第五回あゆみ杯Aリーグ 第十ニ局

 

先手 CAMEL 四段 vs 後手 かつら 三段

かつらさんとの対局も,途中サーバーダウンがあり,日を改めて再対局(途中から

指し直し)となった。

私の藤井システム風の駒組みから,うまく仕掛けられず,持久戦模様になる。

下図,45歩の取り込みが気になっている局面.今77歩成ときた下図での

先手の一手が,あまり評判がよくなかった。

(図は 後手77歩成 まで)

 

先手の次の一手は 61馬です。

ここは同桂とすべきだったか!

61馬以下:78と 72馬 93角 51飛 45歩 35銀 同金 同歩 46歩

同金 に76飛とかつらさん(後手)が馬金両取りをかける。

ここでは,自信ない局面がずっと続いてるが,76飛では53角成で悪いと思って

いたので76飛は,考えてなかった。

両取りとはいえ,これは何とかなるかも!という気になってきた。

 

(図は後手 76飛まで)

 

先手の次の一手は,62馬です。

金は取られても,飛が中段にいてはそんなに働かないのでは!

62馬以下 46飛 47歩 66飛 44馬(この馬が捌けたのは大きい)

42銀 81飛成 43銀引く で下図である。

ちょっと前まで自信がない将棋だったが,この局面は少し期待がでてきた。

皆さんはこの局面をどう判断されますか。

この局面は銀桂交換の駒損ながら先手も大駒が働き,指せるのでは・・・・。

しかし! ここでの次の一手が,敗着である。(と私は思っている)

ホント!ひどい手を指したのである。

 

(図は後手 43銀引くまで )

 

先手は 43同馬と馬をきって寄せにいきました。

以下:同銀に24歩と攻めますが,その後,後手の36歩の攻め合が厳しく

23歩成 37歩成 同金 68飛成 38金 57角成 17玉 35馬 24銀打

38龍 同銀 16金 同玉 25角 17玉 16金 28玉 26馬以下後手の

勝ちになりました。

上図での,43馬が攻めを急いだ失着である。

上図以下 55馬と引き 一歩入手し,もし68飛成なら24歩 44歩 23歩成

同銀 24歩と 歩での攻めが続きそうだ。

55馬は第1感だったが手順に飛を成られるのがいやで,この順を見送ってしまった。

後手も飛は逃げないなら,まだまだこれからの将棋だと思う。

これで3敗目を喫し,もう決勝トーナメントはあきらめてしまった。