第五回あゆみ杯決勝トーナメント準々決勝

 

先手 yama初段 vs 後手 CAMEL四段

 

準々決勝はyama初段との対戦です。

yama初段とは,第2回大会の時も,決勝トーナメントであたり,かなり苦しめ

られました。

そして今回もまた……。

後手(私)の四間飛車に先手53銀右の超急戦です。

先手45歩と,厳しく開戦してきます。

(図は 先手45歩まで)

後手(私)の指した手は,55歩です。

ここは,どう受けるのが最善かわかりませんでした。

振り飛車ではよくある,『困ったときの55歩』の格言に従って55歩と突きました。

(そんな,格言知らないって! )

55歩以下,44歩 同角 24歩から大捌きになり,下図になりました。

そして43歩と嫌みに,歩を垂らしたところです。

ここでは,いい勝負と思ってました。

しかし,次の一手がわかりませんでした。

私は,この手が悪いなら仕方ないと開き直って次の手を指しました。

つまり,一手先しか読んでなかったてです。

(図は先手 43歩まで)

後手(私)は33桂と指しました。

この桂を捌いて,悪かったら仕方ないと開き直りました。

直後の34歩が気になりますが,45桂と捌ければなんとかなるのでは????。

本譜も,33桂以下 34歩 45桂 33歩成と進みました。

ここで迷いました。同飛か37桂成か!

結局 同飛と取り, 22飛成 43飛 46銀 56歩 44歩 同角 同角 同飛 35角

と進んで下図です。

ここでは,いい勝負と思っていました。というよりは次の一手があるので少し

後手(私)がいいのかなあ!と思っていたのですが…!(実際はどうなのでしょうか?)

(図は先手 35角まで )

 

私(後手)は 53角と指しました。

44角なら同角が味がいいような気がしていました。

53角以下,33竜 43歩 66銀 53歩成以下 難しい局面が延々と続き

下図になります。

この辺は,後手の攻めが続き少しいいと思ってましたが,先手の次の手が

勝負手です。

(後手 57歩まで)

先手は47角と打ちます。

以下,58歩成 29角 77銀と予定通り進みましたが,77銀と打った瞬間

自分の錯覚に気付きました。

77銀に同角 同桂成 同玉 69と金と進み勝ちと思ってたのですが,その瞬間

83角成の筋に気付きました。

ここで急遽予定変更を余儀なくされ,泥試合になりました。

実戦は77銀以下 同角 69と 同玉 77桂不成と進みました。

その後,お互いに時間に追われ結局,yamaさんの時間が切れ投了となりました。

下図がその最後の局面です。

まだまだ,先は長かったかも!

(図は後手29金まで)