ひのでやエコライフ研究所  かんきょうもんだい一日一言

 ECOクレジット at J&P

1999年6月28日
  夏のボーナスの時期なんでしょうか、各地の電気屋からダイレクトメールがいろいろと届きます。紙の無駄という点と、どうも買う気にさせられてしまう、という2つの点から害があるのですが、残念ながらついつい開いてしまい「なるほど言い商品がそろっているんだな」とそそのかされてしまいます。

 しかしボーナスなどには縁のない私は、今回は毅然とした態度でキャンセルします。今より4倍早いマシンが出ていると言われても、現状のパソコンで十分機能していますし、「これがないと不便だ」という機器も少ないような気がします。
 アメリカでは家庭向けのパソコンの普及もひとだんらくしたようで、「家庭では団らんを重視する」という方針から、設置はしているものの、あまりインターネットを使っていない家庭も多くなってきたようです。そろそろ日本も「まあインターネットもこの程度か」といった認識が広まってくるのでしょうかね。

 今回のダイレクトメールの中で面白かったのは、地球にやさしい省エネ家電が低金利でお買い物いただける「ECOクレジット」という制度です。場合によっては金利が、通常の半分以下になるんですね。
 
支払い回数 6回 10回 12回 24回 36回
ECO顧客金利 3.5% 4.4% 4.8% 10.25% 14.5%
通常金利 5.0% 8.0% 10.0% 18.0% 24.0%

 なお、「当社指定機種に限ります。店頭のエコクレジット対象製品マークが目印です。」という条件があります。

 これが省エネ型ですよ、と宣伝するだけでも意味があると思うのですが、ここまでやってくれるとはなかなか気合いが入っていますね。(どこからお金が出ているのか、どう利益に結びつくのか、つい詮索してしまうのですが・・・・・よくない癖ですね)
 まだまだ省エネ型機器は値段が高いですから、こうした後押しはずいぶん助かると思います。CASAでも、省エネ機器が売れるためにはどのような政策が必要かを検討してきたつもりですが、これは気が付きませんでした。世の中は、思っている以上に環境のことを真剣に考えているようです。

 

この内容に関してのお問い合わせは鈴木まで。お気軽にどうぞ。

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