第五回あゆみ杯決勝トーナメント一回戦

 

先手 知恵の輪8級 vs 後手 CAMEL四段

 

いよいよ決勝トーナメントの始まりである。

Aリーグで準名人に負けたところで,予選落ちと思っていただけに,まだツキは残っている

ようだ。

さて,決勝トーナメントであるが,第2回大会の時に思ったことであるが,このトーナメント

に出てくる級位者は,強い…のである。

また,立場上(A組代表)決勝までは負ける訳にはいかない。

さて,将棋は先手知恵の輪8級の左美濃に私(後手)の四間飛車である。

私は,対左美濃,特に天守閣美濃には,陽動居飛車にすることが多い。

図は先手,後手に陣形の乱れをついて,早速45歩と仕掛けてきたところです。

私はここから,攻め合いを目指します。

(図は 先手45歩まで)

後手(私)の指した手は,74銀です。

私は,飛車を8筋に展開し,玉頭に狙いを定めます。

そして,角交換を果たし,先手が同玉として,下図です。

後手も,歩切れなので,46飛と先手の飛車に捌かれると苦しくなります。

(図は先手 88同玉まで)

ここで後手(私)は47角と飛車の捌きを防ぎつく,69の金を攻めます。

そして,下図では,後手と金を作って少しいいと思ってました。

しかし,油断はできません。 後手玉もかなり薄くなってます。

次の一手で,少し自信がでてきました。

(図は先手 86同歩 まで )

 

私(後手)は 43歩と指しました。

そこまで,慎重にするか! と思われるかも知れませんが,単に57とは41飛成と

ダイレクトに飛車に進入されては,後手もあぶなくなりそうです。

実戦は,と金も58に進み,なんとかそのまま押し切りました。