第五回あゆみ杯Aリーグ 第一局

 

先手 とうしろ五段 vs 後手 CAMEL四段

 

Aリーグの初戦は,とうしろ五段とであった。

とうしろ五段とは,初めての対局であり,どういった棋風なのかは全然知らなかった。

この将棋は,私の四間飛車にとうしろ五段の超急戦右四間となった。

こんなに早く仕掛けられた右四間は,初めてであった。

下図は,先手 2五桂 2ニ角 4五歩と仕掛けたところだ。

いつもは,2五桂に2四角とあがるのが多いが,5四に銀がいないので事情が違う。

(図は 先手(とうしろ五段)が 4五歩まで

 

45歩以下 同歩は 22角成 同飛 45銀で自信がなかったので,

54歩と 私も(後手)も変化にでる。

45歩,54歩以下 44歩 同角 同角 同銀 43歩 同飛 22角 35歩

11角成 で下図である。

ここでの次の一手は,対右四間の41金型では常套手段である。

(図は先手1一角成まで)

図11角成以下

次の一手は31金と寄る。(先手で21馬と寄られてはたまらない)

31金以下 12馬 36歩 同歩 37角 49飛 26角成 と進みます。

途中,銀損から瞬間飛損となるが,先手の飛が捌けず,いい勝負だったと思う。

お互い,と金を作り合い,局面は終盤である。

このまま62金をくっては,後手負けである。 しかしこの局面になれば私は,

勝てると思っていた。 次の一手で,勝ちを確信できた。

実際このあと5手で先手の投了となった。

(図は先手 6九同玉まで )

 

次の一手は66桂です。

これは同歩の一手ですが,そこで67金がピッタリで以下 77馬 59飛と打って

先手投了となりました。