第二回倶楽部24B1(E)リーグ 第六局

 

 先手 takuro四段 vs 後手 CAMEL

 

6戦目はtakuro四段との一戦。

確か,私より年は半分位だったと記憶している。

しかし,将棋はかなり強い。

先手,57銀左の急戦の出だし〜38飛と鷺の宮風。 そこで後手の私も45歩と角交換

を誘い,先手は飛を28に戻し,37桂と活用を図る。

そこで私は,54角(下図)と76の歩取りに筋違い角を放つ。

ここで,先手,力強く受けの手を指す。

(後手54角まで)

先手は77玉とあくまで歩を取らせない指し手を選ぶ。

それを受けて,私も64歩〜74歩〜73銀〜飛を7筋に持っていき玉頭を狙う。

先手も11角から銀得に成功し有望な局面だが,後手も急所に駒を結集しなんとか

攻め合いを目指す。

悪いながらも,下図では,何か手がありそうな気がしたのだが…・・。

(図は先手23歩成まで)

上図で私は46歩〜66銀と攻めるが76金右とかわされ,なかなか攻めきれない。

局後,Takuroさんはここで単に66銀を気にしてようです。

同金に79角〜46歩というもの。

今でも ここでの最善手はわからない。 何かありそうで,実は何もなかったのかも!

以下,私は攻めるも,先手の堅実な受けに合い,切れてしまった。

74歩(下図)と銀取りに歩打ったこの局面から,一気にtakuroさんの攻めが始まった。

(後手74歩まで)

 

図からは先手84歩と急所に歩を打つ。

以下 同歩 83歩 73玉 82銀 83玉 84銀…。とすすみ以下即詰みに討ち取られ

THE ENDとなる。

序盤で飛を右に展開というCAMEL好みの指し方だが,やはり銀損は大きかった。