯あたりの二酸化炭素排出量(月別)です。これから、電気、ガス、灯油が暖房に使われているのがよくわかりますね。夏にピークがあるのは電気とガソリンですが、ガソリンはドライブによる旅行か帰省のためでしょう。電気がちょっとピークとなっている分は、およそ2割程度となっていますから、これが冷房の分と考えてもいいのかもしれません。(多少は子供が学校に行かないために余計に使っている分もあるかもしれませんが)
季節変動を引き起こす要素としては、給湯が大きく効くこともあります。ガスなどは夏が一番少なくて緩やかに秋から上がっているのは、水温が下がってきていることが考えられるんでしょう。もしくは夏は水風呂のほうが気持ちがいいというわけですね。
灯油は暖房なのでしょうが、10月ころから上昇を始めていることもあり、比較的寒い地域で使われている様子がうかがえます。
各家庭でも1年間を通して消費量をチェックしてみると、意外とよくこうした分布が出てきて面白いですよ。
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